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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: 現時点において、ヒトにおけるSCP-XXX-JPの発生を完全に防ぐための実現可能な手段は確立されていません。そのため、現在の処置は発生したイベント被害に対する民間の曝露を最小化することを重視しています。

SCP-XXX-JPと関連する研究活動は事前に抑制されるか、その症状を原発性アメーバ性髄膜脳炎と紐付けるための虚偽情報の拡散活動に利用されます。医書出版業界に潜入している財団資産も同様に、誤った脳医学知識の周知促進を行います。

説明: SCP-XXX-JPはあらゆるヒトの睡眠開始直後、ステージ1ノンレム睡眠時に生じる異常な睡眠段階です。通常、この段階は数秒程度という短時間で終了し、それ以降の入眠者の睡眠に対しても影響を及ぼすことはありません。

その一方で、SCP-XXX-JPは推定1億分の1という極めて低い確率で、入眠者に対して致死的なイベントを引き起こす場合があります。このイベントはSCP-XXX-JP終了直後に発生し、入眠者の脳組織の高速融解と、目・鼻・口等からの壊死脳組織の体外流出を引き起こします。

2019年時点において、財団による広域調査では1日に平均50人程度の被害報告が確認できます。また、未発見の被害を含めれば、1日での平均被害は80人に上ると見積もられている他、年間にして約3万人の被害者が出ていると推定されます。

補遺: 20██/██/██、財団はSCP-XXX-JP発生中におけるヒト脳波モニタリングの結果から、僅かなストレスレベルの上昇と、入眠者の夢中での経験に紐づけられた共通的な情動反応の存在を明らかにしました。

これを受け、入眠者がSCP-XXX-JP発生中に経験する夢の観察を目的に、新たな実験手法が考案されました。当手法は、睡眠状態の対象から一方向的なイメージ画像の受信を可能とするものです。それに加え、併せて実施されたDクラス職員の入眠-覚醒を短時間で半強制的に反復させる試みは、約8千万回の施行によってイベントを誘発させることに成功しました。

以下は、イベントで死亡する直前までDクラス職員(以下、被験者)が経験していた、約6秒間に及ぶ夢の内容からの転写です。

《00:11》
被験者は椅子に座っており、目の前に置かれたテーブルの上に両肘を載せ、手を組んでいる。

《00:76》
被験者の視線が自らの手の平に向く。手の平は固く握られており、指の間からは何らかの物体が覗いている。

《01:34》
被験者はテーブルの上から腕を降ろし、手の平に握っていた複数の物体をテーブル上に放り投げる。

《02:06》
視点はしばらく、テーブル上を転がり続ける物体群を静観し続ける形で固定される。

《02:48》
転がっていた物体群が停止する。被験者の視線が物体に近付くと、それらが8個の10面ダイスだと分かる。

《03:77》
被験者の視点は、8個のダイスの出目を1つずつ確認していくように切り替わる。

《05:01》
8個のダイス全ての確認が終わる。抽出画像を見る限り、出目は全て『0』であったと識別できた。

《05:59》
被験者は取り乱したように頭を抱える。直後、激しい爆発と炎の描写を最後に画像抽出はここで終了する。

《06:16》
何の前触れもなく現実の被験者の脳組織が高速融解し、壊死組織が目・鼻・口より流出、死亡する。



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