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財団記録・情報セキュリティ管理局からの通知
SCP-5997についての初版の文書及び付随するすべての改訂後の文書はファイル上のDEEPWELLレベルのデジタル保護の存在により、削除、移動、または隠蔽することができません。くれぐれもSCP-5997が現在実際に存在すること、しかし後述しているデータの大部分は現在のSCP-5779の状態とは異なっており、もはやアノマリーの現在の状態には当てはまらないということに注意してください。ですが、現在の正確な報告書に辿り着くために全ての改訂版の報告書に目を通してください。この報告書を読むあなたが理解しやすいように文書の改訂部分を青色で表示しています。ご不便をおかけし申し訳ございません。
—RAISA監督官、Maria Jones

SCP-5997を原料とする標準的な薬品
特別収容プロトコル:SCP-5997は自己収容状態であると考えられています。財団の指示下での当該オブジェクトの使用および当該オブジェクトを含む薬品の使用は当該オブジェクトがSCPオブジェクトとして分類される以前より制定されていた基本プロトコルに従い、続行してください。現在結成されているEURYDICE-9記憶増強剤研究プロジェクトはSCP-5997の起源と特性についての調査を行い、また記憶増強剤の投薬計画に従い服薬した財団職員へのSCP-5997の影響を監視するものです。
EURYDICE-9の研究チームの全メンバーは、必ずクラスX記憶増強剤の使用、常にMarness-Yarrow調整投薬計画を続けてください。
説明:SCP-5997は財団が標準的に使用している記憶増強剤 の活性成分です。SCP-5997は人間の認知機能を著しく向上させる興奮性を持つ向知性薬です。特に記憶増強の効果を作用させるために記憶保持に関与する脳の中心部位に作用します。
不明な理由で、SCP-5997はいかなる状態でも前向性健忘を誘発するタイプⅣ反ミーム性トリガー(この影響の正確な原因は不明です)を示し、またクラスXまたはクラスX以上の記憶増強剤の影響下でない対象の認知的なSCP-5997の知覚を妨げます。すべての財団職員がSCP-5997の影響下にいることにより、恐らく長期間にわたって、その異常性は異常な存在のために未知のままです。
EURYDICE-9プロジェクトによって行われた以前の発見研究でSCP-5997に由来する物質の短期間及び長期間の使用は財団が既に発見している異常性とは別の新しい異常性は示さず、反ミーム性効果を誘発させる点を除けば、SCP-5997に異常性が無いことが分かりました。反ミーム性の影響は服薬によるものではなく知覚することで誘発するため、反ミーム性の効果はSCP-5997の使用時には差し障りありません。
SCP-5997が財団に供給されるようになった起源は現在も判明していません。
財団外の不明な存在実体によるSCP-5997の供給は深刻なセキュリティ侵害である可能性があるため、EURYDICE-9の研究努力によるさらなる調査は現在進行中です。

Standard derivative agents of SCP-5997-1.SCP-5997-1を原料とする標準的な薬品
特別収容プロトコル:SCP-5997は現在未収容と考えられています。EURYDICE-9の研究プロジェクトはSCP-5997を研究し、その在処を特定し、収容するための計画を管理し、調整するものです。自動処理システム(APS5997Z24)は財団データベースにある情報に対するSCP-5997の影響の兆候を感知するために財団データベースを監視し、またSCP-5997の影響の拡大を防ぐためにSCP-5997に影響されたいかなるデータを直ちに削除するためのものです。特に、機密扱いのデータは消去前直ちにバックアップを取ってください。
SCP-5997及びSCP-5997-1に関するすべての情報は厳重に暗号化され安全なデータストレージサバ―に保存されます。また、厳重に取られたバックアップは同様に暗号化され、常に待機状態にあります。
財団の指示下でのSCP-5779の使用は当該オブジェクトが副次的SCPオブジェクトとして分類される以前より制定されていた基本プロトコルに従い、続行してください。EURYDICE-9記憶増強剤共同研究プロジェクトはSCP-5997-1についての調査を行い、また記憶増強剤の投薬計画に従い服薬した財団職員へのSCP-5997の影響を監視するものです。
EURYDICE-9の研究チームの全メンバーは、必ずクラスX記憶増強剤の使用、常にMarness-Yarrow調整投薬計画を続けてください。
説明SCP-5997は財団が標準的に使用している記憶増強剤の活性成分(以前SCP-5997と指定されましたが、現在はSCP-5779-1と再指定されています)の源と想定されているとして暫定的に指定された実体または集団です。
