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クレジット

タイトル: - SCP-XXXX-JP
著者: ©kurone arinko
作成年: 記事作成年2022

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル・説明

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは日本列島沿岸からアリューシャン列島、カナダ沿岸の各地に存在するため完全な収容は不可能です。海岸から██kmの海底に██kHzの音波を流すことでSCP-XXXX-JPの上陸を抑制できます。海岸でSCP-XXXX-JPと思われる個体が発見されたのなら財団に報告し、確保、必要に応じ終了してください。
また民間人など財団に関係ない人に被害が出た場合は必要に応じてA〜Cクラス記憶処理を行ってください。

SCP-XXXX-JPは確保次第サイト8102にある35×35×10ｍの専用の中型海洋生物用の水槽に収容してください、水槽は2名以上の武装警備員に常時監視させてください。

SCP-XXXX-JPの要望や意見については財団に協力的なSCP-XXXX-JP-3が代弁します、SCP-XXXX-JP-3からの要望や意見はレベル2以上の研究員2名の許可を得てから回答しください。
また、SCP-XXXX-JPの実験、研究をする場合は長門博士かエージェント黎恵の許可を取った上でどちらかの監視のもと行ってください。

説明: SCP-XXXX-JPは千葉県九十九里浜にて最初に発見された体長1〜2.5mほどの高い知能を持ちハサミが異常に発達したタラバガニに似たカニです。また、日本語と英語を話せる個体もいます。

SCP-2237-JPは現時点で発見されている地球上のどの生物とも一致しません。最初の発見時に海水浴客により「人語を話す変なカニがいる」と通報が有り財団により確保されました。（以下確保された個体をSCP-XXXX-JP-1〜SCP-XXXX-JP-14とする）確保されたSCP-XXXX-JPの中で特に知能が高いSCP-XXXX-JP-3、SCP-XXXX-JP-11にインタビューをしました。

インタビュー記録001を表示

インタビュー記録001:

対象:SCP-XXXX-JP-3

インタビュアー:長門博士

<録音開始>

長門博士:それではインタビューを始めます。

SCP-XXXX-JP-3:それより他のやつはどこだ！私は██████の隊長だ！

長門博士:隊長？と言いますと？

SCP-XXXX-JP-3:我々は██████の先遣隊だ、地上を占領する作戦のための偵察部隊である。

長門博士:ほう、それは言ってもいいのですか？なんというか、作戦は基本的に言わないものではないのでしょうか？

SCP-XXXX-JP-3:確かに本当なら言わないできだが、今は大事な部下たちが人質……いやカニ質にされてるからな…頼む！答えられる範囲で答えるから部下たちを開放してくれ……

長門博士:検討します、答えてもらえますか？

SCP-XXXX-JP-3:あぁ、頼むぞ……

長門博士:あなた方はどこから来たのですか？

SCP-XXXX-JP-3:さっきも言ったが我々は海底の██████という国から来た偵察隊だ、国は生活範囲や植民地を増やす目的で地上に侵略戦争を仕掛けようとしている、その先遣部隊になったうちの一つが我々の部隊だ。

長門博士:「なったうちの一つ？」てことは他にも先遣隊はいるということでしょうか？

SCP-XXXX-JP-3:あぁ、五年前から情報収集は始まっている、我々が地上に来たのは6回目だ。

長門博士:そうですか、本格的な上陸作戦はいつ始まるのですか？

SCP-XXXX-JP-3:さすがに正確なことは言えないが3年以内には始まるだろう……

長門博士:……わかりました、あなた方の国の規模はどれくらいですか?

SCP-XXXX-JP-3:我々は日本近海から北太平洋、そして北米大陸の西海岸の海の覇権を握る██████帝国という国だ。侵略主義な国で他の海にも傀儡や植民地を持ってるんだが、東南アジアやインド洋を抑えてる███国というクソッタレが台湾近海や沖縄近海の我々の領土に対して宣戦布告もなしに攻め込んできてな…どうにかして勝たなくては南の仲間が蹂躙されてしまうからな…

長門博士:だとしてなぜ地上に来たんです？

SCP-XXXX-JP-3:新しい皇帝陛下が地上の覇権も取れば███国に対する圧力にもなるし、海と陸という2種類の地点で戦略を練れるっていう理由だが、、あのクソボンボンは海と陸の違いを分かっちゃいないない……

