SCP-XXXX-JP「花が為に時よ止まれ」

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tori08

SCP-XXXX-JPより回収された生物群

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは周辺を電気柵で囲み、小型UAVによる定期巡回により完全に封鎖してください。当サイトへ向かう道路は必ず武装した検問所を設け監視される事となっています。SCP-XXXX-JP上の全空域は飛行禁止空域と見なされ、常に監視及び上空封鎖が行われます。無許可の侵入者には必要ならば終了処置が認められます。

SCP-XXXX-JPの内部調査は全て無人探査機でのみ行われるべきです。あらゆる人類の侵入は二名以上のクリアランスレベル4以上の職員の承認によってのみ許可されます。

イベント・ビャクダンの発生が観測された場合、機動部隊は-28("ドルイドの黄金鎌")の護衛の下、一名以上の出産経験のある財団職員がSCP-XXXX-JP-A所在地点まで武装車両によって輸送されます。イベント・ビャクダンの発生より48時間以上経過した、あるいは停止処置の完遂が不可能だと判断された場合、サイト内の全エリアにおける空爆が実行されます。

イベント・ビャクダンは特定の儀式的な手順(以降、停止手順-XXXX-JPと表記)により停止させることが可能です。以下は停止手順-XXXX-JPの説明です。

・『レクイエム ニ短調 K. 626』と知られる楽曲をDAPによって再生します。十分に当該楽曲と認識できるものであれば、ある程度の原曲との差異は問題ありません。

・SCP-XXXX-JP-A-αから半径5m圏内に人形やリボンなどといった5歳から10歳の女児たちが好むような物品を設置します。物品の個数は問いません。

・SCP-XXXX-JP-A-αに対して鼓舞や慰藉を示す文言を口述します。ただしこの作業は出産経験のある人間が行わなければなりません。またこの作業はより強い親愛的感情の下で行われることが好ましいです。

SCP-XXXX-JP-A所在地点に到着した職員は停止手順-XXXX-JPに従い、イベントの停止作業を行ってください。

説明: SCP-XXXX-JPは日本の██県███市に位置する郊外住宅街です。SCP-XXXX-JP内部の建造物の外観は全て11世紀から15世紀のフランスの建築様式を模した、いわゆるゴシック建築です。SCP-XXXX-JP内部の全ての人工的オブジェクトは損傷を与えられた、あるいは破壊された場合、12時間から18時間以内に完全な状態に修復されます。

SCP-XXXX-JP及びその半径200m圏内に侵入したあらゆる脊椎動物と節足動物は即座に未知の手段によって生命活動を停止します。ただし人類はこれに当てはまらないことが確認されています。この異常性によって生成された生物の死骸はいかなる損傷も受けることはなく、永久的にその形質を保ち続けます。

SCP-XXXX-JP-Aは5歳から10歳の間のアジア系の女児の死体(以降、SCP-XXXX-JP-A-αと表記)と、それを取り巻くバラ科の植物に類似したオブジェクト群(以降、SCP-XXXX-JP-A-βと表記)から構成されています。SCP-XXXX-JP-AはSCP-XXXX-JPの中央部に位置しています。

SCP-XXXX-JP-A-αは腐敗等の自然な劣化の徴候は見られませんが、人為的かつ物理的な干渉には一般的な反応を示します。ただしSCP-XXXX-JP-A-αへの傷害は高確率で後述のイベント・ビャクダンを誘引します。イベント・ビャクダンの発生時、SCP-XXXX-JP-A-αの人体において涙腺に当たる部位より粘性のある黒い液体が生成されることが観測されています。現在、液体の採取及び成分の調査の試みは全て失敗に終わっています。

SCP-XXXX-JP-A-αが損傷を負った、あるいは爆発等で完全に消失した場合、不定な期間をおいて当該オブジェクトの再生もしくは再生成が行われることが確認されています。SCP-XXXX-JP-A-αが完全な状態に戻るまでに必要な期間は当該オブジェクトの損傷の程度に依存します。

SCP-XXXX-JP-A-βは特にRosa gallica officinalis1と外見的に近似しています。SCP-XXXX-JP-A-βを破壊もしくは撤去する試みは全て失敗に終わっています。またSCP-XXXX-JP-A-βは時間的、環境的要因を問わず常に開花している状態にあります。SCP-XXXX-JP-A-βは成長しており、20██年██月現在、SCP-XXXX-JP-A-βの体積は発見時より13.3m3から14.0m3増加していると推測されます。

