あま漏るあま傘

このぺージは削除されていません。

下記ぺージは削除用カテゴリに置かれています。
draft:8439396-17-824b

ページを完全に削除するには「オプション」から「削除」を選択し、「ページを完全に削除する」にチェックをいれてから削除してください。


評価: 0+x
blank.png
1/XXXX-JP LEVEL 1/XXXX-JP
CLASSIFIED
classified-bar.svg
classified-bar.svg
classified-bar.svg
classified-bar.svg
classified-bar.svg
classified-bar.svg
Item #: SCP-XXXX-JP
keter

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは現時点では収容されていません。SCP-XXXX-JPの発生条件は普遍的なため発生の阻止は困難です。しかし、発生条件が限定的であること、SCP-XXXX-JP発生が1度につき1名のみに影響を及ぼす特性から、被害は拡大しません。毎年6月9日に千葉県内の医療機関を捜索し、SCP-XXXX-JPの発生が懸念される人物が確認された場合には、SCP-XXXX-JPに影響を受けた人物(以後対象とする)を確保し、インタビューをした後にクラスB記憶処理を施し、開放してください。
SCP-XXXX-JP-Aの身辺を調査し、名前、住所、死因について調査してください。

説明: SCP-XXXX-JPは毎年6月9日に千葉県内で発生するイベントです。
これまでに発生したSCP-XXXX-JPの対象には、以下のような共通項が確認されています。

  • 6月9日であること。
  • 雨が降っており、対象が傘を差していること。
  • 対象が精神的に追い詰められていること1
  • てるてる坊主が対象の家に吊るしてあること。

SCP-XXXX-JPが発生すると、対象の差している傘のカバー部分が水分を一部透過する異常性を発揮します。その際傘を透過した水分からは一般的に"いい匂い""自然な"と形容される香りが確認されます。傘を透過した水分を15分程度浴び続けた場合、対象は2日から3日ほど昏睡状態に陥ります。これには前述した香りとの関係が示唆されていますが、関係性は不明です。

昏睡状態となった対象は明晰夢2を経験し、それと同時にSCP-XXXX-JP-Aと指定される存在の夢界にオネイロイとなって出現します。対象の明晰夢ではSCP-XXXX-JP-Aとの会話が主に行われ、会話内容は対象により変化します。会話内容は前述した発生条件によってSCP-XXXX-JP-Aへの悩みの相談となる形が多いですが、これには限られません。
夢界には機械類を持ち込むことが可能であり、録音機などを用いて会話を録音することが可能です。この録音は対象が昏睡から覚醒した際に所持していた録音機にデータがアップロードされます。どのようにして夢界の音声を録音し、録音機にアップロードしているのかは不明です。

SCP-XXXX-JP-Aは外見が7,8歳のオネイロス型幽体です。SCP-XXXX-JP-Aとの夢界での会話、行動は忘却されず、覚醒後も思い出すことが可能です。SCP-XXXX-JP-との会話では、対象は安堵と希望を感じ、覚醒後に対象の精神的ストレスが軽減する傾向があることが分かっています。


SCP-XXXX-JP-Aは何を想っているのだろうか?彼女は一体どのような夢を見ているのだろうか?調査が必要だ。-SCP-XXXX-JP研究主任員 江田


補遺1: SCP-XXXX-JP対象へのインタビュー記録

インタビュー記録 XXXX-JP-1

2015/6/11


インタビュアー: 江田宏一 研究員(以後江田研究員と表記)

対象: 花山 三葵みつき


前記: 花山氏は千葉県██市に住む、26歳の一般女性です。花山氏の勤務する株式会社█████3の勤務環境が劣悪であることがストレッサーとなり、SCP-XXXX-JPが発生したと考えられます。

医師に変装した江田研究員が、対象にインタビューを行いました。


[記録開始]


江田研究員: こんにちは、花山さん。色々伺っていきたいと思いますが、大丈夫ですか?