長門博士:確かに、、海のカニが陸に来るのは難しいですよね

SCP-XXXX-JP-3:ホントだよ…

長門博士:わかりました、では最後に聞きます海底には戻りたいですか？

SCP-XXXX-JP-3:私は海底に戻っても敵にこんなにも情報を渡してしまったのでほぼ確実に殺されるでしょう、私のことは好きにしていいから部下たちだけは頼みます……

長門博士:後で上層部と話し合って決めます。

<録音終了>

終了報告書:SCP-XXXX-JP-3はもしかしたら財団に協力してくれるかもしれません、また3年以内にカニが大量に上陸する恐れがあるため上陸できないように何らかの対策が必要である。長門博士

インタビュー記録002を表示

インタビュー記録002:

対象:SCP-XXXX-JP-11

インタビュアー:長門博士

<録音開始>

長門博士:それではインタビューを始めます。

SCP-XXXX-JP-11:………［無言］

長門博士:…聞いてます？

SCP-XXXX-JP-11:何も言うことはない、煮るなり焼くなりむき身にするなり好きにしやがれ

長門博士:、、どれもしません

SCP-XXXX-JP-11:だとしても何も話さん、話したとしてなんか良いことがあるのか？

長門博士:お願いしますよ、私達はあなた達と友好な関係を築きたいのです

SCP-XXXX-JP-11:まぁ我が国は侵略主義国家だからな、皇帝陛下が急死してあの方が即位してから国は変わってしまった、

長門博士:詳しくいいですか？隊長さんも新皇帝のことを言ってましたが、

SCP-XXXX-JP-11:……隊長が何を言ってたかは知らんが新皇帝がクソなことには変わりない、先代は戦争を極力避け、ほとんど交渉で傀儡や植民地を作っていたんだが、新皇帝は頭が悪いただのボンボンさ

長門博士:隊長さんもボンボンだと言っていましたがどんなお方なのです？

SCP-XXXX-JP-11:先代の一人息子でな、軍経験もなければロクに勉強もしてないやつでな、無謀すぎる作戦や政策をどんどん出してくる野郎さ、でも金だけは持ってるんだよ…

長門博士:金？海底にもお金の概念はあるのですか？

SCP-XXXX-JP-11:当たり前だろ？ほれ[何かを置く]

長門博士:これは？鱗ですか？

SCP-XXXX-JP-11:あぁ、皇帝が変わってから皇族が富を独占し始めたのさ……

長門博士:なるほど、ひどい話ですね、

SCP-XXXX-JP-11:内部では反乱軍もでき始めてるんだよな…本上陸が先か内部での一斉蜂起が先か、、

長門博士:あなた方はどっちなんです？

SCP-XXXX-JP-11:他の奴らは知らんが俺は生き残れそうな方につくかな

長門博士:ありがとうございました、インタビューを終わります

SCP-XXXX-JP-11:おう…なんやかんや色々話してもうたな……

<録音終了>

終了報告書:一斉蜂起が起こる可能性があるらしいので少なくとも数年間本上陸を防げば奴らは勝手に崩壊するかもしれません。長門博士

SCP-2237-JPについての実験は過去5回ほど行われてますが、SCP-XXXX-JP-3からの要望により一部を除いて削除済みです。

実験記録

実験001
目的:SCP-XXXX-JPの身体調査
対象:初の戦闘で死亡したSCP-XXXX-JP
結果:甲羅は厚いところで10mm以上ありアルミニウム並の強度があることが確認されました。
挟む力は推定で200kg以上の力があると思われます。
体の構造は、普通のカニにはある頭部神経節が無く変わりに人間より一回り小さい脳がありました。またそれ以外の構造は普通のカニと変わりません。
足の筋肉発達しており、陸上では推定時速20km近くの速さが出ると思われます。

