リサコン下書き「窓口」

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは現在サイト-81██にて収容されています。収容室はSCP-XXX-JPが突き破れない強靭な素材で構成されます。収容室には窓枠を模したものを用意し、SCP-XXX-JPを擬態させた状態を保たせてください。擬態を解くと壁を突き破ろうとします。接触を避けてください。投影イベントを記録するため収容室にはカメラが設置されています。

SCP-XXX-JP-aは標準人型収容室にて拘束された状態で収容されています。移動行為を阻止するため両足は切断されています。SCP-XXX-JPの担当職員によるインタビューや調査が許可されています。

説明: SCP-XXX-JPはガラス製の窓と一致した外見の殻に擬態することのできるフジツボ亜目(Balanomorpha)に分類される生物実体です。体長はおよそ2.5m程で、外殻の縁を窓枠に、楯板・背板をそれぞれガラス部分に擬態しています。SCP-XXX-JPが擬態している窓の外の景色は擬態した時点での平面的な静止画となります。SCP-XXX-JPの裏側は周囲の壁面に擬態していますが、不自然に壁が盛り上がっているので判別は容易です。

SCP-XXX-JPは海に面している地域に存在する建造物において、その壁面に設置されている窓が破壊されSCP-XXX-JPが外側から突き刺さり擬態します。変化の瞬間、壁面の損壊及び飛び散った窓の破片はSCP-XXX-JPに癒着する形で修復されます。出現する場所は路地裏などの外部から目立ちにくい場所が大半を占めますが、逆に衆目を集めるような場所に積極的に出現した事例も確認されています。SCP-XXX-JPの質感や構造に直接の異常は見られず、通常の手段では非異常の窓と区別することはできません。

SCP-XXX-JPは閉鎖されている間、不定期に自身の窓ガラス部分に映像を生成する「投影イベント」を発生させます。生成される映像は概ねその窓から観測できる通常時の景色を模倣していますが、景色内に本来存在しないはずの物体や動物、現象などの要素が新しく追加されています。イベント中、投影される要素に対応する音や窓ガラスの震動が観測されますが、映像内でどのような事象が発生していた場合でも、SCP-XXX-JPがそれによって損傷を負うことはありません。イベントの発生から時間が経過するか、SCP-XXX-JPが解放され内部からSCP-XXX-JP-Aが出現することでことで投影イベントは終了し、SCP-XXX-JPは通常時の状態に戻ります。

SCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JP内部に存在するフジツボにおける蔓脚に相当する複数の触手です。
開放と同時に、SCP-XXX-JPの周囲3mに存在する人物は、SCP-XXX-JP-AによってSCP-XXX-JP内部に引き込まれ捕食されます。捕食を終えた後にSCP-XXX-JPは脱皮してその場を離れます。抜け殻は非異常の窓と同様に機能します。

捕食後、SCP-XXX-JPは海水と同じ成分1の液体を排出します。この液体はSCP-XXX-JPに捕食された被験者1名につき40リットルほど排出され続けます。この液体は表面張力が非常に強く物質に浸透しません。他の液体と混ぜ合わせると成分が海水と同様のものになります。現在はおよそ2トン程財団で保管されています。

SCP-XXX-JPは小型の実態であるSCP-XXX-JP-aを自身の周辺の有機物の上に生成することが可能です。SCP-XXX-JP-aによって覆われた生物は自身がSCP-XXX-JPであるかのように振舞います。この生物が終了されない限り、SCP-XXX-JPは新たにSCP-XXX-JP-aを生成することができません。

補遺: SCP-XXX-JPの出現と被害は以前から確認されており、██県██市の湾岸部での建造物の破壊と行方不明者の急増から出没地点が特定されました。
機動部隊い-5("口封じ")による活躍によりSCP-XXX-JPは鎮圧され収容することに成功しました。隊員のうち6名が捕食され、1名がSCP-XXX-JP-aに覆われSCP-XXX-JP-a-1として現在収容されています。

対象: SCP-XXX-JP-a-1
インタビュアー: 睦博士

付記: インタビューは収容後対象を拘束して行われました。

<録音開始,>

睦博士: 対象、SCP-XXX-JP-a-1に対しインタビューを開始。

SCP-XXX-JP-a-1: [不明な言語]

睦博士: こちらの言語が理解できるか?

SCP-XXX-JP-a-1: [不明な言語]。なるほど、発話はこうか。

睦博士: 理解できるようだな。いくつか質問をさせてもらう。

SCP-XXX-JP-a-1: いいだろう。

睦博士: 自分のことを教えてくれ。

SCP-XXX-JP-a-1: 我は海洋臣閣下から命を与えられし尖兵バラノモーファ。今はこやつの体を乗っ取っている。

睦博士: 海洋臣とはなんだ?

SCP-XXX-JP-a-1: 口を慎め!総帥様は我らの主、海を統べる王、気安くその名を口にするな。

睦博士: 目的はなんだ?

SCP-XXX-JP-a-1: 目的。我らの使命、それは我らの領域を増やすこと。

睦博士: 侵略ということか。

SCP-XXX-JP-a-1: 大地を削り、水を生み、陸の泡沫を根絶やしにする。

睦博士: そんなことはさせない。

SCP-XXX-JP-a-1: 我の分体を捕らえたからといっていい気になるな。こちらには人質がいる。こいつを生かすも殺すも我の手中にある。

睦博士: 私たちは彼はもう死んでいると判断している。その手には乗らない。

SCP-XXX-JP-a-1: ふん、薄情な者共め。しかし、我の本体が貴様たちを屠るのも時間の問題だ。我の中で溶かされ、海の一部になるがいい!

睦博士: [沈黙]

SCP-XXX-JP-a-1: [笑い声]

睦博士: インタビューを終了する。

<録音終了, >

終了報告書: SCP-XXX-JP-a-1はSCP-XXX-JPの現状を把握できていないようです。

収容中のSCP-XXX-JPの投影イベントにて欠損のないSCP-XXX-JP-a-1が確認されました。SCP-XXX-JPもSCP-XXX-JP-a-1の現状を把握できていない可能性があります。


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