花山氏: はい、大丈夫です。

江田研究員: では。まず、昏睡に陥るまでの行動を教えてください。

花山氏: あの日は雨だったので、傘を差して会社へ向かったんですけども、疲れが溜まってたのか一瞬クラっときて転びかけて、その後いきなり傘が漏り出しまして。雨でびちゃびちゃで嫌なんてすけど、なんだかいい匂いがするなと思いながら歩いていたら何だか意識が遠くなって、そのまま寝ちゃったんだと思います。

江田研究員: 成程、寝ていた時に何か変わったことはありましたか?

花山氏: ありました。夢を見たんですけど、なんだか内容をはっきり覚えてます。あの女の子どうしたんだろ。

江田研究員: どんな夢でしたか?

花山氏: 知らないアパートの一室にいきなり来て、最初はとっても怖かったんですけど、しばらくしたら女の子がやってきて、「元気?」って聞いてくれました。不思議に、会話してるとなんだか落ち着くんです。

江田研究員: その女の子はどんな子でしたか?

花山氏: 7歳くらいに見える可愛らしい女の子でした。名前はないって言ってて、付けようって言って「まお」って呼ばせてもらってました。

江田研究員: その子とはどんな会話を?

花山氏: 私が悩んでたのと、まおちゃんが聞きたいって言ってくれたので会社のこととか話してました。まおちゃんもずーっと聞いてくれて。なんだか勇気が出たなぁ。最後にプレゼント上げるって言っててるてる坊主をくれたんです。家にも飾ってあるからお揃いだねって言って2人で笑いました。そうだ、起きたら何でか持ってて、不思議だけど嬉しい気持ちの方が強かったです。

江田研究員: 起きたあとに何か変化はありましたか?

花山氏: なんだか勇気が湧いてきて、会社を辞める決心がつきました。またまおちゃんと会いたいな。お礼が言いたい。そうたそうだ、最後に「人生の雨は心の花に水をやってくれるんだ」って言ってくれて。これから座右の銘にしたいと思います。

江田研究員: 微笑ましいですね。ありがとうございました。会社を辞めるのは大変かもしれませんが、頑張って下さい。

花山氏: ありがとうございます。

江田研究員: 一応そのてるてる坊主を一旦預かっていいですか?後でお返しするので。

花山氏: 分かりました。どうぞ。

<録音終了>


[記録終了]

追記1: インタビューの後、花山氏の精神状態が回復していることが判明しました。これはSCP-XXXX-JPの影響だと思われます。
回収されたてるてる坊主に異常性は確認されなかったため、花山氏に返却されました。


彼女は良い影響を受けている。SCP-XXXX-JP-Aの目的は何なのだろうか?出現場所は何かしらの関係が或るのだろうか?少女にオネイロス型幽体としての自覚がないようならば、夢界は少女の潜在的意識に依るものだろう。SCP-XXXX-JP研究主任員 江田


インタビュー記録 XXXX-JP-2

2018/6/11


インタビュアー: 江田研究員

対象: 八田 蒼弥氏


前記: 八田氏は██市内に住む16歳の一般男性です。八田氏が通学している██市立██高校で八田氏に対するいじめが発生していた事が確認されています。いじめによるストレスが蓄積していたことがストレッサーとなりSCP-XXXX-JPが発生したと考えられます。

前回同様、医師に変装した江田研究員が、対象にインタビューを行いました。


[記録開始]


江田研究員: こんにちは、八田さん。色々伺っていきたいのですが、宜しいですかね?

八田氏: はい、大丈夫です。

江田研究員: では。まず、昏睡する前の出来事を教えてください。

八田氏: まず学校への登校中にいきなり傘が漏りだしまして。自分、雨の匂い嫌いだったのでほんと最悪でした。でも、なんだか雨からとってもいい匂いがして、こう、自然な香りって言うんですかね?

江田研究員: その香りに何か心当たるものはありますか?

八田氏: (暫く考えて)ないなぁ。とにかく自然な匂いでした。雨がこんな匂いだったら雨が好きになれるかもしれないって思いました。

江田研究員: 八田さんは2日ほど眠っていたようですが、その間夢を見ましたか?

八田氏: そうなんです。自分で体を動かせて、意識を保って会話ができる不思議な夢でした。

江田研究員: 夢の内容は覚えていますか?

八田氏: はっきり残ってますね。

江田研究員: どんな内容でしたか?

