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特別収容プロトコル: SCP-8992は財団職員であるため、オブジェクトクラス “Radix” に分類されています1。SCP-8992は現在、その異常性に汚染された財団職員によって許可なく無力化されるリスクに晒されています。影響を受けていないサイト-216職員は、潜伏中のSCP-8992の保護を命じられています。現時点では、異常性に汚染された人物らへの致死的な武力の行使は許可されていませんが、随時検討中です。前サイト共同管理官 カミングスからのあらゆる指令は無視しなければなりません。
現在の状況が解決するまで、サイト-216の運営機能は大幅に縮小されています。SCP-8992に関連しない研究及び任務は、他のアノマリーの収容に不可欠なものを除いて、全て中断されています。長期的な収容計画の見通しは現在立っていません。
説明: SCP-8992は27歳の財団次席研究員 エズラ・ヨハンセンです。SCP-8992は6月23日に原因不明の異常性を発現させました。SCP-8992の異常性は、一部の人物がヨハンセン次席研究員を死体と見做すというものです。汚染された人物はいかなる反証も認識しないか、或いは否定します。
- 汚染影響者は、発話や書面も含めて、SCP-8992のあらゆる意思疎通の試みを知覚できないようです。
- SCP-8992の移動は知覚されないか、非影響者による補助の結果であると認識されます。
- SCP-8992の生命反応の証拠は、しばしば怒気を含む攻撃的な態度で否定されます。
- 汚染影響者は、SCP-8992に関して非影響者が取った行動も含めて、関連する出来事を誤って記憶する傾向を示しています。
SCP-8992に対して実施された全ての医学的検査は、SCP-8992が死体ではないという説を裏付けます2。SCP-8992の安全と健康を脅かす恐れがあるため、検査は中止されています。詳細は以下の時系列を参照してください。
全ての人物がSCP-8992の影響に脆弱であるわけではありません。サイト-216職員の推定52%が影響を受け、ヨハンセン次席研究員を死体であると認識しています。この推定値は信頼できません – 現在、一部の職員はSCP-8992を死体であると見做しつつ、影響を受けていないと主張して“死体”の破壊の支援を試みていると考えられています。3
事件の時系列:
日付 | 事件の説明 |
06/23 | 異常性が発現し、サイトの食堂で揉め事が発生する。精神的苦痛を受けたヨハンセンは、その日は影響を受けなかった同僚の部屋に引きこもり、同じ理由で欠勤する。 |
06/24 | ヨハンセンはサイトの保養所で水泳をしようとする。汚染職員が衛生上の懸念からヨハンセンの存在に苦情を申し立て、非影響職員との間で激しい口論が勃発する。ヨハンセンはその場から立ち去る。 |
06/25 | ヨハンセンは職務に復帰し、自らの業務が他の職員に再割り当てされていることに気付く。彼は1人の非影響職員によって支援される。寮に戻った際、彼は自室から私物を運び出していた用務員チームとの格闘沙汰を起こす。 |
06/26 | サイト-216共同管理官 エリナー・キャメロンとナイジェル・カミングスが会議を開き、当該アノマリーについて議論する。カミングスが異常性の影響を受け、ヨハンセンは死体であるという誤った認識を抱いていることが判明する。 |
06/27 | キャメロンは、カミングスと他の汚染職員にヨハンセンが生きていることを証明するための実験を手配する。当時の動画の書き起こしは以下の通り。 |
サイト-216、医療棟。カミングス管理官が入室する。ヨハンセンは不安げな様子で医療担架に横たわっている。心電図装置に接続された電極パッドが、ヨハンセンの胸部に取り付けられている。キャメロン管理官がヨハンセンの隣に立っている。 キャメロンは医学的検査 – 血液分析、脳スキャン、反応性検査など – の結果をカミングスに提示する。これらはヨハンセンの生存を決定的に証明している。 検査結果は全てカミングスによって退けられる。キャメロンとカミングスの間で口論が発生する。ヨハンセンは心電図パッドを装着しているため、担架に横たわったままであり、身動きして会話に加わることができない。 キャメロンはヨハンセンの心拍数を表示する心電図モニターにカミングスの注意を向ける。口論は激化する。カミングスはメスで武装し、ヨハンセンに歩み寄る。ヨハンセンは動揺する。 キャメロンはカミングスの身体を掴もうとするが、それによってカミングスはバランスを崩す。彼は前のめりに倒れ込み、メスがヨハンセンの右手親指を切断する。 ヨハンセンが悲鳴を上げる。彼は心電図装置との接続を断ち、部屋から逃走する。キャメロンが後を追う。この事件の直後、キャメロンとカミングスの双方が、サイト全体に向けて、相手の権威を否定し、自らがサイトの唯一の指導者であると主張する内容の声明を発表する。4 |
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06/28 | カミングスは汚染職員に対し、各部屋を回ってヨハンセンを捜索するように命じる。身体的暴行が発生し、正常な職員とアノマリーに影響された職員の間で対立が深まる。 |
06/29 | サイトは監督評議会によってレッド・レベル隔離下に置かれる。 |
06/30 | カミングスは全ての汚染職員にヨハンセンの破壊指令を発令する。キャメロン管理官は、失脚したカミングス元管理官の予測不可能かつ敵対的な行動に対処するため、サイト兵器庫の封鎖を開始する。 |
07/01 | ヨハンセンの防衛を支援するため、非影響職員がサイト全域でバリケードの設置を開始する。 |
随時更新予定。状況は現在も進行中。
補遺001: SCP-8992 インタビューログ
序: 以下のインタビューは、ヨハンセン自身の回想と、SCP-8992が彼に及ぼした心理的影響を記録するため、サイト共同管理官 キャメロンによって手配された。
[ヨハンセン次席研究員がインタビュー室のテーブルに着席し、キャメロン管理官と向かい合う。彼の右手には包帯が巻かれている。]
キャメロン: さっきあんな事が起きたばかりですが… 本当に今日インタビューを受けたいですか、エズラ?
