SCP-247-FR - サバに従うべし!(Deepl翻訳)

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スチュワート島で回収中のSCP-247-FR。

アイテム番号: SCP-247-FR

脅威レベル:

オブジェクトクラス: Hiemal1

特別収容プロトコル: SCP-247-FRは、サイト-ヘー-247にある3つのナポレオン2認定格納庫のいずれかに格納されるものとします。

サイト-ヘー-247は、SCP-247-FRから出現する可能性のあるGoI-842"ユニヴェルジル王国"からの攻撃に対処するために特別に建設されています。GoI-842の襲撃で格納容器が大きく破損した場合、襲撃を撃退した後、SCP-247-FRは2つ用意された交換用の部屋のいずれかに移動する必要があります。現在、SCP-247-FRから未知の人物は出現していません。

SCP-247-FRは、下顎の液面が常に平らで水平であるように、保持ロープによって格納室の中央で地面に対して保持されなければなりません。格納庫の床は、サイフォンシステムと容器に接続された収集グリッドで覆われています。このシステムは万が一SCP-247-FRに含まれる液体が流出した場合、元の液量に戻すために導入されたものです。

研究スタッフの承認なしにSCP-247-FRに立ち入った場合、人事処分を待たずに一時的に降格される場合があります。現在、SCP-247-FRに潜入できるのは潜水艇ランテルンのみで、他の水中生物の使用は禁止されています。

SCP-247-FR-GOUのある部屋には、探査員は一切立ち入ることができません。

説明: SCP-247-FRは、2000年06月02日にニュージーランド・スチュワート島のマオリ村の瓦礫から回収された成体のメスのシロナガスクジラの死体です(発見を参照)。SCP-247-FRは全長24メートル、重量1.7トンで、異常はなく、傷害の痕跡もありません。通気口、肛門、性器は砂や固形油の粒子でふさがれています。口の中には海水と油の混合物があり、その深さは下顎を超えません。ここからのみ、SCP-247-FR-1と命名された、SCP-247-FRよりも大きく、海水と油に沈んだ卵形の空間にアクセスできます。SCP-247-FR-1の探査が可能になったのは、2002年に、3つのパーツに分かれて潜水し、その後自動的に組み上がる潜水艇ランテルンの建造が完了してからです。すなわち、ランテルンはSCP-247-FRの口のサイズに邪魔されることなく、水中用機材を装着するには小さすぎるということもありません。

SCP-247-FR-1には、相当量の廃棄物が漂っています。最も多く見られるのは:

  • ガラス瓶
  • プラスチック片
  • タバコの吸殻
  • ポテトチップスや菓子類の詰め合わせ
  • ロープ
  • 漁網
  • ガソリン缶、オイル缶

また、少数ではありますが、環境関連の雑誌も見受けられます。現在発見されているものはすべて、既知の、すなわちすでに世界で発生している、あるいは未知の環境災害に関する記事と、エコロジー批判のパロディが含まれています。重要なのは、これらの記事が、既知の災害を実際よりもはるかに破壊的なものとして記述している点です。未知の災害については、他世界で発生していることが想定されています。

SCP-247-FR-1の内部に浮遊する雑誌の数は、時間とともに指数関数的に増えていくようです。2002年から2005年にかけて、発見された雑誌の数は平均30冊から75冊に増加したと推定されます。一方、最近の雑誌で紹介されている災害は、それまでのどの雑誌よりも体系的に壊滅的な被害を受けているように見えます。

2002年から2004年にかけて発見された雑誌の内容は、下表で簡易的に参照できます。

年度 内容
2002 発見された雑誌のページには、2018/01/14に発生した災害の様子が掲載されている。中国と日本の間でイランの石油タンカーが沈没し、その結果生じた油膜は4日間で101km2規模から332km2へ拡大した。災害の規模を考慮すると、現実には起こり得ない。
2003 見つかったページは、架空の災害あるいは別世界に起こった災害を紹介している。記事の著者は、宇宙ステーションに滞在していると推測される。かつて彼らが住んでいた惑星は、すべて森になっている。ステーションの窓から燃えているのが見えるようである。物理的に止めることのできないこの火災に対して、彼らの不満と恐怖が記述されている。
2004 発見されたページには、雨のように王冠が降り注ぐニューヨークが描かれている。人々は皆、その王冠に魅了され、自分が最も多く入手するために殺し合っていると推測される。

