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SCP-XXXX-JP
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPに続く山道はカバーストーリー"土砂崩れ"を流布した上で封鎖し、一般人の接近を抑止してください。周囲には3人以上の警備担当職員を配置し、接近を試みる人間がいた場合には拘束を行ってください。また、SCP-XXXX-JPを用いた実験は現在禁止されています。
説明: SCP-XXXX-JPは富山県立山町の山中に存在するサーカステントです。内部には全20席の客席と簡素なステージ、開演中の注意事項について書かれた看板1が存在します。日中は特に異常な兆候を示しませんが、毎晩午前0時を迎えた際、内部の客席に座っている人間が存在した場合に活性化状態となります。SCP-XXXX-JPが活性化状態に入ると「世界一のマジシャン」を名乗る人型実体(SCP-XXXX-JP-1)が登場し、約30分間パフォーマンスを披露します。パフォーマンスが完了するとSCP-XXXX-JP-1は消失し、SCP-XXXX-JPは非活性化状態に戻ります。また、パフォーマンスの最中に「開演中の注意事項」に違反する行為を行った場合にもSCP-XXXX-JPの活性化は終了します。このため、公演内容の録画・録音は不可能です。
発見経緯: SCP-XXXX-JPは2019年7月、「遭難者が発見した謎のサーカステント」の噂が広まった事で発見されました。財団が存在を関知した時点では既に5人の民間人がSCP-XXXX-JP-1の活性化を体験しており、前述の異常性もその殆どが解明されていました。尚、5人の民間人及びその証言を聞いた人物は全員適切な記憶処理を実施済みです。また、少なくとも2019年5月の時点ではSCP-XXXX-JPは存在しなかったことが分かっており、いつ誰がどんな目的でSCP-XXXX-JPを作ったのかは不明です。
実験記録XXXX-JP: 以下はSCP-XXXX-JP担当チームによる実験の記録です。実験記録1-5は前述した異常性の検証が目的であり、特筆すべき事項が無い為省略されています。完全な記録は付属文書01を参照してください。
実験記録XXXX-JP-6
実施日: 2019年7月12日
被験者: D-11897(手品の知識は全く無い)
結果(実施者へのインタビューにより確認、以下同様): SCP-XXXX-JP-1は一般的な手品師の格好をして登場し、帽子からハトを出す、客に引かせたトランプの絵柄を当てる等、一般的な手品を披露した。D-11897は「手品というものを見た事が無かったため、楽しめた」と証言した。
実験記録XXXX-JP-7
実施日: 2019年7月16日
被験者: D-11900(元スリ師。ある程度手品の知識を持っており、簡単な手品を演じる事ができる)
結果: SCP-XXXX-JP-1は上半身裸で登場。トランプの束を放り投げ、その全てを空中で燃焼させて中からコウモリを登場させるなど、奇抜な手品を披露した。D-11900は「ちゃちなトリックなら見破れると思ったが、SCP-XXXX-JP-1のパフォーマンスは想像の上を行っていた」と証言した。
考察: SCP-XXXX-JP-1は観客の手品に関する知識に合わせ、パフォーマンスを変更している可能性がある。また、ここまでの実験より被験者に被害が及ぶ可能性が低い事が分かったため、次回より被験者をエージェントとする。
実験記録XXXX-JP-8
実施日: 2019年7月18日
実施者: エージェント・池田(学生時代、手品部に所属していた)
結果: SCP-XXXX-JPは活性化せず、SCP-XXXX-JP-1は登場しなかった。
考察: エージェント・池田は手品についてD-11900と同等程度の知識を持っていたため、実験記録XXXX-JP-2と同様の結果が得られると予想していたが、完全にあてが外れた。
実験記録XXXX-JP-9
実施日: 2019年7月19日
実施者: エージェント・池田
結果: 不明(実施者死亡のため)
考察: インシデント記録XXXX-JP-Aを参照