脳みそ以外は美味しそうなカニでした。長門博士

実験002
目的:SCP-XXXX-JPの知能テスト
対象:人語が使えるSCP-XXXX-JP10匹(以下SCP-XXXX-JP-002-1〜SCP-XXXX-JP-002-10とする)に財団が用意した知能テストを実施させる。
知能テストは██ページの100満点のマークシート式です。
結果:SCP-XXXX-JP-002-1　87点
　　 SCP-XXXX-JP-002-2　72点
　　 SCP-XXXX-JP-002-3　75点
　　 SCP-XXXX-JP-002-4　61点
　　 SCP-XXXX-JP-002-5　92点
　　 SCP-XXXX-JP-002-6　77点
　　 SCP-XXXX-JP-002-7　84点
　　 SCP-XXXX-JP-002-8　86点
　　 SCP-XXXX-JP-002-9　91点
　　 SCP-XXXX-JP-002-10 68点

平均して並の人間より高い知能を持っており、教育をすれば複雑な計算などもできる可能性があります。
ちなみに私は82点、長門博士は96点でした。エージェント黎恵
実験003
【削除済み】

実験004
目的:上陸阻止の方法の研究
対象:無作為に選出されたSCP-XXXX-JP10匹(以下SCP-XXXX-JP-004-1〜SCP-XXXX-JP-004-10とする)
結果:SCP-XXXX-JPは██kHzの音波が苦手らしく、音波を流している地面を避けて行動することが確認されました。またSCP-XXXX-JP-004-1〜SCP-XXXX-JP-004-3に直接音波を流したところ共通して苦しみ、SCP-XXXX-JP-004-2は気絶してしまいました。(生命活動に異常なし)

彼らが泳げるタイプのカニなら話は別だがこれな上陸を阻止できるかもしれません。エージェント黎恵

実験005
【削除済み】

また過去7回SCP−XXXX−JPが発見されており、そのうち3回ほど財団とSCP-XXXX-JPの戦闘が発生しており稀に民間人にも被害がでております。(確保・戦闘記録)

補遺1:現時点で上陸が確認されたのは日本の本州と██島だけです。

補遺2:現時点で200匹以上のSCP-XXXX-JPが収容されているので水槽が手狭くなってきています、水槽の追加については上層部の許可待ちです。

補遺3:SCP-XXXX-JPによく似た種類でSCP-5884-KNKUSNがいますが関係は不明です。

確保・戦闘記録

199█/9/██、千葉県九十九里浜、戦闘あり、14匹確保

初のSCP-XXXX-JPとの遭遇、確保部隊と遭遇した瞬間に一匹のSCP-XXXX-JPが副隊長の████の腕をものすごい力ではさみ、上腕骨を折り戦闘が開始してしまい財団側1名負傷とSCP-2237-JP側3匹負傷、1匹死亡となってしまったものの14匹を確保しました。

199█/11/█、青森県津軽湾、戦闘なし、12匹確保
199█/2/1█、静岡県、白浜海岸、戦闘なし3匹確保
199█/2/2█、富山県、██湾、戦闘なし3匹確保

199█/9/██、千葉県九十九里浜、戦闘あり、25匹確保

海水浴場から「大量の人語を話すカニが人を襲ってる」との通報があり捕獲部隊が駆けつけました、捕獲部隊がついた頃には多数の民間人が倒れており、砂浜にはSCP-XXXX-JPが大量にいました、捕獲部隊はすぐに被害にあった民間人の介抱と確保を開始しましたがSCP-XXXX-JPが抵抗をしたため戦闘が開始し、すでに被害が出ていた民間人とは別に流れ弾などで民間人に被害が出るという二次災害も起こってしましました。最終的に財団側5名負傷、SCP-XXXX-JP側15匹負傷、1匹死亡そして民間人11名重軽傷となり、25匹のSCP-XXXX-JPを確保しました。また当日海水浴場にいた民間人全てにCクラス記憶処理をしました。

199█/█/██、神奈川県相模湾、戦闘なし、11匹確保

199█/4/█、東京都██島、戦闘あり、163匹確保

この島は太平洋戦争時代の戦場うちの一つでありSCP-2237-JPの存在は199█/4/█に旅行に来ていた民間人3名の失踪により判明しました。SCP-2237-JPは海岸に無数に残るアメリカ軍のものと思われる小型艇の残骸の中に大量に存在していることが確保部隊の偵察要員のより確認されました、この時点でのおおよその数は100以上だと思われます、確保部隊は旧日本軍の旧██山砲台跡に基地を構え数の多さから十数匹ごとに十数回に分けて確保することを決定し、199█/4/█〜199█/4/2█までの19日にかけて計163匹確保しました。また█日と1█日に小規模な戦闘が発生しており、確保部隊に合わせて7人の重軽傷者が出ました。

