現在このページの批評は中断しています。
・文章は読みやすく、内容は面白いか
・内容が既存のSCPと被らないか
・誤字脱字から内容まで、直すべきところはどこか
・蛇足な箇所がないか
・具体名こそ出していないが、著作権的には大丈夫か
などについてのご意見、アドバイスをぜひ伺いたいです。よろしくお願いします。
警告: 本計画はレベル2/KRS機密情報です
このファイルにレベル2/KRS承認無しで行われるアクセス試行は即時懲戒処分の対象となります。
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クリアランスレベル2/KRSを承認。情報を開示します。
異常を以て異常を制す。-O5-█
継続
██████SCP計画 Project K.R.S. |
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本報告書に記載されている各種図面は、全て構想段階で作成されたものです。
最終更新日: 23 Sep 2023 20:52
基本情報
計画コード: 143-977-211-0913
機密レベル: HON-5/極秘(Highly cONfidential level5)
特別機密プロトコル: 本計画に関する情報閲覧権および装備使用権、そして運用試験場となるサイト-8971当該区画内への立ち入りは、クリアランスレベル2/KRS以上の職員に限定されます。違反者には即時終了処分が下されます。██████SCPの出動記録・活動実績・事後分析などについては文書KRS-2を参照してください。
計画スケジュール: 文書KRS-3を参照してください。
計画概要: 本計画は、SCiPの異常性を人間に付与し、意識下での統御・運用を試みるものです。
開発記録(抜粋)
Phase1: 初期構想案
20██/4/3: 統合先進開発部門 太刀華博士の提言
19██年に確認された要注意団体 “結社” と財団との衝突回数は、ここ数年で指数関数的に増加している。
“結社”が使役する敵対的実体との戦闘は熾烈を極め、数えきれないほど多くの職員・技術・資源が失われている。既存装備による対応が限界を迎えている現状を鑑みると、戦局を覆す新型戦闘用兵装を一刻も早く開発する必要がある。
正常の此岸に立ち、異常たる彼岸を迎え撃つ我々に、次なる一手が残されているとすれば、「異常を以て異常を制す」しかない。
よって私は、“結社”を始めとする敵対的異常存在との戦いを優位に進めるために、現在収容されているSCiPの異常性を「戦力」として統御・運用することを提案する。
20██/5/8: 工学開発部門 鷹村博士の提言
コンセプトには賛成だ。対“結社”戦による損害の拡大は可及的速やかに対処すべき問題であるし、SCiPの収容に別のSCiPやパラテックを用いるケースはさほど珍しくなく、本計画もそれらの延長線上にあるのだと理解できる。
だが、それでも本計画の実施には反対である。
第一に、収容下のSCiPの異常性を外に持ち出すのは実質的な収納違反であると考える。
これは財団が掲げる「確保・収容・保護」の理念に矛盾する。
第二に、異常性を統御・運用できる確証が薄い。
我々は収容下のSCiPの異常性を完全に把握しているわけではない。明日には未知の能力を発現させて、明後日には人類を滅ぼすかもしれない代物を、「戦力」として運用するのは持続不可能な戦略だと考える。
以上の理由から、私は本計画の凍結を提案する。
20██/5/15: 太刀華博士の提言
太刀華博士が提出した資料
鷹村博士の提言に対して反証する。
第一に、収容違反について。
本計画で用いる基幹技術「Anoma-ride system」は、あるSCiPの異常性を純性質的情報として抽出するものであり、SCiPを複製するものでも、SCiPから異常性を奪取するものでもない。すなわち、Anoma-ride systemは現在財団で認可されている数多のパラテックと同じく、あくまで既存物理学の発展形と見做せるため、収容違反として定義づけられるような違法開発物ではない。
またAnoma-ride systemにおいては、異常存在Anomalyの異常性に錨を下ろすRideという名の通り、複数の小型スクラントン現実錨を用いて異常性を拘束・収容する。これは標準収容房による物理的収容と比較しても数十倍堅牢な収容体制であり、その実態は「収容違反」というよりむしろ「収容強化」に近い。
ゆえに、SCiPの異常性の戦略的運用は、財団理念には抵触していないと考える。
第二に、危険性について。
「我々は収容下のSCiPの異常性を完全に把握しているわけではない」という点には同意する。しかしここで重要なのは、同じ異常性でも財団が把握できるものとできないものがあるという点だ。
例えば運動能力向上のような実体影響型の異常性は、比較的影響範囲が予想できるため低次異常性に分類される。一方で、ミーム汚染や現実改変といった概念影響型の異常性は、その影響範囲が予測困難な場合が多いため、高次異常性に分類される。高次異常性の運用については未だ検討が必要だが、低次異常性ならば未知の異常性が派生するリスクは低く、比較的運用が容易である。