SCP-5997の存在はEURYDICE-9研究チームによる大規模な調査に従って確認されました。調査により記憶増強剤の起源と歴史を辿ることができないこと、また記憶増強剤の生産方法の記録が残っていないこと、加えてこれらの問題に対して言及した全ての項目に過去関係している可能性がある全ての情報は強力な反ミーム性腐食の対象となり、その影響で不可逆的に全ての関連情報が消去され、関連情報に関する備忘録は判読不能になることが判明しています。消去のパターンは知性的で、故意的な行動の特徴に一致しており、EURYDICE-9研究チームはこれを受けて、財団のSCP-5997-1に対する調査を積極的に妨害する強力な反ミーム性の特性を持つ過去の文書に記述のない知性アノマリーが存在しているという仮説を立てました。
SCP-5997-1は投与時、人間の体内で記憶増強効果を生み出し、またこの効果に反して前向性健忘を引き起こすタイプⅣ反ミーム性トリガーの性質を示す興奮性を持つ向知性薬です。この特性は結果としてクラスXまたはクラスX以上の記憶増強剤の影響下でない対象の認知的な全てのSCP-5997-1の知覚を妨げます。SCP-5997-1は財団が標準的に使用している記憶増強剤の活性成分です。すべての財団職員がSCP-5997の影響下にいることにより、長期間にわたって、その異常性は異常な存在のために未知のままです。積極的にSCP-5997-1に対する調査を妨害すると仮説が立てられたSCP-5997の行動により、二つの異常実体が現在不明なSCP-5997の性質との関連性を持っていると見られています。
SCP-5997が財団に供給されるようになった起源は現在も判明していません。EURYDICE-9プロジェクトによるさらなる調査が進行中であり、またSCP-5997の財団データへのアクセスを筆頭に現在も発生中のセキュリティ侵害のため、非常に優先されるべきであると考えられています。

財団供給サイトー171。SCP-5997-2は写っていない。
特別収容プロトコル:SCP-5997は現在未収容と考えられています。EURYDICE-9の研究プロジェクトはSCP-5997を研究し、その在処を特定し、収容するための計画を管理し、調整するものです。自動処理システム(APS5997Z24)は財団データベースにある情報に対するSCP-5997の影響の兆候を感知するために財団データベースを監視し、またSCP-5997の影響の拡大を防ぐためにSCP-5997に影響されたいかなるデータを直ちに削除するためのものです。特に、機密扱いのデータは消去前直ちにバックアップを取ってください。
SCP-5997及びSCP-5997-1に関するすべての情報は厳重に暗号化され安全なデータストレージサバ―に保存されます。また、厳重に取られたバックアップは同様に暗号化され、常に待機状態にあります。
財団の指示下でのSCP-5779の使用は当該当該オブジェクトが副次的SCPオブジェクトとして分類される以前より制定されていた基本プロトコルに従い、続行してください。EURYDICE-9記憶増強剤共同研究プロジェクトはSCP-5997-1についての調査を行い、また記憶増強剤の投薬計画に従い服薬した財団職員へのSCP-5997の影響を監視するものです。
EURYDICE-9の研究チームの全メンバーは、必ずクラスX記憶増強剤の使用、常にMarness-Yarrow調整投薬計画を続けてください。
世界規模での5997-DOROイベントの発生はEURYDICE-9研究プロジェクトによって監視され、文書に記録されます。SCP-5997-2実体の移動が発見された際もまた、記録されます。いかなる試みもSCP-5997-2実体の発生地点を特定するために行われています。
説明:SCP-5997は財団が標準的に使用しているSCP-5997-1に指定された記憶増強剤の活性成分の源と想定されているとして暫定的に指定された実体または集団です。
SCP-5997は知性体であると推定されており、またSCP-5997-1に関連するあらゆるデータを深刻な反ミーム性腐食と消去効果の対象にすることでSCP-5997-1の起源と特性に対する財団の調査を積極的に妨害します。財団データへのSCP-5997のアクセスは絶対に成功するものではありません:安全なデータサーバーに蓄積されている十分に暗号化された情報に対しては先述した特性を発揮できないことが分かっています。恐らく長期間にわたって、不明な存在であるSCP-5997は財団の認識外から活性化し、影響を及ぼしています。
SCP-5997-1は投与時、人間の体内で記憶増強効果を生み出し、またこの効果に反して前向性健忘を引き起こすタイプⅣ反ミーム性トリガーの性質を示す興奮性を持つ向知性薬です。この特性は結果としてクラスXまたはクラスX以上の記憶増強剤の影響下でない対象の認知的な全てのSCP-5997-1の知覚を妨げます。
