笑え

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Tiamat/Apollyon

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPの影響は既にアジア州のほぼ全域に及んでおり、今後更に拡大するものと推測されます。よって収容は最早不可能であり、無効化する事に焦点が当てられます。またO5評議会には‘‘プロトコル・ヴェルダンディ’’の実行を要求しましたが、その内容はO5-1が最終的に全て却下しました。

説明: SCP-XXXX-JPはTwitterに投稿された文章媒体によって引き起こされる認識災害です。これは2023年3月15日17時28分に投稿され、3日後の2023年3月18日に財団職員がSCP-XXXX-JPの異常性に曝露した事によって発見されました。

SCP-XXXX-JPを引き起こす文章の文字起こしは以下の通りです。

笑い続けろ。笑っていろ。
笑え。笑え。笑え。笑え。笑え。

なお投稿元は不明です。

この投稿を閲覧した人物(以降、対象と表記。)は上記の文章に従う傾向にあり、いかなる記憶処理の散布やその他の手法を用いたとしてもそれらの行為を阻止する事も「笑う」行為を抑制させる事も出来ませんでした。また、この「笑う」行為を継続する事によって呼吸困難や窒息を伴う事が殆どであり、対象は何らかの形で死亡します。

対象が影響外の人物にこれらの行為を促す発言を行う事によってSCP-XXXX-JPの影響下となります。そのため投稿を閲覧した人物はSCP-XXXX-JPに関する内容を発言する事でその影響人物を増加させる事が可能であり、これによってSCP-XXXX-JPの認識災害による被害は驚異的な速度で拡大する事が示唆されています。実際に2023年5月10日までに全人類がSCP-XXXX-JPの影響下に置かれると予測がされています。

これらの異常性によってSCP-XXXX-JP はAK-クラス: 世界終焉シナリオを引き起こす主要因となる可能性が高く、影響外の財団職員によってSCP-XXXX-JPの無効化の手法が模索されています。中止されました。

補遺1: O5-1が執筆したとされる文書(一部編集済み)

既にO5評議会員までもが影響を受けている。私もその1人だ。私自身も分かっている。これがSCPによって引き起こされ、そのSCPの掌の上で踊らされている事を。しかしその行為を止めてはならない。止める事は許されない。確実に。永久に。おそらくこれが‘‘最善の手段’’なのだろう。分かりきっている事だ。信じ続けよ。 -O5-1

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