このページの批評は終了しました。
新しい漁業の形、提供致します!

SK7-Iws、栽培イメージ
スターゲイジーシード
品番 | 型番 | 魚種 | 個数 | 価格 |
---|---|---|---|---|
う-M-2059 | SK7-Aj | アジ | 10粒 | 1 |
う-M-2059 | SK7-Iws | イワシ | 10粒 | 1 |
う-M-2059 | SK7-Ama-D | アマダイ | 10粒 | 1 |
う-M-2059 | SK7-Snm | サンマ | 10粒 | 1 |
う-M-2059 | SK7-Sab | サバ | 10粒 | 1 |
※その他の種は別紙をご確認ください。
特徴
- 魚類と植物のハイブリッド技術で、魚の栽培を実現。
- 漁業を農業に変えるイノベーション。
- 簡易な土壌さえあれば、船の上でも陸上でも魚が手に入ります。
- もう、水質汚染や危険生物に悩まされません!
仕様
- 植物のように土に種を植え、水をかけるだけで育ちます。
- 水の塩分濃度が高くても問題なく成長しますが、海水を利用する場合除染してからご使用ください。
- 栽培のための設備は各自でご準備下さい。汚染されていなければどのような土壌でも栽培できます。
- 成長には個体差がある場合がございます。
説明書: う-M-2059"スターゲイジーシード"は1990年代に一度とん挫した研究を、2020年に完成させた新時代のシーフードです。魚類と植物のハイブリッドな性質を持ち、栄養満点で美味しく食べられる魚と、手軽に大量に栽培することができる作物のいいとこどりとなっております。
この種子を土壌に植えることで、稚魚が発芽、成長していき、新鮮な魚が収穫できます。適度に水をやることで5日程で収穫が可能です。触ってみて身がパンパンに詰まっていれば収穫の目安です。
お好みの方法で召し上がった後は、頭部をそのまま土壌に植えてください。眼球部が胚、その他頭部が胚乳の役割を担い、種子として機能します。
使用上の注意
上記の部分を残さないと連作することができません。調理時に頭部が焼けたり、破損したりしないように、頭部を落としてから調理するようにしましょう。
無くなった場合は新たに購入し直してください。
また、汚染された海水を利用すると作物が見えなくなったり、毒性を持ったりするので、必ず除染をするか無害な水をご利用ください。
- 現在は小型魚のみの取り扱いです。大型魚は現在鋭意開発中です。

担当者コメント
当製品は1990年代にある程度の形にはなっていましたが、需要がなく完成せずに一度閉じられた研究でした。しかし、この度地球を覆い尽くしたこの海にて広がった、深刻な海水汚染による致命的な漁業への打撃を見て、またこの成果が日の目を見ました。
う-M-2059"スターゲイジーシード"という名前は、学生時代に留学していたイギリスで見た「スターゲイジー・パイ」からきていて、当製品のシンプルな見た目の由来にもなっています。いやはや、過去の研究成果がこうやって皆様の役に立つことになるのは、非常に喜ばしいですね。
──元Dエリア第3研究所 ハイブリッド生物研究主任 波崎 契介
≪波崎主任の実績紹介≫
1975年 - ████████大学卒業。日本生類創研入所。
1977年 - 動物と植物の合成に成功する。
1985年 - ハイブリッド生物研究部署設立。
1986~90年 - 当製品の原型を作成。
2020年 - "スターゲイジーシード"開発。年度最優秀研究者賞受賞。
お客様の声:
- 漁の職を失っていましたが、この新しい形の漁業に賭けてみようと思います。 ──元漁師 54歳男性
- 魚がいないとこちとら死活問題ですから、ありがたい。大型魚も期待しています。 ──寿司職人 男性
- 汚染が心配で魚が食べられずにいましたが、これなら安心ですね。──年齢非公開船員 女性
- 新鮮な魚が食べられるなら、対価なんて安いものだ。 ──年齢非公開 男性
!
警告
天地無用
成長途上のう-M-2059が海を認識すると、海へ飛び込むなどの想定していない挙動を起こす場合がございます。必ずう-M-2059が空を見上げる形で栽培してください。頭部を逆さまに植えたり、異常な手段で天井に畑を設置しないよう注意してください。
購入方法のご確認
さすがにお分かりかとは思いますが、誤解が数件発生したためご確認ください。
昨今の海面上昇により、文明はほぼ崩壊し貨幣の価値は失われています。
価格表の数字は、当製品と生物資源を交換させていただく数量を表しています。1単位、健康な1生体です。生物資源は当研究所の研究開発に利用させていただきます。
1円を持ってきて頂いても困ります。
ご購入の際は「海ノ鳥アマノトリ丸1」まで生物資源の方を連れてお越しください。
- portal:2369961 ( 22 Jun 2018 15:30 )