八田氏: いきなり知らない公園のベンチに座らされてて、寂しくてしょんぼりしてたら小さい女の子に声をかけられました。女の子は小学校低学年位の可愛い女の子でした。

江田研究員: 名前は聞きましたか?

八田氏: まおだって言ってました。まおちゃんって呼ばせてもらってました。

江田研究員: まおちゃんからはどのような印象を受けましたか?

八田氏: 優しくて、不思議で、癒しある子でした。 反応一つ取っても優しくて思いやりのある温かい子でした。

江田研究員: どんな内容の会話をしましたか?

八田氏: 色々学校の話を聞いてもらってました。今まで考えても分からなかった事に何だかだか納得がいって、これからも頑張りたくなれました。最後に「雨に打たれても、雨に唄えば、最高に幸せだよ!」って明るく言ってくれて、泣いちゃいそうでしたけどなんとか我慢しました。逆に嬉しくって笑っちゃって、笑顔を貰えました。

江田研究員: それは良かったです。最後にプレゼントを貰いましたか?

八田氏: そうそう。最後にプレゼントって言っててるてる坊主をくれたんです。ザ・小学生が作った!みたいな不格好だけど味があって懐かしい奴でした。起きたら手に握っててびっくりしましたよ。自分家にも飾ってあって2個になっちゃいましたね。(微笑む)

江田研究員: そのてるてる坊主こちらで暫く預かっていいですか?また後でお返しするので。

八田氏: え、はい。あの、出来たらでいいんですけど、まおちゃんに会ったら宜しく伝えておいてください。

江田研究員: 分かりました。今日はありがとうございました。


[記録終了]

追記1:
インタビューの後、八田氏の精神状態が回復していることが確認されました。これはSCP-XXXX-JPによる影響だと思われます。
回収されたてるてる坊主に異常性はなかったため、八田氏に返却されました。


SCP-XXXX-JPはカウンセリングを目的としているのか?大量に発生するわけでないからなかなかデータが取れない。少女にも生きていた頃が有った筈だ。その潜在的意識が今の少女の意識を作っている様に感じる。-SCP-XXXX-JP研究主任員 江田


インタビュー記録 XXXX-JP-3

2020/6/12


インタビュアー: 江田研究員

対象: 大橋洋子氏


前記: 大橋氏は██市内に住む36歳の女性です。大橋氏は株式会社███に勤務していますが、息子が死亡したことによる精神的ショックで、現在は通勤していません。息子の死亡がストレッサーとなり、SCP-XXXX-JPが発生したと考えられます。

前回同様、医師に変装した江田研究員が、対象にインタビューを行いました。


[記録開始]


江田研究員: こんにちは、大橋さん。色々伺っていきたいのですが、宜しいでしょうか?

大橋氏: えっ、あっ、はい。結構です。

江田研究員: では。まず、昏睡する前の暫くの行動について教えてください。

大橋氏: ずっとお家に引き籠ってばっかりでよくないと思って散歩をしていました。

江田研究員: 散歩中の詳しい出来事を教えてください。

大橋氏: その日は雨で、傘を差して散歩していたのですが、なんだかいい気分になれなくって。もう泣いちゃいそうになってたら傘が漏りだして、あんまりにも良いことなくて道端で泣き出しちゃって。でもいい匂いがして来て、そしたら子供のこと思い出しちゃって、余計に涙が止まらなくって。あの子雨の匂いが好きで傘じゃなくてカッパ着てたんですよ。██4もこんな気持ちだったとか考えちゃって。

** 江田研究員:** お子様を亡くされていらっしゃるんでしたね。

大橋氏: はい。1年前に交通事故で亡くしてしまいました。私がちゃんと見れていなかったからです。(涙を浮かべる)

江田研究員: 大丈夫ですか?問診を中断しますか?

大橋氏: いえ。大丈夫です。続けてください。

江田研究員: 分かりました。夢の内容は覚えていますか?

