魔物の願い - SCP-JPサンドボックスⅢ

魔物の願い

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クレジット

タイトル: SCP-XXXX-JP - 魔物の願い
著者: yanyan1
作成年: 2023

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: ここに特別収容プロトコル。

説明: SCP-XXX-JPは1990年代に発見された光源下変異性人型実体の総称です。SCP-XXX-JPの遺伝情報はほぼ通常の人間と大差ありませんが、Y染色体に該当するアミノ酸配列に異常が見られます。現在、財団は165体のSCP-XXX-JPを収容しており、対象には専用居住区画を設置し保護を継続しています。

SCP-XXX-JPの異常性は対象の周辺環境が光源下である場合か非光源下である場合によって変化します。光源下に存在する場合は通常の人間と同様の見た目に変化し、周辺環境が10ルクス以下になったした場合はSCP-XXX-JPは攻撃的な生体機能を有した大型実体へと肉体を変化させ、それに伴い身体機能の飛躍的な向上が発生します。現在、この変化の変遷を正確に記録する試みは成功しておらず、前述した変異も光源下にあるSCP-XXX-JPによる認識災害を引き起こしている擬態である説が浮上しています。しかし、双方の形態を検査した際も数値上はその実体性を証明しており、未だ詳細は判明していません。

SCP-XXX-JPの非光源下での形態は各個体によって様々であり、一部共通している箇所は「頭部の白骨化および多頭化」「多種多様な生物の生態部位の発生」「筋肉量の増大」が挙げられます。

以下は観測されているSCP-XXX-JPの変異形態の分析表です

名称	概要
下半身変異型	人間の形状に近い上半身と他生物の特徴を有する下半身を持つ個体。その他、人間型の腕の複数発生も観測される。主に雌型のSCP-XXX-JPに見られる。
増強型	凡そ人間型の形態をしているが、身長の増大、筋肉量の増大が顕著にみられる個体。一部では身体の各部位によって肥大化のばらつきが見られる個体も存在する。主に雄型のSCP-XXX-JPに見られる。
有翼型	凡そ人間型の形態の背中部分に羽が発生した個体。身長や筋肉量に大きな変化は見られないが、SCP-XXX-JP個体で唯一飛行活動ができ、高速移動も可能。この形態は希少性が高く、雌雄による限定は見られない。
腕変異型	人間型の腕が他生物の頭部や触手状、刃状に変化する個体。個体数が少なく、前述した要素が複合して発生する場合もある。雌雄による限定は見られない
キメラ型	基本的には増強型と同様の見た目だが、比較的人間の生態に近い形状をする。特徴として頭部にはその他のSCP-XXX-JP個体には見られない2本の角発生する。また、能力的にも全ての形態の特徴を瞬間的に発生させる事が出来る。