ルーキーコンテスト参加予定の二重の故郷と日本生類創研のGoIフォーマットの記事の下書きです。
ご批評お願いします。
型番の末尾記号は頭文字が大文字の方が嬉しいですね(何が嬉しいかというと、まず、見やすいです。また、アミノ酸やタンパク質や遺伝子を略記で書く際先頭を大文字にするケースがあるので、生物学者としての美的感覚を有するニッソ職員ならそうする気がします。)
「二重の故郷」世界における土の入手性は疑問点です。何か補足してもいいかもしれません。。
こういう極限世界の話ですから、栄養もアピールした方がいいですね。
「詰まっていれば」とした方がいいかと思います。
文が変ですね。「眼球部が胚、その他頭部が胚乳の役割を担い、種子として機能します。」みたいな言い方はどうでしょうか。
調理時に頭部が焼けたり、破損したりしないように、頭部を落としてから調理するように〜といった注意書きをいれてもいいかもしれません。
スターゲイジーパイが由来、ということでしょうか。主語が若干わかりにくいので文を少し変えてもいいかと思います。
スシブレと闇寿司のリンクが交互だとあまり良くないです(4種のリンクがあるかと勘違いしました)。前後できっぱりと分けていいと思います。(勝は病院で寝たきりなので普通に死んでそうな気も…闇はなんだかんだで生き残っててもおかしくないと思います)
生物資源の1単位がどの程度なのか、説明を入れた方がいいかもしれません。
船の名前…https://ja.wikipedia.org/wiki/Category:%E7%A5%9E%E8%A9%B1%E3%83%BB%E4%BC%9D%E8%AA%AC%E3%81%AE%E8%88%B9
この辺が参考になるかもしれません。個人的には、GoI-JP同士のコラボですし、日本神話からとって天鳥船をもじった名前を推したいですね。
拝読いたしました。ビジュアルもさることながら、カノンの設定を活かしたアノマリーの立ち位置、オチの付け方など、今からでもルーキーコンテスト優勝を狙える逸材だと感じました。脱帽です。
そのうえで一点、この製品は常識的にも真水を与えて育てるんだなと思っていたんですが、
下線部のような書き方だと、まるで汚染されていない海水は利用されているように聞こえ不自然に思いました。スターゲイジーシードが海水でも育つ場合はその旨を追記するか、真水でしか育たない場合は、「注意:海水を淡水化しだけでは除染されていません」のように書くとよいかもしれません。あまりに細かい指摘ですが、一助になれば幸いです。
面白いですね、なんか親近感が湧きます。UV
<批評>
ことで、が繰り返されていることに違和感を感じます。
リンク先の作品が二重の故郷の作品では無いのでこじつけ感があります。
語尾は違うものにした方が良いと思います。
この批評が役に立てば幸いです。
ご批評ありがとうございます。
皆様ご批評ありがとうございます。
変更点、改稿など行いましたので、再度見て頂けると幸いです。
また、「お客様の声」と「オチ」の間に「警告」を追加しました。こちらもご批評お願いします。
以上、よろしくお願いいたします。
海ノ鳥丸、かなりいいと思います。
警告についてですが、逆さまに植えると「海を認識する」と言う点が若干疑問です。船上での栽培を想定していると思いますが、船の床が透けているとかでない限りは資格で海は見えないのではないかと思います。
ありがとうございます。
船の名前はこれでいこうと思います。
警告の内容はちょっと検討しますね…
警告の内容なのですが、現状オチがオブジェクト独自のものではなく、二重の故郷の世界であるからおこるものになってしまっています。
ですので、警告にああいった内容をかきました。
先のスポイラーにも記した通り、「海に還ってしまう」ことを表現したつもりです。
こちらは蛇足になっていますでしょうか?あった方がいい場合、表現を変えるべきでしょうか?
引き続きご批評よろしくお願い致します。
拝読しました。
画像のインパクトがまず良いですね。何で二重の故郷で魚を農業的に栽培する必要があるんだろうと思いましたが、その辺りの理由づけがきちんとされていて良かったと思います。最後の警告も個人的にはカノン特性が活きていて素敵に感じました。日本生類創研らしく生物を冒涜するような要素もあって好きです(ちょっと弱い気もしますが)。
冒涜の話で言うと、折角であれば「お客様の声」欄にもそういった生物観/倫理観の欠如があるとらしいかな、と思います。スシブレードというネタこそ混ざっていますが、現状まだまだ遊びに欠けるように感じています。こちらのような「売る方もおかしいけど買う方もおかしい」要素や、こちらのようなカノンならではのぶっ飛んだ要素がもっとあると良いように思います。