アイデアメモ(リサコン用1)

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黒く塗りつぶされた鏡

特定の人物だけは、この鏡の反射面を見ることが出来る

その反射面を見た場合、この世界は夢の中であるという妄想を抱くようになる

(それに伴って、他の人間は自分を目覚めさせないように振る舞っていると思い込むのかは未定)

哲学ゾンビ、世界が狂っているのか、自分一人が狂っているのか

影響者は「世界が狂っている」あるいは「自分だけが狂っている」ことに気が付く

今回の場合は「この世界は夢の中」で「自分以外は実在しない人物」?

それに伴って、影響者は何らかのアクションを取る

影響者は、鏡の反射面に何を見た?

(眠っている自分の姿?)

異常性に罹患しているのは一人のみ

鏡を見た場合、積極的に自殺を行おうとする
(この傾向は、最初の内は確認されなかった)

自殺後、被験者の死体は消失し、数時間以内に再出現する

再出現後、影響者は自殺を行った記憶や、鏡に関する記憶が欠損してしまっている

しかし、見た場合にはその記憶がよみがえり、即時自殺を図ろうとする

なお、自殺を止めて尋問しても、鏡に何を見たのかは明かさない

そのため、強制的に自白剤を用いて聞き取りを行った結果、

鏡の反射面に、病院のベッドに横たわる自分を見たと、ぼんやりとした口調で答える

更には、自分は財団職員ではなく、一般の会社員であるとまで発言

また、自らは目覚めなくてはならない、家族の基へ帰らなくてはならないといった回答も

その内容から、影響者は「自身が昏睡状態にある」と理解し、夢から覚醒すべく自殺を図った

このことから、実際にこの世界は影響者の夢の世界なのか、

それとも、影響者は何らかの異常性の影響下に置かれてしまったのか


SCP-XXX-JPは姿見で、その鏡面は黒く塗りつぶされています
(もしくは、以下のSCP-XXX-JP-1以外には塗り潰されているように見える)

この塗料を取り除く試みには成功していない一方、電子機器は反射面は正常に機能していることを示す

SCP-XXX-JP-1は財団職員の██です

SCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JPの鏡面を目視した場合、錯乱と恐慌を示した後、即座に自殺を図ろうとします

SCP-XXX-JP-1が死亡した場合、即座にその死体は消失します

そして、数時間以内にSCP-XXX-JP-1と関係性のある場所に再出現します

再出現に際し、SCP-XXX-JP-1は自身が死亡したことや、SCP-XXX-JPと関与した記憶を喪失していますが、

SCP-XXX-JPを再び目視することで、これら記憶は復元されていると考えられています

なお、SCP-XXX-JP-1は鏡面に何かを目撃したと推測されるものの、その内容について回答を拒否します。
(インタビューログを参照のこと)

現在、上記の全反応・性質はSCP-XXX-JP-1以外の人物では確認されておらず、理由は不明です
(特定の個人のみに影響を与える可能性もあるが解明されていない)

元はアノマリークラスのオブジェクトだったが、突然のサイト管理官の██氏の自殺とその後の異常現象を受け
SCP-XXX-JP及びSCP-XXX-JP-1としての、現在の再分類を受けることになった

以下は、SCP-XXX-JP-1に対するインタビューログです

内容として、自殺を妨げた後、自白剤を投与されたSCP-XXX-JP-1のぼんやりとした回答

自身の身の上を回答するが、サイト管理者としての役職とは異なる

また、家族や年齢の話を聞いても一致していない

鏡の反射面に何を見たのか聞かれると、自分を見たと回答

ただし、自分は装置に繋がれて眠っている

家族が寄り添っている

自分は家族の基へと帰らなくてはならない

その後、SCP-XXX-JP-1は自白剤の影響で死亡するが、再出現する

なお、SCP-XXX-JP-1が語った人物像に一致する存在は発見できなかった


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