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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはクロムモリブデン鋼製の箱を被せ、2m×2m×2mの窓のない部屋に収容されます。
説明: SCP-XXX-JPは高さ16㎝の一輪の薔薇です。薔薇に結んであるネームタグには「Is it love? 」と書かれています。SCP-XXX-JPが枯れることはありません。SCP-XXX-JPを見て美しいと感じると血を抜かれ、SCP-XXX-JPはその血を養分にして花の数や葉の数を増やします。抜かれる血の量は対象のSCP-XXX-JPへの情愛の強さにより違います。また、SCP-XXX-JPは声帯が確認されていないにも関わらず日本語を含む7つの言語を話すことができます。下は、SCP-XXX-JPのインタビュー記録です。
対象: SCP-XXX-JP
インタビュアー: ███博士
<録音開始>
███博士: では、インタビューを始めます。あなたの名前を教えてください。
SCP-XXX-JP: 特に決まった名前はありませんわ。あなた達はもう私に名前を付けているのでしょう?わたくし、その変な名前はあまり気に入っていませんの。
███博士: あなたを見た一定数の人間の血は抜かれました。そのことについては?
SCP-XXX-JP: わたくしを美しいと思ってくださる方がいるなら、わたくしはもっと美しくならなければなりません。そのために少し、手伝ってもらっているのです。それに、彼らの生はわたくしより短い。だから、血を取り込むことで彼らの記憶やわたくしとの時間を永遠にするのです。愛は永遠に果てることはないのです。それはいつの時代もそうでしたわ。
<録音終了>