SCP-247-FR-1は、液体の量に比例してサイズが小さくなるため、SCP-247-FRの内部にエアポケットや水面を形成することは不可能です。また、最初に入っていた液体以外の液体を加えて、総量を増加させることも不可能のようです。それぞれの試行の度に、下顎の液水面が上昇し、液体が溢れ出していますが、元の液体を用いた場合は一度も同様の現象は発生していません。

SCP-247-FR-2と名付けられたSCP-247-FR-1の中心部は、厚い油膜に包まれドームを形成しています。この層は、既知の種類の光を通過させることが不可能のようです。また、SCP-247-FR-1内部に最初から存在した物体や生物が油膜を通過することは不可能であり、油膜の何処かに一定の法則に基づいて再浮上させられます。

分厚い油膜のドームに包まれているにも関わらず、SCP-247-FR-2内部は油分を混じえない純粋な海水で構成されており、自浄作用があります。水底は砂、岩、黄色く発光する種類不明の発光藻で構成されています。また、SCP-247-FR-2には新古典主義建築の劇場のような荒廃した建造物も存在します。両端に4つの古典的な劇場、中央に大きな円形の劇場があり、5つの上演スペースがあります。劇場には異常種のサバが生息しており、SCP-247-FR-MAQと命名されています。

SCP-247-FR-MAQ は、一般的なサバ(Scomber scombrus)に類似していますが、成体の平均サイズは50~60cm、体重は700~1200gで、ほとんどの個体が帽子を被っています(下図参照)。その帽子を被るために、実例は明らかに頭上に異常な水流を作り出し、常に頭蓋骨に吸着させておくことが可能です──すべての帽子は、魚の頭蓋骨に合うように整形されています。この生物は、暗闇の中で自らの進路を見つけるために、鱗を通して上記の藻類に匹敵する黄色い光を発する能力を持っています3。SCP-247-FR-MAQが発する光は、油膜ドームの光吸収効果による影響を受けません。これにより、サバは油膜ドームの中を泳ぎ、潜水艇ランテルンをSCP-247-FR-2に誘導することが可能です。これが、現在知られている4唯一の施設内への侵入方法です。したがって、SCP-247-FR-MAQはこれまでも探査員に対して非常に共感的で親切な対応をしてきましたが、この姿勢を変えないよう、良好な関係を維持することが重要です。

SCP-247-FR-MAQ群は、互いにコミュニケーションをとるために、異常言語"アクアメンタル"5を使用しています。SCP-247-FR-MAQ実例に関する情報のほとんどは、イノー博士とサルモン博士6がSCP-247-FRの研究への参加を許可され、その結果、通訳として探査隊に組み込まれた2014年に得られたものです。前者はアクアメンタルを用いて発話でき、後者はどんな言語でも完璧に理解可能です7

多くのインタビューや観察を行う中で、SCP-247-FR-MAQ群が社会として組織化されていることが判明しました。彼らは帽子を被る個体と被らない個体の2種類に分けることができます。帽子を被らない個体はもっぱら男性で、油膜ドームの監視やプランクトンの採集など、劇場の外で過ごすことが多く、偵察のような役割を担っています。それ以外の個体は、ほとんどの時間、劇場の中にとどまっています。彼らの唯一の目的は、劇場で最も人気のある帽子を手に入れることです。そのために、他の個体と帽子を交換する他、舞台を利用して何らかのショーを開催し、自身およびその帽子の人気を高めることで、観客個体を説得してより簡単に帽子を交換できるよう図ります。人気のある個体ほど、同じ帽子を被っている他の個体からの人気があります。複数の舞台でショーを開催する場合、実例が協力することもよく見られます。なお、SCP-247-FR-MAQ群は盗難という概念を理解していないようです。また、調査の結果、すべての帽子はもともと劇場の物置にあったもので、現在は空になっていることが判明しました。