すなわち、一口に異常性と言っても、低次異常性と高次異常性ではその運用リスクが大幅に異なるのである。
そこで本計画では、まず「SCP-173の超高速移動能力」などのような低次異常性から実装していき、その運用データを収拾した後に高次異常性の実装可否を決定する予定である。
シミュレーションでは、低次異常性の一種「SCP-682の運動・再生能力」のうち僅か10%を実装するだけで、“結社”との戦闘における勝利確率が現状の33.1%から85.9%にまで向上した。この結果は、対“結社”戦において非常に示唆に富んだものであろう。
以上が本計画の凍結案に対する反証である。
20██/6/5: 計画案が第1審議を通過。人員喪失を最小限に留めるため、まずは無人兵器にSCiPの異常性を付与する方針で調整。
[開発記録Phase1は以上です Phase2に進んでください]
██████SCP
説明: ██████SCPは有人運用を前提とする装着式機甲であり、その装着人員は変身者に指定されます。変身者要件および選抜試験要項は文書KRS-4を参照してください。
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各種装備
▪︎KRS-1/SFD
通称: SCPファウンドライバー(SCP foundriver)
開発コード: KRS-1/SFD
説明: KRS-1/SFDは30cm×7cm×10cmのバックル型動力伝導部ドライバーです。非変身時には極微小分解された██████SCPのスーツの格納容器として、変身中は現実記憶カーボン(後述)の制御装置として機能します。
変身者がKRS-1/SFDを腰部に装着し、手順KRS-2000を実行することで、変身者は██████SCPへと変身します。この際の所要時間は約0.00001秒です。装着中はKRS-1/SFDの両端から高伸縮性拘束帯が展開されます。この拘束帯は変身者の腰髄を通じて脊髄・脳髄と非侵襲的に同期し、そのバイタルサインを最適化することで生存可能性を向上させます。
KRS-1/SFDの中央タービンはジェネレータであると同時に、使用中のKRS-3/ARMsのオブジェクトクラスを示すインジケータとしても機能します。Safeでは緑色に、Euclidでは黄色に、Keterでは赤色にそれぞれ発光します。
▪︎KRS-2/SRA
通称: SCPライドアンカー(SCP Ride Anchor)
SPEC
▪︎ 全長: 2.550m
▪︎ 全幅: 0.777m
▪︎ 全高: 1.550m
▪︎ 乾燥重量: 450kg
▪︎ 馬力: 状況に応じて変動
▪︎ 最高時速: 状況に応じて変動開発コード: KRS-2/SRA
説明: KRS-2/SRAは██████SCPが搭乗する自動二輪車型現実子安定装置です。██████SCPの現場への移動、および現場での活動を補助します。タイヤ部分は環状加速器型に配置したスクラントン現実錨であり、搭乗者および周辺環境のヒューム値を安定化することであらゆる現実改変事象から██████SCPを保護します。これにより、██████SCPは異常ヒューム値空間でも問題なく活動することが可能となります。
▪︎KRS-3/ARMs
通称: アノマライドマスク(Anoma-ride masks)
開発コード: KRS-3/ARMs
説明: KRS-3/ARMsは██████SCPが装着する仮面型特殊端末です。 SCiPが有する異常性をサイト-8971内の専用プラントで抽出し、小型スクラントン現実錨によって安定化することで仮面の形へと形而下的に収束させたものです。 作戦内容に応じてKRS-3/ARMsを換装することで、 ██████SCPは高い汎用性を発揮します。
「仮面」という物品・概念は古来から呪具的な文脈で用いられており、一定以上の奇跡論的特性を有しています。これを触媒とすることで、KRS-3/ARMsはSCiP由来の異常性の安定的運用を可能にします。具体的には、異常性を仮面として固着させ拘束する負ベクトル的展開、および異常性を██████SCPの特異装備として解凍する正ベクトル的展開を実現します。
各種形態
▪︎基底形態
██████SCP 基底形態
SPEC
▪ 身長: 190.0cm
▪︎ 体重: 90.0kg
▪︎ 打撃力: 1.5t
▪︎ 蹴撃力: 5.0t
▪︎ 跳躍力: 4.0m (ひと跳び)
▪︎ 走力: 5.2秒 (100m)説明: 基底形態は変身者がKRS-1/SFDを用いて変身後、最初に装着されるデフォルトスキンです。戦闘特化型機動部隊1小隊分に匹敵する戦闘能力を有しますが、 SCiP由来の超常能力は使用不能です。ここからKRS-3/ARMsを追加装着することで、██████SCPは作戦内容に応じた特異形態へと移行します。
▪︎各部名称
██████SCP 各部名称
▪現実記憶カーボン: KRS-3/ARMsから解凍した異常性に変身者が飲み込まれるのを防止する安全装置です。SCiPから抽出した異常性をヒューム値調整によって拘束し、人間の形に留め置く収容器具としても機能します。