ヨハンセン: だ- 大丈夫だ。俺の名前はエズラ・ヨハンセン次席研究員。財団のサイト-216に、6年前から雇用されている。6月23日、俺はアノマリーになった。俺自身は変化を感じなかった。当時俺はサイトの食堂でテーブルに座ってた… そしたら急に周りの奴らが叫び始めたんだ。
キャメロン: 何のために?
ヨハンセン: 医療援助を求めていた。俺の医療援助をだ。一緒に座ってた奴らの半数は – 友達だ、財団に入って以来知り合いだった同僚たち – あいつらは俺が死んだと思っていた。
[ヨハンセンは興奮してテーブルを拳で叩く。]
ヨハンセン: 残りの半数、つまりキャメロン管理官、あんたみたいな人たちは、俺がどこからどう見ても死んでないのを理解してた。誰かがやって来て、俺を床に押し倒し、胸を圧迫しようとした。痛かった。すごく痛かった。別な誰かがそいつを引き離して、そこからはもう、荒れる一方だ。奴らは話を聞いてくれない。俺の話も、あんたの話も、誰の話もだ。あんたが腕を掴んで、影響されなかった人たち – 幸い今も影響されてないな – と一緒にあそこから俺を引っ張り出してくれた。
キャメロン: ただ… そこから状況は悪化しています。
[ヨハンセンは手の包帯をほどき始める。彼は涙をこらえる。]
ヨハンセン: 奴らが俺にやったことを見ろよ。指を切り落とされたんだぞ。俺はカミングス管理官が好きだった、クリスマスパーティーでは隣の席だった。でも… 奴は俺を傷付けた。大怪我を負わせやがった。
キャメロン: それと、今日の出来事を話すべきだと思います。起きたことを記録に残すべきです。
ヨハンセン: あの日以来、俺は身を隠してる。もっと正確に言えば、あんたたちが総出で俺を匿ってくれてる。でも今日、俺は信用できる奴を2人連れて売店から帰る途中だった。行くべきじゃないってのは分かってたが、甘いもんが食べたくてたまらなくて、何か気分転換が必要だったんだよ。ところが、他のグループに見られちまった。誰かが“あれを見つけたぞ!”と叫んだ。あれ。あれだとよ。気が付いたら俺は走ってたが、遅すぎた – 追いつかれて悲鳴を上げてる俺を、奴らは引きずっていった。俺はもうひたすら叫び続けたが、何しろ相手の数が多すぎた。そして、何処に俺を連れていく気なのか悟った。火葬場だ。奴らは俺を焼き殺そうとしたんだ、エリー。俺を生きたまま燃やすつもりだったんだ。
キャメロン: エズラ…
[キャメロンは立ち上がり、テーブルを回り込んでヨハンセンに近付く。彼女は前屈みになり、彼を抱き締める。]
ヨハンセン: でもあんたが、他の人たちと一緒に、俺を見つけてくれた。本当に助かった、ギリギリのところだったよ。でもこんなの、いつまで耐えられるか分からない。
[ヨハンセンは泣き始める。涙でキャメロンの肩が濡れる。]
キャメロン: 大丈夫ですよ。今日はここまでにしておきましょう。出ましょうか。
[キャメロンはヨハンセンを抱き締めたまま、椅子から立ち上がるのを補助し、彼を部屋から連れ出す。]
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任意A任意B任意C- portal:2375337 (14 Dec 2019 13:57)
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