劇場の端にある4つの部屋だけが使用中で、円形の部屋はすべてのドアが木の板でバリケードされており、立ち入ることができません。SCP-247-FR-MAQ群も近づくことを避けているようで、立ち入る意思もないようです。この部屋は他の部屋と違い、発光藻類があまり入り込んでおらず、暗闇の状態にあります。部屋中央のステージ上には、天井から垂れ下がる藻が作り出す光のシャワーの下、天井のフックに取り付けられたロープで吊るされた木製のマネキンが立っており、SCP-247-FR-GOUと指定されています。その体の何カ所かには、損傷した箇所や、大量の弾丸が埋まった箇所が見られます。SCP-247-FRは頭部の代わりに船舵が据えられています。詳細は補遺247-EN.02を参照して下さい。

2002年以降、ランテルンのレーダーシステムは、ランテルンよりもはるかに大きな未知の構造物を何度も検知しています。探査隊が接近を試みましたが、そのたびに海流が発生して押し流されています。これらの海流の異常性と構造物の大きさ、そして2000年にスチュワート島で発生した事件から、2003年から2015年まではGoI-842ユニヴェルジル王国所属の潜水艇であると推測されていました。この仮説は、探査隊による発見を受けて2015年に確認されました(補遺247-EN.03を参照)。

発見: SCP-247-FRは、2000年2月6日、偵察衛星スクラントンXIがニュージーランドのスチュアート島からいくつかの異常な現象を報告したことをきっかけに発見されました。現場には、かつてマオリ族が居住していた破壊された直後の村の廃墟と、その住人たちの遺体があり、いずれも体の複数箇所に大きな火傷や骨折が見られる状態でした。旧村から数キロ離れた農場で、無傷で発見されたのは40代の農夫、メーバラウ・シェラトンとホアニ・デイの2人だけでした。

二人ともサイト-アレフに移送され、インタビューを受けました。当時、自失状態にあったメーバラウ・シェラトンは、エージェント・セベストルの質問に答えることができませんでした。ホアニ・デイだけが応答できる可能性がありました。

インタビュー247-FR.01

対象者: ホアニ・デイ - δ

実施者: エージェント・シルヴァン・セベストル - γ

序文: 以下の会話は、もともと英語であったが、その場でフランス語に通訳したものである。

<記録開始>

γが部屋に入る。

δ: こんにちは…いいか、私はもう2時間もこの部屋で待っているんだ、何の情報もなく、自分がどこにいるのかもわからずにな。訛りからしてここはフランス語圏で、あんたはある種の捜査機関に所属しているのではないかと思うんだが、もう少し詳しく教えてくれ。

γ: 申し訳ないですが、デイさん、それは無理です。しかし、私の質問に答えれば、すぐに解放されます。

δ: 仲間の居場所を知るまではダメだ。ここに連れて来られた時、俺たちは別々だったな。あんたのやり方は理解できん。

γ: シェラトン氏は体調が悪く、医務室にいます。心配しないでください、彼は大丈夫です。またいろいろと考えるのは大変だと思いますが、リラックスしてください。早く終わらせれば、その分早くご友人と再会できます。

δはうなずく。

γ: ご理解頂き幸いです! ご存知のように、あなたの村は2月1日から2日の夜にかけて破壊されました。もう少し詳しく教えてください。

δ: あ…ああ、もちろん。あんたも言葉を慎まなくていい。これから俺が話すのは、みんなが死んじまったという事実と同じくらい重要なことだ。

一瞬の間。

δ: すべてがあっという間だった。俺たちがまだ村にいたとき、あの二人が森からやってきた。家の鍵を置き忘れちまったんで、メーバラウと一緒に農場に戻ることになったんだ。結局、村で起きたことはあまり見てなくてな…幸いなことに。

γ: 幸いなことに、そうですね。どのような人物だったのか、教えてください。

δ: 俺が見た限りでは、奴らは奇妙なスーツを着ていて、頭からつま先まで覆われていた。金属と布の両方でできていたな。ウールの一種、としか分からないが。

γ: なるほど。農場に到着したのは、あなたが爆発音を聞いた直後でしょうか?

