罪の十字架(仮題/タイトル案募集中)【1/19改稿】」
評価: 0+x
blank.png

ログは作る予定ですが、まだ手をつけていません
オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 現在SCP-3015-JPは2つに分けて収容されており、十字架、聖釘はサイト-65の地下にある5m×5m×3mの炭素繊維製の部屋の中に収容されています。SCP-3015-JP-1、SCP-3015-JP-2はサイト-65内の迎撃用施設「ゴルゴダの丘」内で収容されています。ゴルゴダの丘内では、スクラントン現実錨が配置されSCP-3015-JP-1脱出の際に起動されます。

サイト-65内ではスクランブル・デバイスを装備した機動部隊え-6("ロンギヌスの槍")を常時配備し、SCP-3015-JP-1脱出に備えてください。

SCP-3015-JP-1との戦闘に参加した機動部隊員、聖歌隊「マリアの加護」にはインタビューの後、クラスB経口記憶処理剤を使用してください。

現在SCP-3015-JPに関する実験は行われていません。

説明: SCP-3015-JPは十字架に磔にされた生物とそれに打ち付けられた釘、磔にされた生物の入った棺の総称です。SCP-3015-JPは聖釘による刺突以外の耐性を有しており、これを破壊することは不可能とされています。

SCP-3015-JP-1は十字架に磔にされた生物の事を対象とします。
現在のSCP-3015-JP-1は非常に強力な現実改変能力者です。
現在のSCP-3015-JP-1の能力は以下の通りです。

・自身の周りに半径100mほどのヒュームフィールドを発生させることによるテレパシーの使用。(SCP-3015-JP-1は意識覚醒の後瞬時にヒュームフィールドを発生させる。)
・SCP-3015-JP-1は自身を視認した生物(以下、対象)に対し、SCP-3015-JP-1を崇拝し、SCP-3015-JP-1を神と認識させる精神干渉を行う。被影響下の対象はSCP-3015-JP-1と同様のミーム汚染能力を有するため、影響は連鎖的に拡大する。

SCP-3015-JPに備わった金属製の釘(以後、聖釘とする)は3本存在し、3本全て使用して生物を十字架に磔にした際に異常性が発現します。一般的な釘を用いて生物を磔にしても、異常性は発現しません。現在財団は3本すべてをSCP-3015-JP-1封じ込めのために使用しています。

聖釘を3本使用しSCP-3015-JP-1を磔にすると、SCP-3015-JP-1は棺(以後SCP-3015-JP-2とする)の内部に瞬間的に移動します。SCP-3015-JP-2は外部からの解放の方法がなく、内部からのみ解放が可能な作りになっています。SCP-3015-JP-2を外部から解放することは不可能です。SCP-3015-JP-1は例外なく速やかに非活性化し、生命活動を停止します。この時、SCP-3015-JP-1がもたらしたミーム汚染は消滅します。更に、SCP-3015-JP-1は極度に寿命の進みが遅くなり、聖釘による刺突以外の耐性を取得し、半永久的に生きることが可能になります。このときのSCP-3015-JP-1の生命活動を停止させることは不可能とされています。

聖釘をどれか一本抜くと、その異常性は喪失します。その場合、SCP-3015-JP-1の生命活動は再開、意識が戻りSCP-3015-JP-2内部で覚醒しSCP-3015-JP-1は不活性化前の状態に戻ります。

SCP-3015-JPに磔にされたSCP-3015-JP-1は今まで犯してきた罪の重さによって磔にされる時間が決定され、SCP-3015-JPよって宣告されます。これは磔にされた際にSCP-3015-JPより、「SCP-3015-JP-1(生物の名前¹) 禁錮 〇〇年」と聞こえます。(これ以外の罪の宣告は現在確認されていません。)しかし、SCP-3015-JPに発声可能な部位は存在しないこと、音声として録音できなかったことからテレパシーの一種ではないかという説が財団内部では主流です。
SCP-3015-JPによって宣告された時間によって聖釘による刺突痕が再生する時間が決定します。宣告された時間が経ち、聖釘による刺突痕が再生しきったとき、聖釘は抜けます。現在これを阻止しようとした試みは全て失敗に終わっています。聖釘が抜けるとSCP-3015-JP-1はSCP-3015-JP-2内部で覚醒します。

各種調査の結果、SCP-3015-JPは安定した状態にあり、聖釘を抜かない限り再び動き出すことはないと考えられています。

現在、SCP-3015-JPに関する実験はO5評議会によって禁止されています。

発見経緯: SCP-3015-JPはイスラエル特設サイト-001により傷つかない十字架とそれに刺さった3本の釘として発見され(当時SCP-3015-JP-1、SCP-3015-JP-4は発見されていない)、SCP-3015-JPに登録されました。

¹人間ならばファーストネームが呼ばれ、ヒト以外の生物ならば種名が呼ばれます。

付与予定タグ: ここに付与する予定のタグ

特に明記しない限り、このページのコンテンツは次のライセンスの下にあります: Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License