第六感獣

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アイテム番号: SCP-2936-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-2936-JPは、その性質により捕獲することは困難です。SCP-2936-JPが生息するサイト-81██は、カバーストーリー[自然保護区]が適用され、民間人の立ち入りを禁止します。SCP-2936-JPは常に観察しなければいけません。

説明: SCP-2936-JPは、アカギツネ(Vulpes vulpes)に類似した動物です。SCP-2936-JPは一般的なアカギツネと体型や臓器に大きな違いはありません。

SCP-2936-JPは味覚、聴覚、視覚、触覚、嗅覚を持ちません。SCP-2936-JPは、これらの感覚が無いにも関わらず、問題なく生活しています。SCP-2936-JPに対して攻撃的なアクションを起こそうとした場合、SCP-2936-JPはそれを予測し回避します。物理的にSCP-2936-JPを捕獲する試みは現在まで失敗しています。

SCP-2936-JPは現在までに凡そ3000匹程度が確認されている為、少数個体のみの突然変異は否定されています。

SCP-2936-JPが五感を持たずに問題なく生活出来ている理由として、以下の仮説が提唱されました。

・SCP-2936-JPが現実改変能力を有し、物理的干渉が起きた際に能力を使いこれを回避している。
・SCP-2936-JPは予知能力を有しており、未来に起きる現象を予知している。
・SCP-2936-JPは過去改変能力を有しており、物理的干渉が起きた際に能力を使いこれを無効にしている。

SCP-2936-JPに対して物理的干渉を起こした際、付近のヒューム値を測定した結果、ヒューム値の変化が殆ど見られなかった為、1つ目と3つ目の仮説の信憑性は低いと考えられています。SCP-2936-JPの死体を解剖した結果、脳が大きく発達していることが確認されましたが、異常な器官は発見されなかった為、2つ目の仮説の信憑性も低いと考えられています。

上記の結果により、SCP-2936-JPは通常のプロセスを介し行動していると考えられますが、その方法は現在のところ判明していません。

補遺1: SCP-2936-JPを観察した結果、生後2日間までは全ての感覚が存在していました。また、SCP-2936-JPはこの2日間殆ど動きません。これらの結果から考えられることとして、生後2日間の間で五感から、風、微振動等の情報を収集し、その情報から数十年後までの自然事象を予測していると考えられています。この予測は生物の脳にまで達し、ニューロンやシナプス結合から他の生物の行動を予測することを可能にしていると考えられています。

補遺2: 20██年█月頃から、SCP-2936-JPの全個体において食欲の低下、繁殖意欲の低下等の、生存意欲の低下が見られました。例年と比べて温度や湿度に変化はなく、生息場所の変化による影響ではありません。財団が出した仮説として、これらの現象はSCP-2936-JPが予測した事象に起因しているものと考えられています。

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