δ: 実は、それ以上に気がかりがあってな。爆発音は聞こえなかったが、家族の悲鳴が聞こえてきた。その時、俺たちはまだ村のすぐ近くにいたんだ8

γ: なるほど、なるほど。あなた方の一人は、夜明けに村に行き、被害の状況を見に行ったのではありませんか9

δ: その通りだ。メーラバウの奴がな……あいつがあんなになっている理由は、あんたもよく知っているだろう。

γ: そうですね、確かに、あまり良い状態とは……。

δがγを遮る。

δ: あ、待てよ、もっと重要なことがある。村からの帰り道、大虐殺を見た後、メーバラウは、打ち上げられたクジラ10の小屋が開けられていると教えてくれたんだ。クジラは村から少し離れた浜辺に移されていた。その口のすぐ前で消えている足跡があったらしいんだが。

γ: ふむ。情報提供ありがとうございました。他に何か追加することはありますか?

δ : それだけだと思うよ。

<記録終了>

インタビュー終了後、2人にクラスAの記憶処理記が実施されました。そして、担当者は、彼らの村が嵐で破壊されたことを、カバーストーリーとして知らせました。その後、生き残った2人を北部島の村に移住させ、財団は彼らのために新しい農場を購入しました。

その後、クジラの死体は回収され、その異常な性質からSCP-247-FRと分類されました。SCP-247-FRはスチュワート島の最寄りのサイト-ヘーに転送されました。このサイト-ヘーは2005年にSCP-247-FR専用に改修されたものです。

インシデント247-EN.34で判明した事実から、村を破壊した正体不明の2人はユニヴェルジル王国の一員である可能性が高いでしょう。彼らは住民を壊滅させた後、SCP-247-FR-1に侵入し、ポータル技術を使って潜水艇を出現させたと推測されます。

追記 247-FR.01:

前述の通り、SCP-247-FR-MAQ個体との対話が可能になったのは、2014年からです。2014年08月05日、イノー博士とサルモン博士は、エージェント・ドレフュスを伴ってSCP-247-FR-2内で最初のインタビューを実施しました。

インタビュー247-FR.01

対象者: SCP-247-FR-MAQの男性個体、パウロ。

実施者: イノー博士

序文: 以下の会話は、もともとアクアメンタルであったが、サルモン博士の情報をもとにその場でフランス語に通訳したものである。イノー博士は、インタビュー記録からサーモン博士への回答を一つ一つ翻訳していったので、サルモン博士と会話している部分のみ残している。

<記録開始>

イノー博士は、ある個体に向かって歩き出す。個体は山高帽をかぶっている。

イノー博士: こんにちは 自己紹介をしましょう。私はイノー博士です。少しお時間をよろしいでしょうか? すぐに終わりますよ。

パウロ: ええ、ええ、もちろんです。知らない人と話すのはいいことだ。パウロです、よろしくお願いします。


イノー博士: 素晴らしい、これで始められますね。まず第一に、人間たちは、見知らぬ人があなたのすぐ後ろの劇場にやってくるという単純な事実が、あなたを悩ませているかどうかを知りたがっていました。

パウロ: 何も問題ありませんよ。と言うのも、ここには純粋な心の持ち主しか入れないんです。不純な人間がここに来ようとすることもありましたが。劇場の話に戻りますが、私たちは時々ショーを行っていますので、ぜひ見に来てくださいね。

イノー博士: おお! 恋愛劇はやるんですか? 勿論、見に行けま……。

イノー博士が指示を受けるために、通信で呼ばれる。


イノー博士: 失礼、人間たちは私の行動を遮りがちです。ところで、人の心を純粋にしたり、不純にしたりするものは何でしょうか?