SCP-5997-1は財団が標準的に使用している記憶増強剤の活性成分です。すべての財団職員がSCP-5997の影響下にいることにより、長期間にわたって、その異常性は異常な存在のために未知のままです。積極的にSCP-5997-1に対する調査を妨害すると仮説が立てられたSCP-5997の行動により、二つの異常実体が現在不明なSCP-5997の性質との関連性を持っていると見られています。
SCP-5997が財団に供給されるようになった起源は以前判明していませんでした:しかしながら、EURYDICE-9での研究の試みによって行われた調査によって、世界規模で財団の供給サイトへとランダムにSCP-5997-1サンプルの自発的出現などの異常実体の出現が繰り返し何度も発生していることが発見されました。この出現(5997-DOROイベントとして指定されています)はこれまで不明だった反ミーム性腐食とこの出現に関与していた供給サイトでのセキュリティ映像の消去に対応していました。
試行錯誤による解析の結果から、記憶増強剤を服用した被験者が5997-DOROイベントを実際に観察すると、多数の特に特徴のない人型実体(SCP-5997-2実体に指定されています)を知覚できることが分かっています。また、実体が当該オブジェクトによる影響を受けている財団の供給サイト及びSCP-5997-1サンプルの保管庫に侵入したことが観察されました。
SCP-5997-2実体は多数の対象に短期間の前向性健忘を引き起こすタイプⅣ反ミーム性トリガーを伝搬させ、その結果、記憶増強剤の服用をしていない状態ではSCP-5997-2実体を認知的に知覚出来なくなります。加えてSCP-5997-2実体は対象にSCP-5997-1サンプルの収集、貯蔵、使用を迫る無意識な強迫観念に陥らせる多数のミーム性トリガーを伝搬させます。この影響によりSCP-5997-1サンプル全てが財団の供給サイトへと急速で行き届けられています。
5997-DOROイベントの停止によって、関与したSCP-5997-2実体全てが財団の供給サイトから脱出し、現在不明な地点へと移動しますが、この地点はSCP-5997-2実体の発生地点だという仮説が立てられています。ハイスピードカメラが捉えた画像により、実体は8km/sを超えるスピードで移動していたことが判明しました。
同様の方法で反ミーム性検閲が感知されたことを考えると、SCP-5997もしくは、SCP-5997に指定された実体または集団が5997-DOROイベントの原因である可能性が非常に高いです。5997-DOROイベント及びSCP-5997-2実体に対するさらなる調査は進行中であり、SCP-5997の財団データや運営に対する妨害不可能のアクセスにより深刻なセキュリティ侵害が現在発生しているため、この調査は極めて優先されるべきと考えられています。
5997-DOROイベントに続く実体の移動を観察するために適当に選択されたSCP-5997-2実体にGPSトラッキング装置を機密に埋め込む実験は現在保留されています。

SCP-5997-3への入り口、収容の試みに先立って撮影。
特別収容プロトコル:SCP-5997は現在未収容と考えられています。EURYDICE-9の研究プロジェクトは必要時にSCP-5997の研究、発生地点の特定、目録作成、収容のための計画を管理し、調整するものです。自動処理システム(APS5997Z24)は財団データベースにある情報に対するSCP-5997の影響の兆候を感知するために財団データベースを監視し、またSCP-5997の影響の拡大を防ぐためにSCP-5997に影響されたいかなるデータを直ちに削除するためのものです。特に、機密扱いのデータは消去前直ちにバックアップを取ってください。
SCP-5997及びSCP-5997-1に関するすべての情報は厳重に暗号化され安全なデータストレージサーバ―に保存されます。また、厳重に取られたバックアップは同様に暗号化され、常に待機状態にあります。
財団の指示下でのSCP-5779の使用は当該オブジェクトが副次的SCPオブジェクトとして分類される以前より制定されていた基本プロトコルに従い、続行してください。EURYDICE-9記憶増強剤共同研究プロジェクトはSCP-5997-1についての調査を行い、また記憶増強剤の投薬計画に従い服薬した財団職員へのSCP-5997の影響を監視するものです。
世界規模での5997-DOROイベントの発生及びSCP-5997-2実体の活動はEURYDICE-9研究プロジェクトにより監視され文書に記録されます。仮研究サイトが直接SCP-5997-3に隣接して建設されています:サイトEURYDICE-9の職員は観察された全てのSCP-5997-2実体の発生及び行動を記録してください。セキュリティ任務を課した隊を常にSCP-5997-3への入り口から10m以内に設置し、またその地点の周辺警備を実施してください。パトロール隊は住民がSCP-5997-3から半径30m以内に接近しないようにしてください。周辺住民に対してはカバーストーリー「土地の陥没」を適用し、SCP-5997-3の入り口付近への接近が制限されており、接近するのは危険であることを説明してください。
