要するに没 後から見ると「なんだこれ」ってなった記事

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JP担当職員は24時間体制で全国現実性強度観測網"Kant-NETs"を監視し、ヒューム値に昇降などの変動があった場合は直ちにSCP-XXXX-JP-1の有無を確認してください。
もしSCP-XXXX-JP-1の存在が確認できた場合は、速やかに適切な手順に従ってSCP-XXXX-JP-1を解体してください。

説明: SCP-XXXX-JPはSCP-XXXX-JP-1とSCP-XXXX-JP-2という二つのアノマリーの総称です。

SCP-XXXX-JP-1は15*15*5cmの電子回路からなる機械です。
SCP-XXXX-JP-1の右側面には六桁の7セグメントLCD表示器が設置されており、それぞれ左二桁が時間、中央二桁が分、右二桁が秒というタイマーのような役割を果たしていると考えられています。

SCP-XXXX-JP-2は、SCP-XXXX-JP-1の表示が0になった時に発生する、異常な地震活動であり、SCP-XXXX-JP-1を適切に解体すればSCP-XXXX-JP-2が発生することはありません。
SCP-XXXX-JP-2が発生するとSCP-XXXX-JP-1を震央とする震度4〜7の地震が発生し、近隣の地域に軽度または重大な被害が生じます。
また、SCP-XXXX-JP-2の発生は周辺の地震活動を活発化させる可能性があり、更なる被害を生み出す原因となり得ます。

以下はSCP-XXXX-JP-1及びSCP-XXXX-JP-2の発生記録です。

SCP-XXXX-JP-1の出現時
SCP-XXXX-JP-2の発生時
備考
2018/6/14 15:26
2019/6/17 15:27    
観測されている中で最も最古のSCP-XXXX-JP-1&SCP-XXXX-JP-2記録。
群馬県南部にSCP-XXXX-JP-1が出現、当時はSCP-XXXX-JPの異常性が理解されていなかったためSCP-XXXX-JP-2が発生、最大震度5弱の地震が発生した。
2020/4/30 14:59 長野北部でSCP-XXXX-JP-1が出現。
SCP-XXXX-JP-1の適切な解体により、SCP-XXXX-JP-2は発生しなかった。
2020/10/1 22:16 福島県沖でSCP-XXXX-JP-1が出現。海上への出現は初。
上記に同じく。
2021/3/14 08:09 和歌山県北部にSCP-XXXX-JP-1が出現
上記に同じく。翌日に無関係と思われる最大震度7の地震が発生した。

補遺1-インシデント記録XXXX-JP-01: 20██/3/31にSCP-XXXX-JP-1が出現、SCP-XXXX-JP-2が発生しました。
当該SCP-XXXX-JP-1の出現時にヒューム値の変動が観測されず、SCP-XXXX-JP-2の発生を妨げられませんでした。

以下は当該インシデントの記録の抜粋です。

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