パウロ: 今まであまり考えたことがなかったのですが……。純粋かどうかは、その人の意思次第でしょうね。ドームの壁はそれを知覚できるのかもしれません。あの大きな機械に乗った人たちが、何度も侵入に失敗していたのが良い例です。偵察したことがない私には、基準が分からないのですが。

イノー博士: 問題ありません。次回はその内の1人に尋ねてみましょう。


イノー博士: よかった! 研究チームの人間たちは、なぜあなたたちが一日中油の中を泳いでいるのか不思議に思っていました。無駄に迷っている人間を助けるためでしょうか。

パウロ: そうそう、偵察のことです! 人間がやって来たらまず、危険な場合は皆に知らせることが最優先です。我々を匿ってくれるこの場所が縮小してしまうこともあります。ここにいる皆は、縮小が劇場に達することを恐れているのだと思います。そんなことになったら、我々はおしまいです。

一瞬の間。

パウロ: それ以外は、そうですね。みんなに好かれているから、偵察が通したんでしょう。我々は、お客さまをお迎えするのが好きなんです。


イノー博士: さて、さて。これ以上お時間を取らせるわけにはいきませんので、おそらくまたここにいる他の方にも質問をしに来ることになるでしょう。ありがとうございました。

パウロ: どういたしまして、こちらこそありがとうございました。

従って、SCP-247-FR-2内部に人間がいても、SCP-247-FR-MAQ群の迷惑にはならないと結論づけることができます。パウロという個体は、気さくで友好的でした。また、イノー博士を劇場内の公演に招待しました。同じようにインタビューを続けることが重要です。

パウロの言う"あの大きな機械"とは、GoI-842に属するものである可能性が非常に高いでしょう。

追記 247-FR.02 / インシデント 247-FR.16:

2006年12月04日、エージェント・マリンは劇場の中央室に入るという任務を与えられました。エージェントの着る潜水服は、劇場外の通路にある密閉ロッカーに保管されたハードディスクに直接接続されたボイスレコーダーを装着していました。

エージェント・マリンは探索の後、行方不明です。このインシデント以来、中央の部屋への立ち入りは禁止されています。

追記 247-FR.03:

2015年5月16日、ランテルンが探査隊をサイト-ヘー-247に帰還させる間、レーダーシステムが異常な近距離でユニヴェルジル王国のものと思われる潜水艦を検出しました。そのため、近づいて内部に侵入することも可能でした。

現地では、潜水艦の所属に関する仮説を確認し、情報端末を調査しました。潜水艦のデータベースからは、たった1つの記録が発見され、回収されました。現場には死体もあり、発見された記録の著者と推定されます。

航海日誌・アーカイブ

海の尖塔号


システムエラー:サーバーに接続できません
(1) 2015年2月23日の航海日誌が利用可能です。


尖塔号はこれで終わりだ。

私は王国へと続く光の道を壊してしまった。そうすることで、私は自分の死刑執行令状にサインしてしまったのだ。

制御室の下にある光の道は、ゼニテルの勢力がここに来るための唯一の道だったのだ。この忌まわしい刑務所が私の命を奪うのは時間の問題だ。

ここにある遺物は、王家が手にするとあまりにも危険なものだ。今日、私は、何千人もの人々が平和に暮らし続けることができるよう、自分を犠牲にする。地球は、業火に包まれるような場所であってはならない。残念ながら、まだ多くの犠牲を払い、険峻を乗り越え、人々を結びつけて、婚礼に至る男女を見届ける必要があろう。

光の中で生きる者と、光の中で生きていると信じている者の出会い。我々の楽園は幻想に過ぎず、地上の現実だけが有意義なのだ。毎日、火遊びをしていると、日々、破滅に近づいていく。人間は決して異常なものを支配することはない、ユニヴェルジルはこの事実を理解していないのだ。

王国には眠りこけている者たちだけでなく、夢の実現を何よりも願う目覚めた者たちが大勢いるのだ。新しい時代の幕開けを見るという夢を。

プロテクトシステムは解除されている、このメッセージを恩人が見てくれますように。

— ハビエル・ブーランジェ


2018/01/18更新: 表で先述した2002年の雑誌の災害は、実際には2018/01/14に起きています。

私たち自身が書いた結末から逃れられるように祈りましょう。

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