大橋氏: はい。覚えています。明晰夢ってやつなんでしょうか?不思議な内容でした。

江田研究員: その夢の内容を教えてください。

大橋氏: 場所は道端でした。何処かは分かりませんでしたけど、車も人もいなくて薄気味悪かったです。暫く周りを歩いてたら女の子に会いまして。年は7歳だと言っていました。名前はまおちゃんっていって、かわいい女の子で、笑顔が印象的です。泣いてたので目が腫れてたみたいでまおちゃんに心配されちゃいましたね。(少し笑う)

江田研究員: どんな内容の会話をしましたか?

大橋氏: お話を聞きたいって言ってくれて。██の事とかを。最初は乗り気になれなかったけど、私も辛い気持ちを吐き出したくって。途中でまおちゃんも悲しくなっちゃったのか泣いちゃって。2人して道端で泣きながら話してました。まおちゃんと██の姿が重なって見えちゃって。まおちゃんも雨が好きだと言ってくれました。雨の良いところを聞いたら笑って「だって!雨は最後に絶対に止むから」って言ってくれて。私も頑張らなきゃって思って。生きる希望ができたようでした。

江田研究員: 最後に何かプレゼントを貰いましたか?

大橋氏: 最後にプレゼント上げるって言っててるてる坊主をくれて。私の家にも息子のてるてる坊主があるよって言ったら「お揃い!」ってはしゃいでくれて。本当にいい子でした。お礼が言いたいです。

江田研究員: ありがとうございます。

大橋氏: いいえ。あっ、そうだ。起きてたらてるてる坊主を持ってました。これですこれ。

江田研究員: てるてる坊主を暫く預かって宜しいですか?直ぐに返却するので。

大橋氏: はい。どうぞ。


[記録終了]

追記1: インタビューの後、大橋氏の精神状態が回復していることが確認されました。これはSCP-XXXX-JPによる影響だと思われます。大橋氏は"子供を亡くした母の会"を立ち上げようとする等、前向きに活動しています。
回収されたてるてる坊主に異常性はなかったため、大橋氏に返却されました。


3件共の共通点を纏めておいた。これを満たすとSCP-XXXX-JP-Aに会えるかもしれない。少女の夢界への潜入は危険性が低いと思われる。少女の夢界への潜入を提言する。-SCP-XXXX-JP研究主任員 江田


実験記録 XXXX-JP

2022 /6/9


対象: 夢界学部門エージェント・██


実施方法: エージェント・██に精神的負荷を掛けることでSCP-XXXX-JPの発声条件を達成させる。エージェント・██にはSCP-XXXX-JP-Aとの接触を通じて情報収集を行わせる。

エージェント・██が財団に対して反抗的な態度を取らないようにするため、精神的負荷をかける際は自然な方法を用いる。


[記録開始]


[エージェント・██がオネイロイとなり、SCP-XXXX-JP-A夢界に出現する]

エージェント・██: おっと、今までの報告とはちょっと違った感じだな。一面青い海だ。太平洋の島みたいだよ。不思議な夢界だ。抽象的っていうか?具体的で無いっていうか、こう…思い出の中みたいだ。

[SCP-XXXX-JP-Aがエージェント・██の背後に出現し、声をかける]

SCP-XXXX-JP-A: わっ!

エージェント・██: うおっ。びっくりしたぁ。えっと?君がまおちゃんかな?

SCP-XXXX-JP-A: そうだよ!こんにちは。お兄さん。

エージェント・██: こんにちは。

SCP-XXXX-JP-A: 今日はどうしてここに来たの?

エージェント・██: まおちゃんとお話するために来たの。色々質問したいことがあるんだけど、良いかな?

SCP-XXXX-JP-A: 良いよ。私質問されるの大すき!(SCP-XXXX-JP-Aがぴょんぴょん飛び跳ねる)

エージェント・██: 楽しそうだねえ。じゃあ質問していくね。まずは、まおちゃんはどうしてここに居るの?

SCP-XXXX-JP-A: 皆のお話を聞いてあげるためだよ。私がお話を聞いてあげると皆元気になるんだってお母さんが言ってたの。

エージェント・██: お母さんが言ってたんだね。お母さんとお父さんはどこに居るの?

SCP-XXXX-JP-A: お母さんは長いしゅっちょうだっておばあちゃんが言ってた。お父さんも一緒だって。

エージェント・██: 君は1人でここに居るのかい?寂しくないの?