インシデント記録XXXX-JP-A: 実験XXXX-JP-9の最中、エージェント・池田は死亡しました。死因は不明ですがエージェント・池田の死体はペースト状にすり潰されており、何らかの異常な力が働いたとみられます。また、担当研究員である比嘉博士は当日SCP-XXXX-JPから約300mの地点にある山小屋にて待機していましたが、エージェント・池田と同様の死体となって発見されました。比嘉博士は死亡直前に「巨大なクラゲのような物体がこちらに向かってくる」という通信を残しています。ここまでの実験結果より、SCP-XXXX-JP-1は自身のパフォーマンスにて「必ず観客の想像を超える」事をモットーとしているのではないかと考えられています。実験記録8では観客であるエージェント・池田が「自身の想像を超えるすごい手品が見られる」と想像していたため何もせず、実験記録9では「何が起きるか分からない」と考えたため想像の範疇外である異常インシデントが発生したものと思われます。今後実験記録9の内容を知る者がSCP-XXXX-JPを活性化させた場合、XK-クラス:世界終焉シナリオの発生を含む大規模インシデントが発生する可能性が高いため、実験は無期限に凍結されました。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:2165171 (09 Jun 2020 11:32)
異常性そのものは面白いと思いました。
SCP-1003-JPと画像が同じものだったのですが、意図的なのかどうかが気になりました。
ご指摘ありがとうございます。
ええええええええ!!!これは失敗ですね。差し替えておきます…。差し替えました。
インシデント記録でオチを説明しすぎているような気がします。記録の中で過剰に考察を行うと、記録の客観性を下げることに繋がりかねません。これは一例ですが、実験記録9をインシデント記録に差し替え、エージェントの死の状況のみを解説した上で、「SCP-XXXX-JPは観客の想像を超えることにこだわっている」という考察はその後に博士の考察のメモ書き等の形式で書くのはいかがでしょうか。
アイデアは面白いと思います。執筆頑張ってください。
ご意見ありがとうございます。
正直、どうしようかなーと思っています。私は今まで「みなまで言う」「全部語る」という記事しか書いた事が無く、1個人のメモを記事に登場させるのも最近はあまりやっていないので…。そういう方向に舵を切るスキルを持っていないのです。
せっかく意見を頂いて申し訳ないのですが、あまり変えられないかもしれません…。
構文的批評
N/A
アイデア的批評
総合評価: NV辺り
ご意見ありがとうございます。
なんかこういう手の話をどこかで聞いたことがあるようなないような、というのが全てを物語っているかなと思いました。
つまり既視感のあるアイデアだという事なのかなと。自分でもその部分は気になっていたところでした。
SCP記事として1番の致命傷だと思われ、そこが改善しない限りは投稿しないようにしようと思います。
拝読しました。
現状ではDVです。
映像ログ等がないことと実験記録からSCP-XXX-JP-1のふるまいに機械的な印象を感じ、それが面白みを減じさせていると思います。
実験記録について、途中まではSCP-XXX-JP-1に観覧者の想像を超えようとするエンターティナーのようなパーソナリティを想像していたのですが、-8や-9はそのような雰囲気とは一致せず、その不一致が「面白みのある驚き」というよりは「オチで危険性を示唆するための都合」に見えてしまいました。
現状のオチを維持したいのであれば実験記録の前半で「『予想を超える』にあたり観覧者に被害が及ぶ可能性がある」ことを明記した方が良いと思いますが、個人的にはオチのXKクラスシナリオの下りはあまり好みではありませんでした。
異常性はとてもシンプルながらもっと語る余地がある印象なので、壮大なマジックの幻想的な描写やSCP-XXX-JP-1のパーソナリティの描写によって記事の魅力を上げられるかなあと思います。
ご意見ありがとうございます。
現状、ご都合主義的な記事に終始してしまっているという事ですね…。
どうやらこの記事には現状、多くの弱点があるようです。頂いた改善点を何とかするのも簡単ではなさそうなので、投稿を断念する事に決めました。ありがとうございました。