親子とは 決戦

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親子とは終末の続きとなります。







この地球で起こった、『財団』による最終決戦。
その戦争に私は関わっていない。
だから大部分は、後から聞いた話である。
加えて言えば、そこに推測を付け、『大体こんなことがあった』と想像することしか私はできない。
その戦争は、深夜に人知れず始まり、夜明けと同時に終幕した。

「よっーと」

空虚な夜空に、1人の女性が現れる。
神の『改変』により瞬間移動ができる、財団で私の先輩だ。
優麗な黒髪と白衣をはためかせ、宙に忽然と現れた。
握りしめた名刀ー長曾根虎徹を担ぎながら、重力を無視して自由落下する。
落ち着いた態度で、ゆっくりと降下していく。

「おっと、っと、っと」

両手を広げてバランスをとると、慌てた様子もなく落ちていく。
そして、額に手を当て、遠くを眺めた。

「おほー、やってるな」

先輩の目の前に広がる景色は、広大な海だ。
太平洋である。
波飛沫をあげ、荒れ狂う海は、夜空を吸い込み程に純黒だ。
空は曇天に覆われ、月光を星をも隠し、暗黒な支配となった。
そして今、その海で戦争が起こっているのだ。
海には、無数の軍艦やら空母やらが並び、そこから戦闘機が飛び、無数の銃弾や爆弾を放っている。
その度に、大地は揺れ、空気が凍てつく。
すべての軍艦は不規則であり、陣形もない、造られた国もばらばらだ。
しかし、この軍艦の群れはSCP財団が最後の一心を賭けて揃えたものだろう。
軍事力という軍事力が集まった、まさに兵器のバーゲンセール。
次々と噴出する殺戮の火は、絶やすことなく煌めき、まるで星のようだ。
それらは水平線の彼方に座する目標に向かって攻撃を続ける。
それらが銃火を向ける対象は、視認できない。
だが、いる、この戦地に。

「おー、すげぇ、映画でみるより迫力あるな」

ある1つの軍艦の舳先に着地する。
並んだ砲台の1つをゆっくり踏みしめ、砲塔に跨がる。

「ん~、やっぱすげぇな。ハリウッドよりいいぜこりゃぁ」

酔いが冷めてないのか、自暴自棄になっているのか、その態度は軽佻だ。
残り少ない煙草を点火し、紫煙を吐き出す。
砲塔に妖艶らしい姿勢で座り、遠くをみる。
数多の銃弾や爆弾が水柱をあげ、水飛沫が僅かな光を反射する。
煙草の紫煙と軍艦の黒煙、硝煙が辺りを充満させて、視界は悪い。
けど、先輩は認識した。
数々の財団の兵器が一斉攻撃を仕掛けている、その者を。
そして、先輩は不満げに舌打ちをする。

「ちっ、やっぱ無理か」

認識の中で、1人歩く者がいる。
裸足を海に触れ、深海に沈むことなくゆっくりと歩いている。
その身体には、幾何学的模様の他に鮮血が残っており、その眼には理性の光はない。
ただ、破壊し、殺戮し、無にきす。
今まさに世界を滅亡をしようとする災厄の『神』アベル
無数の弾幕を浴びせながらも、とくに気にせずにゆっくりと確実に海の上を歩いている。
何も感じていない。
否、ただ1つの目的に固執しているようにもみえる。
アベルの顔面に砲弾が当たるも、それを片手で受け止め、潰した。
砲弾の破片が、アベルの足元に落ちて、海に沈む。
その間にも、アベルの上空を飛翔する戦闘機が慈悲のないように機関銃を連射する。
しかし、数千発の勢いで放つ殺意の弾丸は、アベルを避けるように外れ、または直撃しても砕かれるか弾き返される。
弾き返された砲弾は、多数の軍艦の装甲を貫き撃沈させる。
終末の黙示録そのものー
鎧袖一触だ。
財団の最高軍事力の結晶を、いとも簡単に打ち砕く破壊の権化。

「まぁ、そうなるわな。かといって私があそこに参戦したら意味ないしな。逆にあいつに殺されるわな」

むしろ、こちらの戦力を減らすことになる。

「だから、こんな迂遠な方法をとるしかなかった。財団のお偉いさんに頼んで、今ある財団が保有する最高軍事力をあいつに攻撃させる。関係ないやつを参加させるわけにもいかないしな」