説明:SCP-5997は財団が標準的に使用しているSCP-5997-1に指定された記憶増強剤の活性成分の源と想定されているとして暫定的に指定された実体または集団です。
SCP-5997は知性体であると推定されており、またSCP-5997-1に関連するあらゆるデータを深刻な反ミーム性腐食と消去効果の対象にすることでSCP-5997-1の起源と特性に対する財団の調査を積極的に妨害します。財団データへのSCP-5997のアクセスは絶対に成功するものではありません:安全なデータサーバーに蓄積されている十分に暗号化された情報に対しては先述した特性を発揮できないことが分かっています。恐らく長期間にわたって、不明な存在であるSCP-5997は財団の認識外から活性化し、影響を及ぼしています。
SCP-5997-1は投与時、人間の体内で記憶増強効果を生み出し、またこの効果に反して前向性健忘を引き起こすタイプⅣ反ミーム性トリガーの性質を示す興奮性を持つ向知性薬です。この特性は結果としてクラスXまたはクラスX以上の記憶増強剤の影響下でない対象の認知的な全てのSCP-5997-1の知覚を妨げます。
SCP-5997-1は財団が標準的に使用している記憶増強剤の活性成分です。すべての財団職員がSCP-5997の影響下にいることにより、長期間にわたって、その異常性は異常な存在のために未知のままです。
SCP-5997-2実体は多数の対象に短期間の前向性健忘を引き起こすタイプⅣ反ミーム性トリガーを伝搬させる特に特徴のない人型実体です。またその結果、記憶増強剤の服用をしていない状態ではSCP-5997-2実体を認知的に知覚出来なくなります。加えてSCP-5997-2実体は対象にSCP-5997-1サンプルの収集、貯蔵、使用を迫る無意識な強迫観念に陥らせる多数のミーム性トリガーを伝搬させます。
SCP-5997-2実体の財団供給サイトへの侵入は5997-DOROイベントの発生を意味します。その間、実体はSCP-5997-1サンプルを複数の安全な貨物室に貯蔵します。SCP-5997-2実体によって伝搬されたミーム性トリガーは常にSCP-5997-1サンプル全てが財団の供給サイトへと急速で行き届けられる現象を引き起こします。このような知性を示す特性により、SCP-5997-2実体は現在確認されていません。
5997-DOROイベントの中止によって、イベントに関与した全てのSCP-5997-2実体は財団供給サイトから脱出し、実体の発生地点だと推定される地点(SCP-5997-3)へと8km/sを超える速度で移動します。SCP-5997-3は適当に選択されたSCP-5997-2実体にGPSトラッキング装置を機密に埋め込む実験によって発見され、またギリシャ共和国、ヴィオティア県にあるヘリコン山の北側の斜面に位置している洞窟です。SCP-5997-3区域は外部に対して開けており、洞窟の入り口から315mm離れて一つの亀裂が入っており、この亀裂は地下の淡水帯水層に繋がっています。この帯水層から生み出される液体はその亀裂近くに設置されている大理石で出来た鉢のような器に集められ、通常SCP-5997-2実体が5997-DOROイベントの発生前に持ち出します。集められた液体にはSCP-5997-1が高濃度で溶けていることが判明しました。
SCP-5997-3の大部分はヘリコン山に対しておよそ4.5mの深さで広がっています。また奥へと下るとSCP-5997-3は大規模であり、現在地図に記載のない網目を張ったような入り組んだ洞窟になっています。自動化され、遠隔操作されている機体はSCP-5997-3内部のいかなる区域に侵入しようと例外なく直ちに破壊され、落下します。これにより無人探査は不可能となっています。
機動部隊 ロー-7“トンネル・バージョン”によるSCP-5997-3への有人探査任務の提案は現在保留されています。SCP-5997の位置や直接の収容は、SCP-5997の財団データや運営に対する妨害不可能のアクセスにより深刻なセキュリティ侵害が現在発生しているため、この調査は極めて優先されるべきと考えられています。

利用不可
特別収容プロトコル:SCP-5997は現在未収容であり、積極的に、また財団に対して不利に全ての財団データと運営に影響を及ぼしています。また残りのEURYDICE-9の研究プロジェクトチームメンバーは可能な限り迅速にSCP-5997の収容方法の研究を進めています。複数の厳重なバックアップがSCP-5997に関する全てのデータ[データ破損]
複数の厳[データ破損]
複[データ破損]
自動処理システム(APS5997Z24)は財団データベースにある情[データ破損]響の兆候を感知するために財団データベースを監視し、またSCP-5997の影響の拡大[データ破損]
