【アイデアメモ】無縁墓地の悪夢

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特定の条件を満たす人物が定例的に経験する悪夢の症状

その内容は被験者が松の棺の中に閉じ込められている場面から始まり、
被験者は潜在的に棺が既に埋葬されている状態にあることを理解している
そのため、棺の扉を開けようと叩く、引っ掻く、叫ぶ等の行動を総じて行うが意味をなさない

この悪夢の経験が進行すると、被験者は自身の上方から土を掘るような音(微かなスコップなどの金属音)を
耳にするようになり、夢を見る度、次第にその音は棺の方へと近づいてくるとされている
しかしながら、その音が棺まで到達したことを報告した例は確認されていない

また、被験者は共通して身寄りのない(プライベートな友人や家族、親戚が居ない)人物像である一方、
それ以外は性別・年齢・人種・出身地等に共通項目を見出すことが出来なかった

事案として、悪夢の内容と合致する特徴的な複数の棺がアメリカのとある無縁墓地より出土する
その内部には内側からの殴打や引っ掻き傷の痕跡が残されていたが、いずれも空の状態で埋まっていた

注意事項、このオブジェクト及び報告書の特異な点として、現在まで悪夢を経験した人物を
財団は一切発見することが出来ていない、それにも関わらずこの報告書がどのようにして作成され、
当該現象がオブジェクト指定されるのに至ったのか、解明されていない

加えて、上記状況に関する新たな議論は、無縁墓地寄りの新たな棺の出土を誘発した
それを踏まえた上で、新たな議論を行うこと自体が現行では一時的に禁止されている


棺はより特徴的にして、出土した棺群が悪夢の中のモノと同一であることを示す

財団自体は報告書の異常、経験者が発見されていない悪夢現象について詳細に説明されている状況に
報告書自体が偽りであるか、あるいは何らかの過去改変や反ミーム性質の発露を疑ってはいるものの、
議論の場が設けられるたびに増える棺の数から、未知の性質(それについて語り合うと自体が危険?)を
危惧し、詳細の調査を行うことが出来ない(この報告書の異常性の有無自体を確証を得らえれない)

上記を踏まえると、この報告書の冒頭自体に何らかのロックや認証を入れておいた方が良さそう?

イメージとしては、悪夢の中で棺に埋められて、そこから掘り起こされる≒棺が空になる
掘り起こされた者はその存在自体が消失するため、財団は常に未発見の状態にある
あるいは、異質さを示すため、むしろ「下方」から掘り進めるような音が聞こえるとしても?

天地逆向きに埋められた棺、そしてスコップの音は下から聞こえる
こちらで無縁の墓に埋められた者たちは、あちらの者に掘り起こされる
それからあちらの住人となり、こちらからはその痕跡を消すのだ

この下方からの掘削音は最後に追記事項として書かれている
(被験者は発見されていないはずなのに、それは誰が経験した? 誰が追記を書いた?)
と、この報告書自体の信頼性を落として、不穏な感覚で締める


あちら側の目的を「救済」ではなくすべき

そもそも、なぜ無縁墓地の棺(境界線)に表世界の住人を引きずり込む?
表世界で無縁である者、つまりは死した後にその実在性を覚えていてくれる者がいない存在
死によってその存在が表世界から忘れ去られ、実在性を証明されることがない者

そんな人物は、自らの夢見に際してあちらとこちらの「境界線」である無縁墓地に部分的に沈み込むことがある
あるいは、沈み込むようにあちら側からの何らかの干渉が行われている可能性も

では、なぜわざわざ、表世界の住人を自らの側に落とす? それとも、偶然落ちた存在を回収している?
例えば、あちら側からすれば収穫農園のように、「棺を産めておけば」勝手に嵌った存在を回収できる

棺はある種の落とし穴/蟻地獄の巣のような性質を有していて、落ち込んだ者を捕まえる
そして回収後に棺は放棄されて、こちら側の世界で回収されることとなる
つまり、棺は実在性を証明できなくなりつつある者を落とす"仕掛け罠"である

なぜこちらの世界から連れてくる? 食料? ペット? 実験動物? "Dクラスは畑からとれる"?
「引き取り手のない動物」のような扱いで、ある種の捨て猫・捨て犬の里親のような感じ?
いらない存在なのだから、こちらに引きずり込んでしまってもいいよね?
きっと、彼らもその方が幸せなはず(あちらとしては、こちらに配慮した結果だと悪く思っていない)

議論によって誘発するのは、棺の真相、あちら側の片鱗を垣間見ることで
本来は実在性が担保されているはずの人間までもが棺の中に没することになる

仕掛けとして、中に獲物が入ると外からそのことが分かるようになっている
例えば、糸が引かれて旗が揺れたりするようなものや、会話できる管があったり

http://scp-jp.wikidot.com/scp-3553

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