撃沈された軍艦に人は乗っていない。少なくとも人的な被害は。
先輩は複雑な感情を顕にする。

「古代より、人の歴史は人類がつくりだした兵器とともに進化していった、人類が長い時間をかけてつくった近代兵器」

人の歴史は殺し合いの歴史。
国と国が互いに、血まみれになりながら殺し合い続けた、共食いとも言える歴史。
その技術は、軍事は、兵器は強大なものだ。
だけど、次元が違いすぎる。
押し留めることも叶わず、ただ轟音を響かせるだけ。
その刹那、破壊の権化を囲んだ軍艦が木っ端微塵に破壊される。
生じた爆風が戦闘機を破裂させ、撃沈する。
炎にまかれた戦闘機が次々と舞い落ちる。
流星のごとく。
火球が雨のように降り注ぐ中で、アベルは沈黙した状態からまた歩みだす。
海上には未だ消えぬ炎が渦巻き、夜空を照らす。
アベルの遥か彼方の正面に、日本列島がある。

「怪獣かよ、あいつは。巴がみたら興奮するかもな、あいつこういうの好きだし」

先輩はどこか感心したように、混沌と化した戦地を眺める。
圧倒的絶望の中で、不敵に笑いながら。

「けど、ここまでは作戦通りかな。アベルが邪魔な軍艦を蹴散らすために少しでも時間を費やせば、万々歳ってとこかな」

先輩は背を震わせた。

「さてと、そろそろ私も参戦しようかね」

腕捲りをして、いざ戦場にいこうとした、その時だ。

「ん?」

先輩は、目を丸くした。
そして、戸惑う。
先ほどまでいたアベルの姿が、いないのだ。
ずっとみていたのに。
まさか、銃弾に当たって水没した、とも考えにくい。

「おい」

不意に、先輩の背後で声がかけられた。
轟音の中でも、ハッキリと聞こえた。

「お前は誰だ?俺の邪魔をするのか?」

問いかけ。

「…..!?」

先輩は血の気を失い、振り向き際に名刀を横薙ぎに振るった。
刃は先輩の背後にいた何かの、肩に斬り込まれる。
身体は引き裂かれ、いや違う。
まるで動じずに、何かーアベルは、言葉を放つ。

「貴様も俺の邪魔をするのか?ならば、いまここで貴様の腹を引き裂いて殺してやる!」

姿勢を崩すことなく、先輩に向かって寄ってくる。
よくみれば、名刀の刃は折れていて、身体には、肉には食い込んでいなかった。
ほぼ無傷、アベルは邪魔な刀を押しのけ、にじり寄る。
先輩は後退りし、すぐさま臨戦態勢になる。
額に流れる汗をかきながら。

「まさか、瞬間移動ができるとはねぇ、迂闊だったぜ。本能的にできることかな」

余裕下な態度を崩さないで、破壊そのものと向き合う。

「こりゃあ、馬鹿にしてたら、すぐさまやられるな」

そう言いながら、折れた刀で再度斬る。
咄嗟に反応した時とは違い、今度は全力をこめて。
名刀ー長曾根虎徹、それをアベルは呆気なく指2本で受け止める。

強靭な指が刃にめり込み、ひび割る。

「くそっ、まったく太刀打ちできねえ。こういうなんだっけかな?」

「邪魔だ」

アベルは無視するように、咆哮した。
その瞳には、殺意のみが宿っている。
殺意に従うように、先輩に襲いかかった。
瞬間移動もしない、ただのパンチ。
ふつうなら、避ける。
けど、『先輩は待っていたぞ』とばかりに動かずに拳を迎えた。
両手を伸ばし、強靭な腕を捕縛する。
しかしながら、その捕縛がいつまで続くか分からない。
いつ、反撃がくるか時間の問題だ。

「ったく、損な役だよ」

そうぼやいて、先輩は一層アベルの腕を抱えこむ。
これが先輩の狙い。

「やっと、捕まえたぜ」

先輩は破壊の権化を抱えこんだ。

「さて、ここはちと狭いな」

周囲を見渡し、困惑したように。
2人の周囲は、未だ軍事攻撃が止まない。
炎はあがり、爆風と轟音が反響する。
雲は吹き飛べ、夜空に煌めく月空がみえる。
先輩は振り仰ぎで。
世界を、見据えたかのように。
眼を閉じて。

「お前に良いところに連れてってやるよ」

捕縛したアベルと共に、先輩の姿は消えた。
瞬間移動をして、戦地を変えたのだ。












虚無の空間に先輩の姿が出現する。
アベルを己を噛みつかせたまま、逃さない、とばかりに捕縛する。
無事に瞬間移動できたのを確認するように、辺りを見回した。
アベルは先輩に動きを封じられ、突然のことに驚いていた。
災害そのもののようなアベルを抱えたまま、先輩は吐息を漏らす。
彼女らの周りは、暗黒に満たされている。否、微かに無数の光点が見える。
遠く離れた、星たちだ。
天の光はすべて星、先輩たちは宇宙空間に、瞬間移動したのだ。
恒星が放つ、輝かしい光の中。
先輩たちだけが異質に、存在しているようだ。
しばらく、先輩は宇宙という環境に馴染むよう、深呼吸をしていた。
そして、戦意を充填させる。
あの戦場が嘘のように、静まりかえっている。
先輩は、自分自身の周りに生じさせた空気を集めるように、口をぱくぱくさせた。

