【アイデアメモ】気が付いていない振りをしろ(これはただの夢だ)

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明らかに異常な存在が写り込んだ画像
(水槽の中に白衣の人間が複数浮かんでいるようなの)

しかし、報告書ではその存在について一切言及されておらず、
画像の中央に写ったオブジェクトについて言及しているのみ

オブジェクト本体は何も入っていない水槽や地下室の鉄格子、穴底や絵の中
廃棄された財団施設か、水族館の地下で発見された
(夢の底を想起するような場所なので、水底に近い方が良い?)
(また、水槽であれば、中ではなく、外から中を除き続けている群像としてみたりも)
(あるいは、オブジェクト自体は殻の水槽とするが、写真は明らかに水が入っているのも)
(空の水槽です→水と魚が入った普通水槽の前に人が並んでいる→並んでいる人々は犠牲者)

オブジェクトは水族館自体で、ある日を境に従業員たちと入園客、
そして水槽の中の全ての生き物たちの失踪のあと、原因が解明されぬまま廃園となった
通報を受けたはずの地方自治体及び、いずれの失踪者家族も、それら失踪事案が
いつに発生したのかを正確に回答できなかった

また、財団によって発見される少なくとも数日前まで運営されていたはずであるにもかかわらず、
施設内からは人間を含むあらゆる生物種の痕跡を発見することはできなかった

特筆すべき点として、全ての水槽の底面は失われており、底が見えないほどの深い縦穴が出来ている
この縦穴に関する調査は、全てのケースで資材と人員の喪失するだけに終わっており、更なる調査は保留されている

写真を複数枚使用して、その写真に写る内容によって
異常性の正体が判明するような異常性にする必要がある
(例えば、水槽の中から何かのノック音がしてくるや、結露に文字が浮かぶのような)
(ただし、反ミーム的な認識阻害だとありがちなので、その線を排せるようなのだとより良い)

現実では何らかの異常性によって認識できず、夢の中で現実で読んだ報告書を思い出した際に
その正体を見つけてしまう(この状態のため、読んでいる報告書のあらゆる部分は無茶苦茶であったり、
文字が入れ替わるなどしている)(私を殺す者に近いが、やや性質が異なる)

また、オブジェクトの性質として報告書に関わった職員が夢の中でオブジェクトの真実を知ったと
報告を行うことが何度かあったが、いずれもその詳細について説明できず、更には全員が後日に失踪している
(この要素で読み手は自分自身が夢の中に居ることに気が付くようにする)


void_aquarium_1.jpg

SCP-XXXX-JPのメインスポットに位置する大水槽。他の水槽と同様に底面が欠落しており、内容物は全て喪失している。


アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JP周辺の区域は封鎖され、土地開発を理由に一般人の立ち入りを抑制/制限します。施設内部は遠隔による監視のみが実施されており、警備責任者が必要と判断した場合を除き、あらゆる人員の侵入は推奨されません。また現時点において、水槽底面の空間に関連した探査試行計画は暫時的に凍結されています。

全ての担当職員には、定例的な精神健康検査試行の受診が義務付けられています。その検査結果に基づき、対象となった職員は現担当区画からの異動となるか、もしくは一定期間を監視/拘束下に置かれる可能性がある点に留意ください。

説明: SCP-XXX-JPは███████に位置する水族館であり、████年██月特定されていない不明な時点に生じたとされる、従業員及び来場客を含む約███名の失踪事案に関与していると考えられています。当該施設内における特筆すべき異常要素は、設置された全ての展示用水槽の底面が不明な原因から喪失/欠落している点です。

この喪失に伴う影響で、各水槽の底面から階下の天井部までは、非常に滑らかな切削面を有する吹き抜け構造が形成されています。加えて最下階の水槽内の場合では、地下方向へと異常に延長された深い縦穴が存在している状態にあります。しかしながら、これら縦穴内部に対する探査試行は、全てのケースで人員と資材を喪失/失墜する結果に終始しており、現時点において更なる調査は予定されていません(各調査記録は別紙/添付資料参照のこと)。

また、SCP-XXXX-JPに侵入/滞在した観測者からは、水槽の底から響く出自不明なノック音の発生や、水槽表面の埃に浮かぶ要領を得ないメッセージの出現が極稀に報告されます。それにもかかわらず、いずれの場合も報告内容と一致する現象や物品が施設内で確認されたケースはなく、それら信憑性/実在性/確実性の所在も証明されていません。以下は報告例からの抜粋です。

void_aquarium_2.jpg

イルカ展示用水槽前

記録████████

報告: 水槽の内面に出現した簡易的な顔の落書き

備考: 落書きは埃の上に指で描かれていたと報告されたが、他同様に実物は確認されていない。また、発見者は描かれた顔の表情がどのような感情を示唆するものであったのか、不明な理由から説明することができなかった。

void_aquarium_3.jpg

サンゴ礁展示用水槽前

記録████████

報告: 水槽内から聞こえる反復的なノック音

備考: ノック音は水槽の底より響いて来ていると報告されたが、底面直下の吹き抜け位置に当たる下階では音源となる要因を発見できなかった。また、ノック音は1つのみではなく、同時的に複数発生していたとされている。

void_aquarium_4.jpg

大水槽前(最下階側)

記録████████

報告: 突然の広場恐怖症の発露、もしくは虚夢感

備考: 当時、報告者は空になった水槽/失われた底面に対する由来不明の恐怖感情から、一時的にパニック発作の症状を示した。後に症状は解消されたが、報告者は最下階での更なる活動に対する明確な忌避感/嫌悪感/不快感を評した。

void_aquarium_5.jpg

メインプール観客席

記録████████

報告: 現実感の喪失/[?]