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  批評コメント批評コメント

  
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  ykamikura 06 Oct 2022 15:50

  + 拝読しました！

  すいません、以下のような理由であまり面白くなかったですかね。

  1. 長さの割に内容が薄いかも？

  内容は要約すれば「知性を持ったカニの国家、二代目が無能で衰退中」ですよね？ 誠に失礼ながら、設定がそれだけしか決まっていないのに、インタビュー、実験記録、戦闘記録などを無理に付け足して、「水増し」しているような印象を受けます。これは料理で例えるなら、量が足りないからと言って、ジャバジャバと水を足してしまうようなものです。まあ…美味しくはならないですよね？

  あくまで自論ですが、SCPとは「報告書という体裁の小説」特に短編小説に近いと思うので、無駄な要素は極力省く必要があります。逆に言えば、全ての要素は何らかの形でストーリーの完成度に寄与している必要があります。とは言え、現状では設定自体が薄すぎて、何を足しても「水増し」にしかならないと思います。

  カニたちの国家の実体はどんなものか？ どんな暮らしをしているのか？ 社会制度はどんなものか？ 技術や産業は？ 記事中で語られていない設定がおありなら、出し惜しみはしないで下さい！ また、カニたちに喋らせているだけではストーリーが盛り上がらないので、具体的な展開も欲しいところです。あくまで一案ですが、カニ帝国の最終兵器が襲ってくるとか…。

  2. カニである理由が薄いかも？

  現状ですと、カニを別の海洋生物に置き換えても不都合はないですよね？ これは逆に言えば、カニという記事の主要なはずの要素が活かせていないということです。是非、本やネットなどでカニに関して徹底的、それこそカニ博士になれるぐらい調べ上げて、使えそうなネタを探しましょう。↑の設定の薄さの解決にも繋がると思います。あくまで一案ですが、タラバガニが(分類学上はカニではないので)仲間外れにされて苦しんでいるとか…？

  3. SCP-7898-KO-J - 海底入植地声明第7898号とネタかぶりかも？

  あちらはカニだけでなく、海洋生物(と言うより海産物)の国家という設定ですが、SCP-7898-KO-Jが画像との相乗効果によってインパクトを増しているのに比べると、こちらは現状では少々ウリが不足しているかもしれません。結果「SCP-7898-KO-Jの下位互換」という印象に終わってしまうかもしれません。打破するには……やはりカニに関して徹底的に調べて、カニで一点突破するしかないかもしれませんね。

  繰り返しになりますが…

  SCPとは「設定の寄せ集め」ではなく「報告書という体裁の小説」だと思います。まずは普通に小説として書いてみましょう。それから報告書式に書き直せば十分です。

  好き勝手申しましたが、少しでも参考にして頂ければ幸いです！ 私への返事を急ぐ必要はありませんので、じっくりお取り組み下さいね。

  kurone arinko 23 Dec 2022 01:26

  返信遅れました、ここまでしっかり評価して頂いてほんとうにありがとうごさいます
  やまだ慣れてないのに規模が大きいSCPを考えてしまって出しゃばってしまいましたw
  それとSCP-7898-KO-Jどのネタ被りは完全に予想外でした、パクったつもりは無いのですが、すでにこんな面白い記事があるのに似たような記事を出すのは少し弱いと思いますのでカニ帝国に関してはもっと他で経験をつんで(ついでにカニについて猛勉強して)から改めて出そうと思います。
  ありがとうございました、今後もちょっとずつ記事を書くつもりなのでもしよかったらまた見に来てください(^^)

  From: サンドボックスオペレーター

  ShinoguN 29 Oct 2022 05:06

  しばらく更新が見られないため、この下書きのステータスを「批評中断」にしました。下書き批評を受ける準備が整ったならば、お手数ですが、改めて下書きのステータスを「批評中」に変えていただくようお願いします。

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