「さすが、財団はすごいな。私らの周りにだけ最低限の生活環境を創るなんてよ。いったいどういう種を使ったんだ。まぁ、いい。どうだここの環境はよ、アベルさん?」

悠然とアベルに向かい語る。

「宇宙空間は地上に影響を与えづらい。ここでならひと暴れしてもここの地球には傷はあたえしずらい」

「….」

「お前は確かに強い、あらゆる神話に登場する神々の頂点『最高神』のようだよ。けどな、それは地球であり、地上で語られた神話。遠く離れた宇宙では、お前はどれほど強いのかね?」

それが先輩の作戦であり、役目の1つ。
先輩は油断のない表情を変えず、勢いよくアベルを突き飛ばした。
それを、アベルは身体を回転しながら、後退する。
先輩も1回転したかけど、すぐさま姿勢を保ち、地上に足をつけるように、確固として立つ。
真似するかのように、アベルもある程度、行きすぎてから静止する。
僅かな空気が、髪や衣服を揺らす。
『人間』と『神』が対峙する。

「まったく、すげぇやつだよ」

僅かな交戦で、先輩はすでに満身創痍だ。
しかし、アベルは腕を何回か回旋している。
その表情に、危機感も焦燥も感じない。
虫が集り目障りだ、そんな風に感じてるかもしれない。
この空間に上下左右もない。
他の星の引力も、さほど影響していない。
虚空の中で、アベルは初めて先輩に問う。

「ここは、どこだ?何故こんなことをする?貴様は死にたいのか?」

破壊の権化は、徐々に怒りを顕にする。

「貴様は俺の邪魔をするわけなんだな!そうだろ!邪魔をするな!散れ、そして死ね!」

災厄の神は獣のように咆哮し、先輩を鋭く睨む。
それを先輩は、狼狽ぶりを面白そうに眺めた。
ポケットに片手をつっこみ、折れた刀を担いで佇む。
口には最後の煙草をくわえ、紫煙を膨らませる。

「簡単に死ねるわけにはいかないんだよ、私は」

ゆっくりとアベルに語りかける、物わかりの悪い子供にそうするように。

「とはいえ、お前をこのまま野放しにいくわけにもいかないんだよな。ここで少しは弱体化してくるよな?宇宙空間という舞台でどう動いたらいいか、分からないだろ?アベルさんよ」

挑発的に、先輩は顎をしゃくってアベルを睨んだ。

「あらゆる知識、経験、技術をすべて総動員して、お前を翻弄する、教えてやる、人間はそんなに甘くはないってことをな」

「貴様なんかに、俺をどうにかできると思っているのか!」

アベルは論理的ではない反発をして、歯軋りをした。
飢えが満たされない獣そのもの。

「人間が、お前が抵抗するのか?意味なんてないんだよ」

完全に見下している。
実際、2人に力の差がある。
しかし、誇り高い立ち姿で、先輩は時間稼ぎをする。

「窮鼠猫を噛むんだよ、こんな言葉を知らねぇか?神話も童話も言葉も、古くから語り継がれてきたんだ、それなりの真理が含まれているんだ。お前はそんなことも知らなくて、尚且つ殺戮だけに特化したお前は怖くもなんともねぇ。自然界だと生きていけない。そういうことだよ、アベルさんよ」

煙草を吐き出して、手を胸元に添える。
己の心臓の鼓動を感じている、生きていることを確かめているように。

「人間は屑のように馬鹿にしてんじゃねぇよ、私はこちとら生きているんだ。黙って殺されるやつはいねぇよ。この命が尽きるまで懸命に抗ってやるよ。噛みついて、引っ掻いて、暴れる。お前は殺意の飢えに乾いて死ぬんだよ」

「糞が….」

苛々と身を揺する。

「糞が、糞が、糞が、糞が!!」

執拗に繰り返す、その言葉に先輩は嘲笑った。

「へっ、知るかよ。このまま私と一緒に付き合え!」

吐き捨てると、折れた刀をアベルに向ける。
その全身で、身体の内側にある力を膨張する。
何もせずに逃げるのは、いちばんの策。
けど、それだと、アベルは先輩を無視して地球に向かうかもしれない。
けど、それを看破するつもりは、先輩は毛頭もない。

「地球上だと危ないからできなかったことも、ここなら誰にも迷惑をかけないな、存分にできるな。先輩の良い所見せてやるよ!」

「くそがーーーーーーー!!」

正面から、アベルが先輩に向かって突貫してくる。
だが今度こそ、先輩は無抵抗じゃなかった。
優雅に白衣を舞わせて、アベルをかわした。
これも先輩の計算だろう。
戦略的に、先輩は最大火力の攻撃を仕掛ける。
先輩の掌から灼熱の火球が放たれる。
地獄の獄炎を具現化したかのように。