備考: 報告者からは眩暈と混乱の感覚が報告されたものの、それ以上の詳細な説明は為されなかった。また、後述内容を踏まえた上で、報告者であるエバンス博士が警備責任者の許可なく当該地点に立ち入っていた点は留意に値する。

発見/来歴: SCP-XXXX-JPにおける異常事態/実状は、████/██/██に初めて財団へと報告が為されました。財団による施設封鎖時点において、少なくとも█日前までは通常通りに運営されていたという事実が確認できたにもかかわらず、施設内から人間を含むあらゆる生物種の痕跡を発見することができなかった点には留意/注目すベきです。

加えて更なる調査の結果は、██月██日から██日の間に施設へ訪れたと推測/証言される人物の大半が、既に行方不明の状態にある事実を明らかにしました。その一方で、最初にSCP-XXXX-JPに関する通報を受けたはずの地方自治体や、いずれの失踪者家族も、失踪事案及び施設自体の異常事態がどの時点で生じたのか正確に回答できず、記憶の混乱/錯誤を訴えました。

現時点において、SCP-XXXX-JPの現状に起因すると思わしき施設自体の来歴や、他オブジェクトの関与は発見されていません。

追記/補遺/事案: ████/██/██、当時の主任担当者の1人であったエバンス博士は、前日の睡眠中に自らが経験した異常な夢見に際して、SCP-XXXX-JPと関連する重大な事実/重要な事柄/隠匿された真相認識した/目撃した/発見した/気付いたと報告を行いました。しかしながら、当該職員はインタビュアーからの質問に対し、自らが主張する夢見の詳細について一切説明することができませんでした。この状況について、当該職員は激しい焦燥感を示し、単純な忘却を理由として分析しています。

それ以降、█名のSCP-XXXX-JPと関連した職員から、上記内容と酷似する夢見の報告が為されましたが、同様に詳細は説明されていません。加えて、いずれの財団職員も、各自の報告後から数日以内に失踪している点には留意すべきです。これら現象に対する後発的な如何なる調査も、失踪の要因を特定するに至りませんでした。












別紙/[?]: 以下の音声資料は、縦穴内部の探査試行時に記録されたものです。

・・・


リース研究員: 調査員、応答しなさい。穴の中に何かが見えますか?

D-81XXXX: 先生、ダメだ。ライトで照らしているのに何も見えない。この場所はすごく嫌な感じがする。

エバンス博士: 哀れな財団職員、君も私たちの側に加わるのか。

リース研究員: 調査員、その感覚を説明することはできますか?

D-81XXXX: 上手く説明できないけれど、ただ不安なんだ。何故だか急に、自分が今どこに居るのか分からなくなってきて、怖い。まるでひとりぼっち、周りに何もない海原に浮かんでいるような。

エバンス博士: もし私たちの声が聞こえているなら、自分を引き上げてくれるよう懇願するといい。

D-81XXXX: 先生? 何か言ったか? よく聞こえなかった。

エバンス博士: だが注意しろ。私たちの声には答えるな。何も反応を示すな。無視を決め込め。

リース研究員: 調査員、私は何も言っていませんよ。もしも何かを聞いたのであれば、報告をお願いします。それが幻聴であったとしても、構いません。

D-81XXXX: ああ、いや、何でもなかったんだ。たぶん、気のせいだと思う。そんなことよりも、不安や恐怖やらで、流石にパニックになりそうなんだ。だからもう、引き上げてくれないか。

エバンス博士: 何も気が付いていない振りをしろ。

リース研究員: 調査員、この調査試行をいつ終了するのか、それは我々が判断します。それに、貴方も全てを了承した上で任に就いたはずですよ。貴方自身の自由と、家族への補償のために。

D-81XXXX: それは、分かっているけれど、これじゃあまるで悪夢みたいだ。

エバンス博士: これを単なる夢だと思え。

D-81XXXX: ちょっと待ってくれ。

エバンス博士: 目覚めた後も、決して思い出そうとするな。

リース研究員: 調査員、どうかしましたか? 報告をお願いします。

D-81XXXX: 何かが見える。これはだ。それに、あれはか? すごい数だ。

エバンス博士: 嗚呼。残念だ。

D-81XXXX: どうなっている? 何故、こんな地の底にも水族館があるんだ?