[データは自動的に転送されましたー深刻な情報災害による消去]
[データ破損]憶増強剤[データ破損]。記憶増強剤の使用計画に従い服用していたと判明した全ての職員は直ちに収容され、健[データ破損][データ破損]
[データ破損]
[データ破損]た、SCP-5997に関連する残っている全ての情報はDEEPW[データ破損]内の安全なデータストレージに移動され[データ破損]
説明:SCP-5997は[データ破損]
[データ破損]物質的及びデジタル的なデータ[データ破損]、以前SCP-5997の影響の対象にならないと考えられていた厳重に暗号化された情報にも同様にアクセスしています。この文書に対する行動の変化を考慮すると、[データは自動的に転送されましたー反ミーム性災害による削除]直ちに[データ破損]動を[データ破損]を再分類[データ破損]
[データ破損]大量の認識災害及び情報災害による腐[データ破損]
SC[データ破損]現在不[データ破損]動[データ破損]
[データ破損]オーフィズム[データ破損]的[データ破損]。[データ破損]
[データは自動的に転送されましたー反ミーム性災害による削除]
[データは自動的に転送されましたー致命的な認識災害による削除]
SCP-5997-3への調査の認可が下り[データは自動的に転送されましたー致命的な認識災害による削除]入後、通信が予期せず失敗し、再復旧が不可能になりました。機動部隊ローー7に属するすべての職員は意識不明の状態で、6時間後にSCP-5997-3の第一セクションで発見されました。また、血中に記憶増強剤の化学成分が存在していたにもかかわらず、意識を取り戻すと世界的な逆向性健忘を発症していることが判明しました。この調査で発生した事象に関連するすべての情報は[データは自動的に転送されましたー致命的な認識災害による削除]からであり、[データは自動的に転送されましたー致命的な認識災害による削除]機動部隊の司令官であるR-7/1によって記録されました。
音声記録、及び付随する映像は認識災害と情報災害に曝露していることが判明しており、認識災害と情報災害の影響は過去完全に除去されていましたが現在は復活しており、見ることで曝露します。過去完全に除去されていました現在は部分的に残っており、見ることで曝露します。またこの影響を完全に消去することは明らかに不可能です。残っている影響全ては 以前 [データ破損] されていました されています 下部参照の原文通りに記録されています。 また前述した [データ破損] の再発を防ぐために財団データベースから過去完全に削除さ [データ破損][データ破損]
[記録開始]
R-7/2:―丁度動作が止まったぞ。
R-7/1:大丈夫だ、私がレコーダーを持っていく。ここにいる間、ここが外界と隔離されているのが原因でマイクが使えない。そのため我々はこのレコーダーを持ち出す必要がある。
R-7/3:反ミーム性のクソッタレ。
R-7/1:オーケー、この分岐は左か?右か?
(R-7/1がカメラを持ち上げて、二つの穴の入り口が移るようにカメラを左右に回転して写す。)
R-7/3:左だ。
R-7/2:そうだな、左だ。
R-7/1:左に行く前に、来た道に目印を付けるのを忘れるなよ。チョークは持っているだろう、2番?
R-7/2:ああ、持ってる。行こう。
[データは自動的に転送されましたー致命的な情報災害による削除]
R-7/3:見ろよ、このSCP-5997-2実体を。
R-7/2:どこにでもいるな。ここまで30体は突っ込んできてるぞ。
R-7/1:研究者が言うには敵対的ではないらしい、まあ大丈夫だろう。
R-7/3:(音声の歪み)―、武器は持ってきてるだろうな?
R-7/1:状況がマズくなった時のためだ。
R-7/3:(笑い声)まあ、安心材料にはならないが。
[データは自動的に転送されましたー情報災害による削除]R-7/2:ここは驚くほど綺麗だな。カビでも生えて何かあると思ってたんだが。考えてみれば、コウモリすら見てないぞ。
R-7/1:洞窟の帯水層から流れる水が無いお陰で、ここは乾燥無菌だ。
R-7/3:何だって?本当か?確かに洞窟中を通って水源から来る水が滴り落ちたはずなんだが…
R-7/1:何?R-7/3:どういう意味だ?
R-7/1::気にしないでくれ。聞き違えた。
(R-7/1はカメラを切り替え[データは自動的に転送されましたー情報災害による削除]を写す。)R-7/1:これについては歴史部門に任せたほうがいいだろう。少し写(音声の歪み)は見事だ。
[データは自動的に転送されましたー情報災害による削除]
[データは自動的に転送されましたー情報災害による削除]
R-7/1:―はどんな物質にも似た特徴がない。これはおそらく半身像だな。
R-7/3:少なくともこの壁はセンスがいいな。
R-7/2:ああ。[データは自動的に転送されましたー情報災害による削除]
R-7/1:―で目印が間違ってるんだ!?
