SCP-XXXX-JP 「才能」
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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Keter Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPの完全な収容は現段階では不可能です。現在財団は、出生した人間に対する異常性検査を可能な限り行い、得られたデータを専用のコンピュータにて保存、整理しています。そのためSCP-XXXX-JPの収容は、異常性検査の範囲拡大や技術の発展に伴い進展します。
説明: SCP-XXXX-JPは、財団規定の異常性を保有する人物が出生する確率的事象です。
以下は過去███年間のデータを元に作成された異常性別のSCP-XXXX-JPの推定確率です。異常性名 | 発生確率/うち収容必要1確率 |
---|---|
現在改変能力 | 10億分の1/10分の1 |
過去改変能力 | 20億分の1/10分の1 |
記憶固着性2 | 10万分の1/1000万分の1 |
記憶剥離性3 | 500万分の1/不明4 |
精神影響性 | 1億分の1/10分の1 |
異常再生能力 | 100万分の1/1万分の1 |
異常発達A群5 | 10万分の1/1000分の1 |
異常発達B群6 | 100万分の1/100分の1 |
これらが重複したケースは█件確認しています。
追記: 科学技術の進歩によってSCP-XXXX-JPの収容がより確実になったことから、オブジェクトクラスはKererからEuclidへ格下げされました。また、対応困難なSCP-XXXX-JP発生時のプロトコルの策定に関しては現在審議中です。
例えば強力な現在改変能力と強力な精神影響性を保有する人が生まれる確率は、1垓分の1だ。現在財団は総出生数の5分の4まで検査可能だという。今まで生まれてきた人の数は約1000億人らしい。
いちいち天文学的な確率に目を向けて、収容のための人員や予算を割り当てるべきだろうか? - 鈴木博士