リース研究員: 調査員、繰り返してください。貴方の声が聞き取れません。

D-81XXXX: 先生、頼むよ。いい加減に返事をしてくれ。なんで、ずっと黙りっぱなしなんだ。

リース研究員: 調査員

エバンス博士: もう彼は戻れない。それでも気が付いていない振りをしろ。これは単なる夢の出来事だ。


・・・


オブジェクトの性質・背景については以下の通りです

  • ある時点で水族館およびそこにいた人間や飼育動物全てが、基の次元から別次元の層へと「ズレて」しまう。
  • 要するに、犠牲者や水族館の飼育動物たちは「基の次元と同じ座標に存在しているが、あくまでも別次元に存在している状態(画像編集ソフトで上部/下部レイヤーと分かれているようなイメージ)であるため、こちらの次元からは認識することができない」ようになってしまっている。
  • 犠牲者たちは元居た座標に釘付け/ピン留めされてしまっているが、意識は失われていない。ノック音や水槽のメッセージなどは辛うじて動く身体で誰かに警告している。
  • なお、この「別次元に行ってしまっている」状態については特に言及されることはなく、あくまでも背景情報とする。
  • (反ミームによって見えなくなっているわけではない、と読み手に受け取ってもらいつつ、何かを切っ掛けとしてこちらの世界からあちらの世界へと引きずり込まれているのだろうというザックリとしたイメージを与えられれば)
  • ちなみに、水槽の底が抜けているのは、別世界(夢)へと沈み込むイメージから。
  • 上記を踏まえた上で、実は読み手である財団職員は睡眠状態にある。
  • つまり、現状が「現実でオブジェクトの報告書を読んでいたのを、夢の中でも再体験している」状態にある。
  • (似たような意味の単語が「/」で区切られており、かつそれら文章が時折歪んだり文字がぼやけたりする表現や、文章の部分的にあやしいのもこのためで、覚えていなかったり曖昧な部分がそうなっている)
  • 夢を見て精神が高次元あるいは低次元へと至った(近付いた)結果として、別次元レイヤーにおける犠牲者たちの姿を画像の中に見つけることが出来るようになった(画像と説明文が明らかに一致しないのもこれが原因)
  • 最後の再生できない音声ファイル自体も、「現実で聞いた別紙調査記録の音声内容が、メインの報告書内に混線してしまっている」状態にある他、文章ではなく音声であったために記憶が曖昧で、夢の中では音声を再生できず、覚えている部分だけが表示される形で、書き起こしが生成されている状態にある。
  • 同じようにオブジェクトに関する夢(報告書閲覧の反芻だけでなく、現地での活動を思い出す夢でも)を見て、犠牲者たちの現状や何かに気が付いた財団職員たちは、何らかの要因(上述した「近づき過ぎた」ためや、覚醒以降に意識をそちらに向けすぎたため)から犠牲者の一人として向こうのレイヤーに取り込まれてしまう。
  • それを回避する方法こそが、タイトルの「気付いていない振り」をして、それが単なる夢であると信じることのみ。
  • メタ的には終盤に書かれる「財団職員による夢の報告」部分によって、読み手は自身が「夢を見ている」ということを把握できる形としたい。併せて、「続く財団職員の失踪」から、タイトルの通りに「気付いてしまうと、あちらのレイヤーに取り込まれてしまう」という状況を察させることを目指している。

気になる点については以下の通りです

  • 全体的に、内容は面白いと言えるものか。
  • 説明文中での文字の演出や違和感・曖昧な表現から、「夢らしさ」の描写は上手く行っているか。過剰ではないか。
  • 読み手に対する情報やヒントの過不足はないか。
  • 関連記事が増えた関係上、可能な限り「反ミームで認識できなくなっているだけ」という印象を読み手に与えたくないと考えているが、その場合、犠牲者たちからのメッセージである「出自不明なノック音」や「水槽の表面に書かれたメッセージ」という描写や演出は不適切ではないか。
  • 「水槽の底面が喪失している」という状況を記載しているが、結果的にその詳細をヒント群とは深く結び付けておらず、それについてどのように思うか。(より背景との関係性を深めるべきである、考察できるヒントを増やした方が良いなど)
  • 最後の別紙の音声ファイルを聞いた記憶から混線した「調査記録の書き起こし」という演出は、どう受け取られたか。実質的に真相を明かすパートに近い要素となっているが、蛇足であったり余分であるか否か。(加えて、実際に行われた調査時の会話記録も実際に書いているが、重要でないためにほぼボカして見えない状態にしている点もどうか)
  • なお、「現実で認識できなかった存在を、夢の中で思い出す」という性質はSCP-2455-JPでも描写されているが、当該記事が「夢の中で書かれた報告書」であるのに対し、こちらは「夢の中で現実の報告書を読み返している」という別の状況としているが、これによる既存記事との差別化は十分図ることが出来ているか否か。

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  1. portal:2125181 ( 31 May 2018 16:09 )
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