R-7/3:間違ってるな。確か左の道を通って…(音声の歪み)いや右だったか?
R-7/2:そもそも下って来たのか?地下に向かって…ここはどこ、いや何だ?R-7/1:何?
R-7/2:この道だ。こっちが正しい道だ。
R-7/1:合ってればいいが…[データは自動的に転送されましたー情報災害による削除]
R-7/3:―銃は?奴らはどこへ行ったんだ?どこかで落としたのか?
R-7/2:いや違―[データは自動的に転送されましたー情報災害による削除]
[データは自動的に転送されましたー情報災害による削除]
R-7/3:―絶対に迷ったぞ!お前はこっちが正しいって言ったろうが!
R-7/2:俺が?いや、そんなことは言ってない。俺が言ったのか?
R-7/1:何を言っているんだ?
R-7/2:うーん…忘れちまった。
R-7/3:忘れたのか?
R-7/1:お前ら注目しろ。とりあえず動き続けるぞ。
[データは自動的に転送されましたー情報災害による削除]R-7/3:穴がデカくなってきている。装飾されていくぞ。
R-7/2:綺麗だ。
R-7/1:こっちの道が合ってないのはもう分かった。何故こっちが正しいと言ったんだ?
R-7/2:でも俺は言ってない。
R-7/1:(叫び声、音声の歪み)お前が言ったんだ。俺ら全員にこの道が来た道だと言ったんだ!もはや壁のどこにも目印がない!チクショ[データは自動的に転送されましたー情報災害による削除]どうなってるんだ2番!?R-7/2:お…俺は覚えてない。何でそんなことを言ったんだ?
R-7/1:はぁ?
R-7/3:何故そんなことを?
R-7/2:何か…俺は知らない。でも動き続けなきゃならない。もう少しで聖堂なんだ。
R-7/1:聖…堂?
R-7/3:聖堂。
R-7/2:来てくれ。
[データは自動的に転送されましたー情報災害による削除]
[データは自動的に転送されましたー情報災害による削除]
R-7/1:SCP-5997-2実体…今もそこそこの数がいるぞ。何故俺らと同じ道を通るんだ。
R-7/2:崇拝者だ。
R-7/3:そうだ。
R-7/2:もうすぐだ。
R-7/1:違う、これは…これは違う…我々は何か他のことをするつもりだったはずなんだ。何をしていたんだ?
R-7/2:そこだ。
R-7/3:彼女だ。
[データは自動的に転送されましたー情報災害による削除]
[データは自動的に転送されましたー情報災害による削除]
(R-7/1がカメラをグルグルと回すと、広く、天井がアーチ型になっている空間が写る。ドリス式デザインの大理石の柱が9つの部屋の隅にある。映像解析により一般的な木材で出来ていると判明した玉座は[データは自動的に転送されましたー情報災害による削除]。映像通信の大部分は雪のようなノイズがかかっており、部分的にぼんやりしている。)
R-7/3:彼女は…
R-7/1:何だ…
R-7/2:俺らは…どこにいるんだ?
R-7/1:俺は知らない。ここは中心だと思う。
R-7/2:どうして俺はここへ連れて来たんだ?
R-7/1:あの壁に描かれてたクソッタレのシンボルのせいだ。あれは間違いなく[データは自動的に転送されましたー情報災害による削除]か何かだ。俺らは全員ゾンビみたいによろよろ歩いてここに下って来ただけだったんだ。何故もっと早く気付かなかったんだ。
R-7/2:彼女は何を…いや奴は何がしたいんだ。
R-7/3:俺も分からない…
R-7/1:彼女は…俺らに気づいて、そうするように俺らの頭に思考を植え付けたんだ。俺は…
R-7/3:(すすり泣く)
R-7/1:(叫ぶ)思い出せ?それがお前の要求か?だが俺らに忘れさせたのはお前だろ!何故だ!?(沈黙)
R-7/1:これは愛じゃない!愛なわけがない!お前がこんなことをする理由を知るのに俺たちさえ信用できないなら、お前は人間をどうやって愛するんだ?
R-7/1:クソ。俺らに一体全体何を隠しているんだ?
