RTa_technology-63--e508

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Pending

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは現在サイト-8192の10m×10m×10mの部屋に収容されています。SCP-XXXX-JPは常に監視カメラで2人の職員によって監視されます。SCP-XXXX-JPに変化が確認された場合はSCP-XXXX-JP収容チームに連絡され、形態によってはその形態専用の特別収容プロトコルが追加されます。

説明: SCP-XXXX-JPは不確定の外見を伴ったオブジェクトです。SCP-XXXX-JPの外見は時間経過によって変化することが判明しています。各形態を保っている時間は最大で21日、最小で15時間です。

以下は今までに観察されたSCP-XXXX-JPの形態の一例です。

形態番号 形態内容 形態確認日
1 綿を食べる熊のぬいぐるみ 2020/08/01~2020/08/03
2 青色に発光するグランドピアノ 2020/08/04
16 浮遊しながらガムボールを高速発射するガムボールマシン 2020/09/07~2020/09/09
55 異常性の無いニシハイイロペリカン(Pelecanus crispus)(生物へと変化した初の事例) 2020/11/25~2020/11/26
106 視認者によって外見が変化する物体。 2021/02/14~2021/02/15

尚、現在までにSCP-XXXX-JPの形態が変化する瞬間を目撃した人物は確認されていません。

SCP-XXXX-JPは2020/08/01に、エージェント・鱈井が休暇で東京都八王子市へ行った際に発見しました。当初は形態1の状態で、Anomalousオブジェクトとして登録される予定でしたが、翌日に収容ロッカーを破壊した所を斉木博士が発見、SCPオブジェクト指定がされました。

以下は実験記録です。

実験記録XXXX-JP-1

日付: 2020/09/03
提案者: 四津研究員
被験者: D-8069、D-8070、D-8071
SCP-XXXX-JPの形態: 異常性の無い高さ2mの埴輪
実施方法: SCP-XXXX-JPをD-8069、D-8070、D-8071に監視させる。
結果: 実験開始から256分後、予期しない停電の発生によって全被験者がSCP-XXXX-JPから視線をそらし、その間にSCP-XXXX-JPは日本語以外の筆記を不可能とするシャープペンシルに変化しました。以後、同様の実験が複数回行われましたが、観測に失敗しています。

実験記録XXXX-JP-6

日付: 2020/10/10
提案者: 四津研究員
被験者: D-8125
SCP-XXXX-JPの形態: 周囲の人物に連動して動く針金50m分
実施方法: D-8125をSCP-XXXX-JPに常に接触させた状態にする。尚、監視カメラによりD-8125は常に監視される。
結果: 実験開始から34時間後に地震が発生し、収容室が一部破損、D-8125を発見した際にはSCP-XXXX-JPはD-8125から離れ、常に発光しているスーツケースに変化していました。以降、同様の実験が複数回行われましたが、観測に失敗しています。

実験記録XXXX-JP-24

日付: 2020/11/26
提案者: 斉木博士
被験者: D-8125
SCP-XXXX-JPの形態: 異常性の無い電卓
実施方法: SCP-XXXX-JPに2.0Hm出力のスクラントン現実錨を付近に設置する。
結果: 設置から31分後、SCP-XXXX-JPは角がセイヨウリンゴ(Malus domestica)に置換されたヘラジカ(Alces alces)に変化した。

補遺: 2021/03/21、サイト-8192の全てのカント計数機の故障(数ヶ月放置されていたと推測、放置の原因は不明。)が確認されたため、修理を行った結果、SCP-XXXX-JP付近の計数機が再度故障しました。故障しなかったカント計数機も表示可能な数値の上限を記録しており、信憑性は不確かです。

斉木博士の覚書

SCP-XXXX-JPは高いヒューム値による現実改変を用いて自身を変形させていたと考えられます。もしもそうであれば、高出力のスクラントン現実錨による収容の望みがほとんど無いことも考え、他の異常物品が異常性の影響を受けないようにSCP-XXXX-JPを専用の施設に移すべきだと思います。
サイト-8192の全カント計数機の故障も何か関係があるかもしれません。そちらの調査も急がれます。






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