Anaphylaxis-2--3857

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警告: 以下のファイルはレベル3/XXXX機密情報です


このファイルにレベル3/XXXX承認無しで行われるアクセス試行は記録され即時懲戒処分の対象となります。

アイテム番号: SCP-2154-JP

オブジェクトクラス: Safe Euclid

特別収容プロトコル: SCP-2154-JPは財団が建設した収容室内にSCP-2154-JPを覆うようにドーム状のアクリルガラスを設置し、近付く際にはSCP-148を保持して下さい。その周囲にはタングステン1で作られた柵を配置して収容してください。また、自然災害や他のSCPオブジェクトの影響により収容施設が破損、破壊された場合、早急に再度収容所の建設を開始してください。対象の収容所周囲は警備員を配属させ、周辺住民の立ち入りを禁止してください。周辺住民の侵入を避けるため財団はカバーストーリー「地下からの有毒ガスの噴出」を使用しています。万が一、SCP-2154-JPの収容室内に財団職員ではない人物が侵入した場合、対象の異常性に曝露されていないことを確認次第即座にクラスB記憶処理を行ってください。侵入以後一ヶ月間は警備員に収容室内に侵入した対象を監視させてください。その時に異常性が見受けられれば即座に財団に報告し、財団への同行を求めてください。同行を拒否された場合は対象を終了させてください。その際にはカバーストーリー「有毒ガスによる中毒死」を使用してください。

説明: SCP-2154-JPは██県██市██区(旧██郡██町)の山間部にある縦70m、横40mに及ぶ溜め池の底部に存在するフィルムタイプの映写機です。水深はSCP-2154-JPが持つ異常性により測定が不可能とされています。SCP-XXX-JPの上層部を満たしている液体(以下SCP-2154-JP-1と呼称)の成分を分析した結果、[データ削除]に酷似した酸性の液体であることが分かりました。しかしながらSCP-2154-JP-1には非異常性の一般的な魚類が生息しています。

SCP-2154-JPの異常性はSCP-2154-JP-1の水面を覗き込んだときに発揮されます。水面を知能を持つ生物が覗き込むとSCP-2154-JPが活性化し、対象が関与していることの映像がスクリーンの役割を持つSCP-2154-JP-1に映し出されます。しかし、その映像を確認出来るのは被験者のみで、その周りの知的生物にはごく普通の溜め池としか認識出来ません。

SCP-2154-JP-1を覗き込んだ際、SCP-2154-JPが作動し被験者にとって不利な未来が映し出されます。この映像を視認した被験者はSCP-2154-JP-aと呼称します。対象の異常性に曝露されたSCP-2154-aにはヒトに対する強い憎悪・攻撃性が確認され、SCP-XXX-JPに引き寄せられるように移動します。最終的にSCP-2154-JP-aはSCP-2154-JP-1内に飛び込みます。対象が水面に接触すると上層部のSCP-2154-JP-1が即座に消滅し、落下の衝撃を軽減させないまま底部に叩きつけられることにより[データ削除済]しています。その後およそ80秒をかけてSCP-2154-JP-1は再度SCP-2154上層部に満たされます。

補遺1

実験記録XXX-日付20██/█/██-1

対象: D-2008
実施方法: D-2008に小型カメラを持たせて底部まで移動させる。
結果: 水深27m程を超えた後突然SCP-2154-JP-1が消失し、射影機がおよそ3秒間記録に映りました。高度がかなり高く底部に落下の勢いを衰えさせず叩きつけられD-2008は死亡しました。2
分析: 実験記録XXX-日付20██/█/██-1の記録映像にSCP-2154-JPと同様な曝露性があると判断され、記録映像は削除されました。

実験記録XXX-日付20██/9/██-2

対象: D-15628
実施方法: D-15628の頭部へ脳波測定器を装着させSCP-2154-JPの水面を覗かせる。
結果: SCP-XXX-JPの異常性が発揮されました。その際の脳波測定により異常性を受けた瞬間から脳波が乱れD-15628の意識障害が確認されました。
警備員によりD-15628のクラスA記憶処理が即座になされ、その後インタビューを行いました。詳しくは補遺2を参照してください。

補遺2

補遺3

実験記録1838-日付20██/█/██-3をもってDクラス職員、または知的生命体を用いたSCP-XXX-JPへの潜水実験は禁止されています。実験を行おうとした職員、エージェントはただちに終了されます。やむを得ない状況の際は担当職員に連絡し、許可が降りてから厳重に注意を払い実験を行なってください。 Dクラス職員の使用は個人的な実験の流用と見做し許可しません。

これより先はクリアランスレベル3または、担当職員の許可を得て閲覧してください。

職員コード
パスワード
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                   O5より伝達

担当職員である日暮博士がSCP-2154-JPの異常性に暴露され、処分された。彼女の追記にある通りSCP-XXX-JPへ自ら水面へ向かい、そのまま水中へ潜ったそうだ。その直後からSCP-XXX-JP収容所内部からフィルムを巻くような音が何度も聞こえ、それがモールス信号のようになっていると判明した。
SCP-2154-JPの異常性はまだまだ未知数なところばかりだ。もし彼女の意思が、SCP-2154-JPとなったのならモールス信号による対話も可能かもしれない。対話実験の許可をO5から下す。これからも世界の安定を目指し一層努力してくれ。確保、収容、保護。ーO5-█

SCP-XXX-JPへの質問とその返答を以下に記します。尚、SCP-2154-JPの回答は全てモールス信号であったため解読をした文章で記録しています。
対象:
SCP-XXX-JP
質問者: ██博士

質問1: 質問を開始しても
よろしいでしょうか。貴方は日本人ですか?
回答1: ええ、もちろん。名前は
日暮 雛他前職員でした。4

質問2: 何故貴方は会話が出来るのに映写機なのですか?
回答2: さぁ…それは言えません。
 
質問3: どうして貴方はヒトが嫌いなのですか?
回答3: 昔は大好きだったんですよ。

質問4: 貴方はなぜ知的生命体の攻撃性を煽るようなことをするのですか?
回答4: 貴方達が勝手に攻撃的になっているだけです。私はただ真実を見せているだけですから。

質問5: 貴方の言う真実とはなんですか?
回答5: [ノイズが混ざる]貴方達が俗に言う、水面下の出来事のことですよ。好奇心は猫をも殺す、って言うでしょう?それですそれ。逆に
たしらも質問をしても?構いませんね?ありがとうございます。私はただ貴方達に真実を教えているだけなのに、どうして貴方達は私をここに閉じ込めるのですか?私は理不尽に降かかる出来事を教えてあげているだけなのに、どうしてなのですか?貴方もこっちに来ればいいですよ、そんなに私のことが知りたいのならば。水面だけの映像ではつまらないでしょう?さぁ真実を知りましょう、私とともにこの水面下へ。貴方のその目で、その感覚、全てで理解するんです。さか貴方はただの臆病者なのですか?わたしは知りたくてここに来たのに。かしますよ、わたしだって寂しいですものさぁ、早く早くはやくはやくはやくはやく早く早く[信号にノイズが入り解読不可能になる]

[質疑終了]

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