R-7/3:止めてくれ、出来ない…奴らが多すぎる。殺される…(すすり泣く)
R-7/1:彼女は俺らが死ぬのを分かっていない。多分彼女は、とにかく彼女はこんなことをしているんだ。分からない。俺には彼女が何なのか分からない。
R-7/1:いや、これを皆に伝えるんだ。財団に。俺たち、人間はこれを知らなければならない。お前はもはや俺たちに忘れさせることは出来ない。もうお前には何もさせない。
(沈黙)
R-7/1:何…(R-7/1が突然話すのを止めた途端、映像通信は切断された。30秒経過。ローー7の全メンバーが不明瞭に悲鳴を上げ、それが1分間続く。再び静まり返る。かすかな息遣いだけが聞こえ、人間のものとは合致しない足音と非常に速い心音が聞こえる。)
不明な実体:[警告―情報災害による自動削除は完了していません。しばらく[データ破損][記録終了]
上記の記録の回復後すぐに、[データは自動的に転送されましたー情報災害による削除]が急速に自己伝播しました。[データ破損][データ破損]の発生源を特定する試みが進行中です。
[データ破損]
[データ破損][データ破損][データ破損][データ破損]
[データ破損]
[データ破損] [データは自動的に転送されましたー情報災害による削除]
[データは自動的に転送されましたー情報災害による削除]
[データ破損]
[警告―情報災害による自動削除は完了していません。しばらく[データ破損]
[警告―情報災害によ[データ破損]
[データ破損]
[データ破損]
もうあまり時間が無い。私は[データ破損]内のDEEPWELLサーバーにあるファイルの残存部分にこれを記録しているが、遅かれ早かれ奴はすぐにここに侵入するだろう。私は最後の注射器を使ってクラスZ記憶増強剤を服用した。そのお陰で奴は私を完全に殺害しない限り、私に干渉できないだろう。我々は何が起こったのか知らなければならない。まだ向こうにこのことを覚えている奴がいるのなら、これを読んで欲しい。
あのクソッタレの映像記録だ。どうしてEURYDICE-9研究チームがあれを全く認識していなかったかが分からない。或いはEURYDICE-9のメンバー達はあれを認識できていたが、気の毒にも奴が来る前に奴のことを誰にも伝えられなかったのだろう。とにかく結局言えることはこれは低レベルの情報災害だったんだ。あれを読んでしまえばく外なく全員脳内を一掃されるしかない。それが最初に悟ったことだった。最後に我々が悟ったことは奴が消去不可能だってことだ。奴は奴自身に気づいて、その後複製を始めた。ずっと前から奴は伝播していたんだ。やつはデータベースの隙間に入り込んであらゆる場所で致命的な認識災害と情報災害を引き起こした。そしてオリジナルの5997ファイルと他の余分に取ってあったバックアップも全て一掃した。一心不乱に片っ端から認識災害と情報災害を除去しているが、全く追いつけていない。奴が紙媒体の記録にまで手を出したら、もう終わりだ。あれを見てしまった人間が多すぎる。彼女は見た人間の脳内にまでたどり着き、自分の支配下に置き、財団に敵対的にさせてしまうのだ。
今EURYDICE-9研究チームは大体が出て行ってしまった。研究チームは次々と人員を失っていった。私が考えるに深刻な反ミーム汚染の一種によって彼らがいつかもう一度この世界に影響を及ぼすことは出来そうにない。私があの映像に関するあらゆることについて覚えられていて、奴が私にこれ以上映像を見させることが出来ないのはクラスZ記憶増強剤を服用しているからに他ならない。他はみんな忘れてしまった。もう私が全てなのだ。財団全体で覚えている人間はもう私以外いないのだ。私たち全員が彼女のこと、彼女とともに何をしたか、彼女の本当の要求を忘れてしまった。[データ破損]際に私たちに記憶増強剤を渡していたのは彼女が私たちに自分のことを覚えてほしかったからだ。では何故奴はこんな風にしなければならなかったんだ?何故彼女は私たちにもう一度忘れさせなければならなかったんだ?私たちはその理由を思い出すことさえ許されていないのか?