SCP-XXXX-JP-A: 寂しいけど、私、がまんする。もうちょっとだから。

エージェント・██: もうちょっとでお母さんと会えるんだ。どこで?

SCP-XXXX-JP-A: 分かんないけど、お母さんがみんなを助けてあげろって言って時間をくれたの。ここに居ていいよって。私ここでみんなを待ってるの。助けてあげてるんだよ。みんな。

エージェント・██: 凄いね。助けてあげてて偉いよ。じゃあね、いつここに来たのかな?

SCP-XXXX-JP-A: 分からない。ずっと前だよ。

エージェント・██: どうやってここに来たのかな?

SCP-XXXX-JP-A: お散歩してたの。そしたらお母さんが道の向こうで手をふっておいでおいでしててね。いったら急に目の前が真っ暗になって。怖かったけどね。お母さんがもうちょっとそこに居てって言って。気づいたらここにいたの。

エージェント・██: いつかな?

SCP-XXXX-JP-A: 分かんない。でもね、私が7歳の誕生日の日だったよ。雨が降ってて、楽しかったよ。私、雨、だーいすきなんだ!

エージェント・██: そうなんだ。雨のどんなところが好き?

SCP-XXXX-JP-A:音がピチャピチャ言ってて楽しいし、いい匂いがするし、あとね、雨の後は草がとっても元気になるからすき。

エージェント・██: 雨も良いものなのかもしれないね。そういえば、あとちょっとでお母さんに会えるって言ってたけどいつ行くの?

SCP-XXXX-JP-A: お兄さんが最後の人だよ。もう時間が無いから、お兄さんが行ったら終わり。ちょっと悲しいなぁ…。お母さんに会いたいなぁ。(少し目が潤む)

エージェント・██: お母さんに会いたいんだね。早く行ってあげな?お母さんもきっと待ってるよ。

SCP-XXXX-JP-A: お母さんのところに行っていいの?お兄さんは大丈夫?(目が潤む)

エージェント・██: お兄さんはね、大丈夫。まおちゃんとお話してたらとっても楽しかったよ。夢から覚めても頑張れそうだ。

SCP-XXXX-JP-A: お母さんの言ってた「みんなを幸せにしてあげて」って出来たかな?私。(涙が一筋頬を伝う)

エージェント・██: きっとできたよ。僕がその内の一人だ。ありがとう。

SCP-XXXX-JP-A: じゃあ、行くね。雨のあとには虹が架かるからね。頑張って。それじゃあ。バイバイ。(満面の笑み)

[SCP-XXXX-JP-Aが消失する]

エージェント・██: 行っちゃったよ。あ、てるてる坊主が落ちてる。おっちょこちょいな子だなぁ。

[空に虹が架かっている]


[記録終了]


エージェント・██は2日間の昏睡の後、覚醒しました。

結果: 結果を確かめるには再調査の必要があります。

分析: SCP-XXXX-JP-Aの会話の内容から、SCP-XXXX-JP-Aは何らかの夢中実体に支援を受けてSCP-XXXX-JPを発生させていたとの見解も示されていますが、真偽は不明です。

追記: エージェント・██の精神状態には大きな改善が見られました。回収されたてるてる坊主には異常性はなく、エージェント・██の希望で家に吊るされています。

追記: SCP-XXXX-JP

SCP-XXXX-JPの発生は成功しませんでした。(2022/6/9)

SCP-XXXX-JPの発生は成功しませんでした。(2023/6/9)

実験記録XXXX -1より一般でのSCP-XXXX-JPの発生が確認されず、条件を満たしているにも関わらず発生が出来ない状態が続いています。
これを受けて江田研究員はSCP-XXXX-JPオブジェクトクラスのKeterからNagiまたはNeutralizedへの再分類を提言し、現在特別収容プロトコルの改定が進められています。


雨は止む、そして植物は生い茂り、空には虹が架かる。これ以上に幸せなことが或りますか?私は今とても幸せです。-[削除済み]


付与予定タグ: scp jp keter 概念 睡眠 未収容

特に明記しない限り、このページのコンテンツは次のライセンスの下にあります: Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License