SCP-XXXX-JP-Bは未知の病原性細菌です。感染者は12時間以内にインフルエンザに類似した高熱を伴う症状が現れ、24時間から30時間後に昏睡状態に至り死亡します。SCP-XXXX-JP-Bは100%の感染率と致死率を有しますが、空気感染、水系感染が行われることはありません。またSCP-XXXX-JP外部ではSCP-XXXX-JP-Bは即座に死滅し、感染者に現れた症状も速やかに治癒します。

SCP-XXXX-JP-CはSCP-XXXX-JP-Bの感染者の死体が異常なプロセスを経て変遷したクラスA霊体2です。このプロセスは感染者の死亡後から数秒以内に完了します。SCP-XXXX-JP-Cに対して物理的な損傷を与えることは困難ですが、nPDN装置3による物理的な状態の固定、そしてそこからの物理的干渉による無力化が可能です。SCP-XXXX-JP-CはSCP-XXXX-JP外部での活動も可能ですが、当該オブジェクトがSCP-XXXXより1km以上離れたという事例は確認されていません。

SCP-XXXX-JP-Cはそれぞれ情緒、性格等のパーソナリティの性質を保持し、それらの大部分は変遷元が由来であると考えられます。ただし変遷元の記憶が当該オブジェクトに引き継がれることはありません。またSCP-XXXX-JP-Cの言動や所作はやや幼稚であると形容されます。SCP-XXXX-JP-Cは自身を一般的な人間と認識しており、誕生から現在までの全ての時間をSCP-XXXX-JP内で過ごしているように振る舞います。また自身を含むSCP-XXXX-JPの関与するあらゆる異常性について、SCP-XXXX-JP-Cが認知することはありません。
SCP-XXXX-JP-Cの全個体は不安定かつ異常な精神状態にあります。SCP-XXXX-JP-Cがとる行動は非常識的であり予測困難ですが、SCP-XXXX-JP-Aに対する信仰や崇拝といった行為はSCP-XXXX-JP-Cの全個体に共通して見られます。

SCP-XXXX-JP-Cは人類に対して中立的であり、大抵の場合、当該オブジェクトは人類との接触に対して挨拶程度の軽度なコミュニケーションまたは無反応を示します。
SCP-XXXX-JP-Cは常軌を逸した幸福感を知覚し続けています。SCP-XXXX-JP-Cが人類を認識した際、対象に自身の感じている幸福感の共有を試みます。大抵の場合、幸福感の共有は強制的な唇同士の接吻もしくは性行為といった形で行われます。これらの行為は必然的に対象にSCP-XXXX-JP-Bの感染をもたらします。

20██年██月現在、SCP-XXXX-JP-CはSCP-XXXX-JP内に█████体存在することが確認されています。

イベント・ビャクダンはSCP-XXXX-JPを中心に発生する異常な事象です。イベント・ビャクダンの発生は稀かつ不定期であり、SCP-XXXX-JP-A-αへの干渉を除いて発生の起因は不明です。イベント・ビャクダンの開始時、SCP-XXXX-JPの内部にいる人間は強い幻聴を訴えます。対象は幻聴を男性の絶叫かそれに類似するものと報告します。人間及びあらゆる生物が48時間以上イベント・ビャクダンの影響下に晒された時、対象は未知の手段により生命活動を停止し、あらゆる損傷を与えることが不可能な状態になります。これはSCP-XXXX-JPの有する異常性に類するものだと考えられます。イベント・ビャクダンの影響範囲は発生からの時間経過に伴って拡大されていきます。影響範囲の拡大はSCP-XXXX-JPを中心に同心円状に行われ、速度は時速30kmから時速40kmと振幅が見られます。

SCP-XXXX-JP及び内部の建造物群への大規模な攻撃はイベントの停止をもたらします。しかしイベントを停止させるまでに必要なSCP-XXXX-JPの損害規模は攻撃の実施回数に伴って明確に増加していることが確認されています。

録音記録-XXXX-JP: 以下は無人探査機によって録音されたSCP-XXXX-JP-C個体同士の会話の記録の抜粋です。

補遺-XXXX-JP-1: 19██年██月██日、財団日本支部情報管理センターがクラッキングの被害を受けました。事件後、サーバー内に残されたテキストファイルによりSCP-XXXX-JP及び停止手順-XXXX-JPの発見に至りました。クラッキングを行った人物もしくは組織は未だ発見に至っていません。

補遺-XXXX-JP-2: SCP-XXXX-JP内部に文字の書かれた一枚の短冊状に切られた紙片とそれが吊るされた葉竹が発見されました。これらの物品は明らかにSCP-XXXX-JPの景観及びSCP-XXXX-JP-Cの生活様式と相違し、SCP-XXXX-JPと何らかの関係があると見なされ、回収された後に財団の研究チームに送られました。


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