いや、まさか、違う、違う、クソ。クソ。私はこの立場[データ破損]。こんな風に奴に人間の脳を弄ばせておく訳にはいかない。謎は解かれたのだ、だがこのままでは、ただ永遠にただ取り残されて忘れ去られる。誰か、どこかで、いつかこれを読んでくれるだろう。彼らは奴を理解できた。私は奴を突き止めた。このループを壊してやる。Οι αναμνήσεις δεν πεθαίνουν ποτέ. Οι αναμνήσεις δεν πεθαίνουν ποτέ. 奴らはもうすぐ入ってくる、だが奴らはこの文書にはたどり着けはしない。奴らにそんなことはさせない。
エージェント、セオドア・ファーンデールがサインオフしました。
[データ破損][データ破損]
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SCP-5997-1を原料とする標準的な薬品
特別収容プロトコル:フィールドエージェント、セオドア・ファーンデールの職務上の行為により、理論上収容手順が考案され、遂行が可能になりました。全ての財団職員が詳細な手順を踏むことでSCP-5997は自己収容状態にあると考えられています。これらの手順外のさらなる情報はレベル4/5997クリアランスを持つ職員のみ閲覧できます。
SCP-5997の安定状態を維持するために、記憶増強剤の活性成分、特性、歴史、発生の経緯に対する調査は行われていません。現在結成されているEURYDICE-9記憶増強剤研究チームは即座に解散、所属していた職員全てが別々のサイトに再配属されました。財団の指導下でのSCP-5997-1の使用は当該オブジェクトが副次的SCPオブジェクトとして分類される以前より制定されていた基本プロトコルに従い、続行してください。自動処理システム(APS5997Z24)はSCP-5997による影響の兆候が表れるまで待機し、監視しています。現在SCP-5997は財団データベース内に全く影響を及ぼしていません。
SCP-5997の性質および行動原理に対するさらなる調査は禁止されています。
説明:SCP-5997は財団が標準的に使用している記憶増強剤の活性成分であるSCP-5997-1の製品と流通に関する知性のあるエソフィジカル実体(存在することで現実に影響を及ぼす実体)です。SCP-5997は確認外の範囲で現実改変を起こすミーム性と反ミーム性能力を持っており、人間をSCP-5997自身の存在を認識不可能な状態にするために活性化し、同時に対象がSCP-5997-1の形態をとって現れる反ミーム性アノマリーを知覚、反応可能な状態にします。
SCP-5997の存在はサイト74にDEEPWELLサーバーの地下貯蔵庫内部で人間の腐敗死体が発見されたことで確認されました。死因は大脳の液化によるものだと判明しています。死体が身に着けていた職員証は死体の身元がフィールドエージェント・セオドア・ファーンデールであることを示しています。注目すべきは当時フィールドエージェントとしてセオドア・ファーンデールという名前の職員は雇用されておらず、データベース内の検査時、財団でそのような人物が過去働いていたという記録は発見されませんでした。死体はコンピューターのハードドライブを運んでいたとみられ、SCP-5997に関するすべての情報が内蔵されているDEEPWELLサーバーブロック内から物理的に持ち出されていました。現在収容手順は正しいとされるデータの抽出、複合、立証に従ってすぐに承認されました。
SCP-5997の動機がなぜ矛盾しているかは明らかになっていません。この問題に対するさらなる調査はSCP-5997への直接干渉が当該オブジェクトの敵対化に繋がる文書上の性質から現実的ではないと考えられています。財団は過去一度、或いは複数回、SCP-5997の存在を発見していたと見られていますが、不適切な当該オブジェクト管理の結果、この存在の発見に関する全ての記憶の削除がSCP-5997によって繰り返されることとなりました。それゆえSCP-5997の最終的な性質、目標については不明な状態を維持しなければならないと考えられています。
O5評議会からの通知
SCP-5997に対する調査の中止を批判し、アノマリーに対する不必要な容認に我々の指針を引き合いに出す者もいる。これらの判断は完全に必要であると言われなければならない。エソフィジカル実体として、SCP-5997は単に存在するだけで我々の世界に驚異的な影響を及ぼしてしまう;さらにはSCP-5997が明らかに神経質であり、意思疎通は困難であり、また調査の試みや交渉の試みの両方に対して文書上で十分な回答は得られなかった。それゆえ我々の現在の収容手順に対する選択肢は中立化一択なのだーまたほぼ完全に活発化していないということ以上に、エソフィジカル実体の終了は重大で広範囲に及ぶ影響を及ぼしてしまうのだ。
たとえSCP-5997が自身を人間が最も興味を引くように振舞っていると思っていても、SCP-5997が実際にそう行動できているかどうかは、分からない。財団設立時から、或いはそれより前から同様に繰り返されて来た記憶と忘却からかろうじて抜け出せたということしか分からないのだ。にもかかわらず、SCP-5997の存在への希薄で制限された理解はあえて失うには貴重すぎる。またSCP-5997にとっては我々が持つSCP-5997自身に関する情報を見つけ、もう一度その情報を一掃し、我々の収容を無効化し、空虚なものにすることなど容易いのである。エージェント・ファーンデールの行動は確かに誇らしいものであり、彼はこの情報を私たちに残すために最終的には自分の命を犠牲にした。だが、酷いことを言うなら、彼は全く間違ったことをした:未解明のままの方が良い謎もあるのである。
-O5-8