このカーボンの総面積のうち80%以上が機能を停止した場合、KRS-3/ARMsに収容されていた異常性が人の形を無視して元のSCiPそのものへと回帰し始め、変身者の存在は塗り潰されます。
カーボン部のうち顔前面にある3本の矢印型マーカーは、KRS-3/ARMsに搭載された3基の小型スクラントン現実錨との接続・同期を担います。 接続が確認されると、 KRS-3/ARMs内に圧縮収容されている異常性が高次伝導帯を通じて顔から首、胸部リアクターへと伝えられたのち、全身のアブノーマルアンジッパーへと伝達されます。▪高次伝導帯: KRS-3/ARMsが内包する異常性情報素子配列を、安定的に保存したままアブノーマルアンジッパーへと伝達するための導線です。KRS-1/SFDから展開される高伸縮性拘束帯と同じ素材で構成されており、変身者の可動域を妨げない高伸縮性を有しています。
▪アブノーマルアンジッパー: ██████SCPの全身に設けられた超常装甲具です。KRS-3/ARMsが内包する異常性を解凍し、装甲表面で展開することで、 装甲の形状・質感・組成・現実性強度を激変させます。これにより、██████SCPは換装したKRS-3/ARMsに応じて色・形状・能力を大幅に変化させることが可能です。アブノーマルアンジッパーは安定化に最新の注意を要するため、現実記憶カーボンとの併用が必須条件となります。
▪︎特異形態
基底形態から特異形態へと変身するプロセス
説明: 特異形態は██████SCPがKRS-3/ARMsを装着することで展開されるアディショナルスキンです。形態別名称はプロトコル+(アイテム番号)で統一されています。特異形態の██████SCPは、装着しているKRS-3/ARMsに対応した特異能力を獲得します。
現在までに開発されている特異形態一覧を以下に表示します。
プロトコル-EN██████SCP プロトコル173
SPEC
▪ 身長: 200.0cm
▪︎ 体重: 120.0kg
▪︎ 打撃力: 173.0t (最低値)
▪︎ 蹴撃力: 17.3t
▪︎ 跳躍力: 17.3m (ひと跳び)
▪︎ 走力: 0.000017秒 (100m/特定条件時)形態名: ██████SCP プロトコル173
使用ARMs: ARM-173(SCP-173から生成)
想定局面: 1対1での局所戦闘。
特異能力: 特定条件下における超高速移動。高威力の破砕攻撃。対象の頸部に対する自動追尾能力。
プロトコル-JP██████SCP プロトコル040-JP
SPEC
▪ 身長: 200.0cm
▪︎ 体重: 100.0kg
▪︎ 打撃力: 4.0t
▪︎ 蹴撃力: 4.0t
▪︎ 跳躍力: 4.0m (ひと跳び)
▪︎ 走力: 4.0秒 (100m)形態名: ██████SCP プロトコル040-JP
使用ARMs: ARM-040-JP(SCP-040-JPから生成)
想定局面: ミーム汚染による対象の認知機能無力化。
特異能力: 極めて感染力の高いミームの散布です。
ページコンソール
批評ステータス
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フィーチャー
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シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
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JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:2248261 (01 Mar 2020 02:32)
一応報告形式ですし報告書として批評いたします。
機動部隊にはオブジェクトの拘束や、捜索、隠蔽や解析などなんらかに特化しているものが多く、曖昧が過ぎる様な気がします。ですので「攻撃特化した機動部隊1小隊に匹敵する」などとした方が良いかと。
次世代兵装ということは量産し、大量の運用をする兵装であると考えられますがそれを「真の切り札」と評すると少し違和感が…兵装の切り札か、財団の切り札かと言う捉え方の違いが出てしまうと思います。
この違いはO5が残しているのが「財団の切り札」と認識させてしまっているのが強いのではないかと、これが開発者や変身者などが言っていればその様な感覚は少なくなると思います。
個人的にはUVです。しかし、少々気になる点として報告書の割に当兵装を使用した実績やそれに対しての分析、また形態変化の後の不利な点などの記載がない事に違和感が少しありました。財団としてはどちらも大切な情報でしょうし、危険性、懸念点についても報告書としては欲しい様に思いました。しかしtaleですし、読み易さは大事な物ですのでここら辺の意見は無理して取り入れようとしなくとも大丈夫だと思います。
記事作成頑張ってください。
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