「私が神に頼んで『改変』させた能力は、瞬間移動だけじゃない。神話そのもの、正確に言えば世界最初の拝火宗教・契約宗教である、ゾロアスター神話の能力を使えるようにさせてもらった。契約宗教はその契約に従わないものは如何なるものだろうと焼きつくすが、契約に従うものは恩恵を与える。人は生贄を捧げ、代償を払い、契約を遵守する。私がそうしてる間は神話の力を最大限発揮できるわけ」

律儀に自分の立ち位置を示し、宣言する。

「喰らいやがれ、災厄よ。これが聖なる火だ!」

アベルの怒号と共に、紅蓮の焔はさらに加熱する。
恒星のように赤色した火球が、この宇宙を照らし、焦がす。

「この…..糞が….ーーー….!」

燃え広がる炎の中、アベルの呪怨とも言える怒号がこの空間を震えさせる。
いつも優しい先輩が、鬼と化して戦う。
その表情はおぞましく、憤怒の形相だ。

「….『人』を舐めるなよ」

煙草を口にくわえて、先輩は言い放った。
これが神話。
これが人類が崇拝する1つの宗教、拝火教。
駄目押しするかのように、先輩は何度も、何度も火球を放つ。
光を失わせないために….。






夜明けはまだ。
丑三つ時が近いこの時間に、雲雀さん達がいた。
優雅な黒髪が揺れ、それを手で押さえている。
ふと夜空を見上げた、過去の思い出を反芻するように。

「いろいろあったなぁ」

胸元に手を添え、思い出を抱きしめるように。

「私が産まれ、育ち、大事な仲間と出会えたことに感謝します」

黒いスーツ姿で、誇らしげに顔をあげる。
そして誰にともなく宣言した。

「私、雲雀はこの世界に産まれたことに感謝を致します。最後のお勤めを果たします」

「終わりましたか、雲雀さん」

名残惜しそうにしている雲雀さんを、お兄ちゃんが優しい声で言った。
その後ろには、お母さんや彦名さん、先輩の兄に当たる狭霧さんがいた。
黒々とした夜空に、一筋の煌めきがあった。
雲雀さんを含めた全員が覚悟をこめ、光点を見据える。

「流れ星…ではありませんね、とうてい願いを叶えてくれはしないでしょう」

狭霧さんが言うように、流れ星ではないものは、徐々に光を強め、大きくなっている。
大地を抉るような衝撃が、地球を震撼させる。
木々はひび割れ、横倒しになる。
暴風が吹き荒れ、建物の硝子が粉々になる。
破滅的余波が、次第に大きくなってくる。

「さすがの███さんも、あれを完全に止めることは出来なかったそうですね」

儚げに呟くと、雲雀さん達は臨戦態勢になる。
近付いてくる災厄を解析する。

SCP-076、アベル。旧約聖書ではアダムとイブの息子であり、人類で最初の殺人の加害者であり被害者。そして今では、私たちの敵、とうとう遅いご到着のようです。███さんは役目を果たしました。頑張って戦い、ここまで時間を稼いでくれた。今度は私たちの番です」

彦名さんと手を握りあって。
雲雀さん達は決戦に挑む。

「財団の一人として、恥のない働きを見せましょう。これが最後の仕事です。果たしましょう。命をかけてでも」

「分かってるよ」

彦名さんは頷き、決然と顔をあげる。
そして、迫りくる火球を睨む。

「アベルは、███さんが『改変』によって得た能力で焼かれながら落ちてきている。アベルはかなり怒っている。███さんによほど痛めつけられたそう。ここに着いたら手当たり次第、何もかも破壊するかもしれない」

でもそれは計算の内、と雲雀さんは呟く。
そして笑った、余裕げに。
その双眸には、希望と勇気が感じられる。

「さぁ、来なさい。大事な人の未来を壊す災厄の化身よ。終末よ。あの人の未来は私が守ります。指一本だって触れさせません」

そう宣言すると、一歩踏み出す。
すでにアベルらしき巨大な火球は、空を覆い尽くすほどの大きさだ。
大部分は聖火の余熱、残り火だろう。
その中心に、災厄の化身はいる。

「さぁ、いきますよ。彦名さん」

雲雀さんが囁き、彦名さんが頷く。
先輩が愛した偉大な家族は、終末に挑む。
直後、アベルがついに地表に到達し、2人の間近に直撃した。
隕石のように、ついにアベルは私たちの世界を破壊するために舞い降りてきた。









親子とは明日に続きます

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