逃げる

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ガタンガタンと月並みな電車の音が、薄いアパートの壁の向こうから聞こえる。駅前の一等地というが、大学が無ければ若者が集まらないような街の地価は大したものではない。生活に必要な品さえ集めるのに苦労をするこの街は、落ち延びる先としては良い方だと思う。

子供の頃から、逃げたいと思っていた。屋根に上っては落ちようとして、でも怖くて落ちることが出来なかった。結局のところ親に怒られて、屋根には上らなくなった。家出はしなかった。する勇気はなかった。とにかく何かから逃げたかった。大学に来たのも家から逃げたかったからだ。


まぁ、だから長くは続かなかったんだと思う。少なくとも大学に顔は出したくない。あそこには何も無い。アパートに居るのも嫌だ。横着の結果、ゴミが貯まったからだ。だから走る。理由はいらない。

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  1. portal:0-sk-1 ( 05 Jun 2018 14:47 )
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