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アイテム番号: SCP-XXXX-JP-J（おじいちゃん）
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: おじいちゃんは無理に収容する必要は無く、3時間耐え抜けば問題ありません。白沢博士は5ヶ月に渡っておじいちゃんとの正確なコミュニケーションを試みていますが、成功する未来が見えません。
説明: SCP-XXXX-JP-J（以降、’’おじいちゃん’’。）は古代紫色の大衣を着用した推定75歳のおじいちゃんと見られています。推定75歳でありながらかなりの行動力があり、コミュニケーションの結果からやや短期な性格である事が推測できます。詳細な生態は分かっていませんが、おじいちゃんは通常██県███郡にある█████寺の住職であり、定期的に県外へ移動しては気分次第に周囲のヒトへ話しかけ、座禅の話を持ちかけます。のちにおじいちゃんは「自分の心を見つめ直せー！！！」とその外見からでは想像の出来ない声量で叫び、話かけられたヒト（以降、’’対象’’。）はおじいちゃんと不明な方法で異空間（以降、’’座禅堂’’。）と推測される場所に転移されます。そこは本格的な座禅堂となっており、居心地は悪くありません。
座禅堂に転移したら既に正確な姿勢へと自動的になってなり、3時間の座禅を行います。そこで行われるのは通常の座禅と変化はありません。また、座禅堂には20代と見られる若い御坊さんのようなヒトがおり、時折、警覚策励を用いて対象の背中を打ちます。この御坊さんとのコミュニケーションは成功していません。
3時間の座禅は自分の意志で止める事が出来ず、3時間耐え抜いた時のみ座禅は終了し、現実世界に帰還します。（一部例外。）なお、座禅が終了し帰還した際の現実世界の時間は転移した時間と変化しません。
追記: 滑舌悪すぎます。そしてキレられるし、座禅させられるし、何ですかこれ！？
発見: 2022/7/15に外出していた多村博士が偶々おじいちゃんに話かけられ、3時間座禅をさせられたと説明したことによって調査が始まりました。
補遺おじいちゃん-1: 下記はおじいちゃんとの会話記録の抜粋です。なお、全ての記録は録音で行われました。
