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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid Neutralized
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-1の出現が確認される直前まで簡易収容室にて保管され、定期的に収容サイトを変更してください。搬送時は専用コンテナに収納し、担当職員2名を随伴して行ってください。
SCP-XXX-JP-1の出現が確認された段階でSCP-XXX-JPへの警戒レベルを上げし、速やかに搬送作業へと移行してください。
現在、SCP-XXX-JPの異常性は消失したと思われ、オブジェクトクラスもNeutralizedに変更されています。
以下は、オブジェクトクラス変更前のSCP-XXX-JPの説明文です。
説明: SCP-XXX-JPは█████社製のインスタントカメラです。該当アイテムの型番や形状は実際に販売されていた物品と一致しており、破壊不能特性以外は通常の物品同様に機能します。
SCP-XXX-JPの異常性はオブジェクトを長期間保管している地点にて段階的に発生し、人型実体(以下、SCP-XXX-JP-1)をオブジェクトから1km離れた地点に出現させます。この異常は半永続的に発生しますが、保管場所を移動させることで初期化する事が可能です。
SCP-XXX-JP-1は身長205cmのやせ型の体系であり平均的な人間男性と類似した形状を取っています。しかし、黒色で構成され体表や身体の一部がスモッグ状の物体に置き換わってる点、体躯に対して両碗が異常に伸長している、顔面に計13個の眼球が存在する等の差異も確認されています。現在までSCP-XXX-JP-1は対峙する人間存在に対して攻撃的な兆候を示しています。
SCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JPを保管してからおよそ1週間後に出現し、SCP-XXX-JPを目指して進行を始めます。SCP-XXX-JP-1の出現は段階的でかつ長期的な顕現が不可能であると思われ、約30分経過した段階で消失します。その後、1週間後に消失した地点に再度出現しSCP-XXX-JPへの進行を再開させます。
このSCP-XXX-JP-1の進行に伴い、SCP-XXX-JP-1の外見や対象から発せられる不協和音により周囲に存在する人間は重度の精神疾患や精神異常を発生させます。なお、これらの影響は急激な劣悪環境に置かれた事による一般的な心的ストレスが起因しており、これらに異常性は皆無であると結論付けられています。
SCP-XXX-JP-1がSCP-XXX-JPへと進行する目的や行動原理などは明らかとなっておらず、該当実体の攻撃性や銃弾等の物理攻撃の透過といった特性から完全な抑制や拘束にも成功していません。しかし、SCP-XXX-JP-1の特徴からクラスA霊体である可能性が示唆されており、霊実体拘束用のメトカーフ非実体反射力場発生装置が一時的な拘束の有効手段として判明しています。なお、再出現時にはこれらの影響も初期化されるため、恒久的な拘束手段としては未だ確立されていません。
現在、SCP-XXX-JP-1の攻撃性から該当実体がSCP-XXX-JPと接触した際に発生する事態が予測できないため、SCP-XXX-JPのオブジェクトクラスをEuclidに指定した上で現プロトコルを行使し収容を維持しています。SCP-XXX-JPとSCP-XXX-JP-1との接触実験は未だ協議中です。
補遺: SCP-XXX-JPは1998/5/5に██県██市███町のアパートにて確認された住民トラブルを切っ掛けに発見されました。当時、拾得物としてSCP-XXX-JPを所持していた男性がSCP-XXX-JP-1の出現に伴って総合失調症および妄想症へと移行し、近隣住民への暴行事件を発生させました。その際に現場の証拠物品として地元警察がSCP-XXX-JPを押収し、この時点で対象の破壊不可能特性から現地に潜入していたエージェントによるAnomalousアイテムとしての回収計画が検討されていました。しかし、SCP-XXX-JPの回収から1週間経過した段階で地元警察署にてSCP-XXX-JP-1が出現。この出現事案にて警察関係者に12名の負傷者を出す事態にまで発展し、これを察知した財団による機動部隊の派遣によって事態は収束しました1。この後に財団はSCP-XXX-JPの異常性に関する完全な抑制の懸念から即座に対象を回収し、最初期ではサイト‐8100の簡易収容室にて対象を観察しました。その後、SCP-XXX-JP-1の活動の法則性を分析し現在の収容プロトコルが確立されました。
追記: 以下はSCP-XXX-JPの実験時に発生した事案記録です。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:1997942 (03 Aug 2018 07:33)
拝読致しました。
リビジョン3時点での批評です。
()の中は不要の様に思います。
個人的には面白かったのですが最後にD-992に「…え?」と1人状況についていけてない様な感じにしても好きな展開だなと思いました。しかし、(うろ覚えですが)少し似た様な展開は他の記事でもどことなく見た様な構図になってしまっているのが本記事投稿時の評価の懸念点かなと思います。
記事作成頑張ってください。
単位が環境依存文字です。半角アルファベット2文字で「km」とすることを推奨します。
適切な位置に読点を打つことを推奨します。
文頭を「ですが」で始めるのはやや話し言葉としての印象を受けます。
文が途中で終わっています。
また、「など」は複数の事物を列挙する際に用いる語であり、「攻撃性」以外にも観点を1つ提示すべきかと思います。
自撮りと見なしたDクラスの判断と矛盾していませんか?
嫌いではないですが、かなり既視感や物足りなさがあり、明確に残るとは判断できません。ギャルやその他の特性を持つ幽霊は漫画とかにも比較的よく登場するものではありますので、あまり新鮮さが無く、ありがちに感じました。特に美少女の幽霊を題材にした作品はTwitterなんかでも目にするものではありますし(現に「幽霊 漫画」で検索したところ最上位に美少女霊の登場するギャグ漫画が表示されました)、より昔に遡れば『地獄先生ぬ〜べ〜』でも似たようなことはやられていたのではないかなと思います。女性幽霊の人格のバリエーションが様々描かれている最近の作品としては『霊のパシり』も思いつきます。ショートコン参加作でないならば1文字数を気にすることはありませんし、確実に作品を残すにはギャルとしての正体の開示以外にもうひと悶着用意してオチをつける方が安全だと思います。
また、幽霊が実質的にただ強いギャルの人型実体、に落ち着いているところも気になりました。幽霊といえばホラージャンルの文脈を持つ存在ですが、説明:節がおどろおどろしさをあまり強調しないニュートラルな記載になっていて(強さは補遺:節で強調されていますが)、ギャルとしての正体の開示との間にあまり落差が大きくはない印象を受けました。
あとは、長らくカメラを収容していた財団に対してもう少し文句を垂れる方が自然なのではないかと思いました。警察署の襲撃までして、その後もしばらく財団のせいでカメラに手を出せずにいたわけですので、「マジで空気読めなさすぎ」で終わらせるには強すぎる思いというのもあるのではないでしょうか。なお、元々人間社会で暮らしていた人間が霊になったとして突然警察署を襲撃するにはかなり心理的なブレーキがあるでしょうから、そのあたりの考慮もあると(軽く台詞の中で触れるなど)人間として霊を見た時に自然になるかなと感じました。
指摘いただいた点を考慮し修正いたしました。
もっと別角度からの要素や、展開などが必要か否か、教えていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
SCP-3019-JP「彼女のカメラ」として投稿しました。ご協力いただきありがとうございました。